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ブックマーク / techon.nikkeibp.co.jp (56)

  • ヴェネツィアが没落した原因から,中国モノマネ商品を見る - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    ブログで私は「『安物』を見下すな」「高品質,高付加価値と聞く度,私は失望する」と書いた。主張に新規性を持たせようと努めたつもりだったが,何のことはない,28年も前に質をバッチリと力まずに,政治学者の高坂正堯氏が著していた。高坂氏のすごさを改めて実感したので,概要を紹介したい。加えて中国市場で跋扈する模倣品に対して,技術者や経営者が持った方が良そうな見方も示したい。 私は先日,高坂氏の著書「文明が衰亡するとき」を10年ぶりに読み返してみた。その中で,すっかり忘れていたこともあって興味深かったのが,通商国家ヴェネツィアが衰退した原因を説明した下りである。ヴェネツィアが地中海の海運で栄えたことはよく知られているが,製造業も強かった。高坂氏によれば,ヴェネツィアの没落を決定付けたのは,製造業における国際競争力の低下である。ヴェネツィアは上質な毛織物を市場に供給していたが,当時の新参だったイギリ

  • 伝説なきレジェンド、好調GMに笑い飛ばされた頃 - 日経Automotive Technology - Tech-On!

    「Legend has no legend」。デトロイトまで来てオヤジギャグを聞かされるとは思わなかった。1986年だったから、23年も前のことだ。米ゼネラル・モーターズ(GM)で「キャデラック」の開発を担当するチーフエンジニアのWarren D. Hirschfield氏に、ホンダが対米輸出を始めた「レジェンド」をどう見るか聞いた時の答えである。レジェンドなど敵と思ってもいなかったのだろう。 GMの高級ブランドである「キャデラック」には伝説も伝統もある。創業は明治時代だし、今の大統領専用車もキャデラックだ。セルモーター、全シンクロの変速機、ダブルウィッシュボーンの前輪懸架、パワーステアリング、空調…、全部キャデラックから始まった。FF(前輪駆動)の高級車という分野自体、事実上キャデラックが作った。“ドイツ車至上”の日にいると分かりにくいが、米国では磐石のブランドである。 正直、レジェン

    yosh0419
    yosh0419 2009/06/03
    GMの過去のエピソードの話からいつの間にか韓国ヒュンダイの話に変わっていた.何を言っているか分か(ry
  • 三角錐の体積が計算できない技術系新入社員---深刻な若手の学力低下 - 日経ものづくり - Tech-On!

    絶句した。ある大手メーカーに人材育成に関して取材していた時のことだ(誌2009年5月号特集「今なら間に合う人づくり」。)。最近の技術系新入社員の基礎学力の低下に関する話題の中で,「半数が三角錐の体積を計算できない」と聞いたからである。それだけではない。家庭の商用電源のおおよその電圧を尋ねる問題が解けない技術系新入社員も十数%いたという。驚くのはまだ早い。この電圧の問題はいわゆる「サービス問題」で,「○mV」や「△万V」といった選択肢が用意されている問題だったのである。いや,驚くのはまだまだ早い。この大手メーカーは,大学院修士課程修了者(修士卒)が技術系新入社員の8割を占める人気企業だったからである。 若手社員の学力について考えるとき,気をつけねばならないのは,単に感覚的に「最近の若手はダメだ」と決めつけてかかることだ。取材において,我々はこの点に注意した。定量的な根拠を示したかったからだ

    yosh0419
    yosh0419 2009/06/01
    体積の導出を積分計算など筆記による過程説明込みで求めるのなら良問ではと思った.記事の本旨はどうでもいいや
  • 「まいど1号」の憂鬱 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    正直,あまり気の進まない出張でした。東大阪の中小企業が作った人工衛星として名高い「まいど1号(SOHLA-1)」を取材するための大阪出張です。日経エレクトロニクス2009年5月18日号では,「1社に1台,人工衛星」と題して100kg以下の超小型衛星がエレクトロニクス業界に与えるインパクトについて特集しました。まいど1号は日の超小型衛星の中でも特に有名な衛星です。私自身,以前に書いたNEブログ「日の小型衛星ブームは物か」で取り上げました。この特集で,まいど1号を外すわけにはいきません。 何しろ,中小企業が力を合わせて作り上げた衛星です。マスコミも「中小企業の希望の星」「ものづくり日の底力」といったトーンで報道しています。普通なら取材の前に憂になる理由はありません。でも,どうも話が違うようなのです。 今回の人工衛星特集では,30件程度の取材を行いました。取材の中で,まいど1号の名前が

  • 消費者庁創設に伴う懸念 - 日経ものづくり - Tech-On!

    消費者庁設置関連法案が衆院会議において全会一致で可決,参院に送付された。早ければ2009年秋にも消費者庁が創設されるという。“窓口”の一化は消費者にとって望ましいことだが,心配がないわけではない。筆者が最も懸念しているのは,消費者の“無関心”が進むことである。 「安全」への関心が高まっている。「安全な製品だけが欲しい」「安全な品だけを口にしたい」――。消費者としては“当たり前”の欲求だろう。それでは,安全な製品とは何か。実はここのところが,よく分かっていないのではないか。自分でもよく分かっていないものを要求するという状況は,一歩引いてみると奇妙に思える。 もちろん「燃えない」とか「有害な(これも定義があいまいだが…)物質が使われていない」とか,ネガティブリストの形で要件を挙げていくことは可能である。だが,当に重要なのは「どこまでなら許容できるか」ということなのだ。安全を定義していく

    yosh0419
    yosh0419 2009/04/28
    読者コメントの方も読んでおきたい
  • 日本海軍の電波兵器と半導体,電気自動車,LED照明の開発体制 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    第二次世界大戦当時,日海軍は電探(レーダー)の開発を重点課題として掲げていましたが,研究開発の現場はかなり混乱していたそうです。「陸上対空見張用」「陸上対空射撃用」「艦船対水上見張及射撃用」「航空機用」というように,製作したレーダーの種類は揃っていたのですが,故障が多く実戦で使えない,所要電力が大きすぎ飛行機に搭載しにくい,といった問題がありました。 その原因として,当時,研究開発に携わっていたある技術者は次の三つを挙げています。(1)研究や設計に当たる者が最初に十分に考えず,当は避けられる問題を実地で“発見”してから対策を考えたので,開発に時間がかかった。(2)研究者間の協力が不足していたため,技術をバランスよく組み合わせられなかった。(3)研究に対する要求を出す者や指導者が,目前の戦局に左右されて定見なき各種の要求を出すことで技術者を惑わした(新川浩,「敗れ去った日海軍の電波兵器

  • がんばる人が報われた方がいい - 日経ものづくり - Tech-On!

    2009年1月号で,猛烈な逆風に襲われている自動車部品メーカーの現実を取材しました。詳しくは誌(pp.31−35)をご覧いただきたいのですが,取材に協力してくださった部品メーカーの経営者がこんなふうに言っていたのが印象的でした。「政府が『景気対策』とか言ってやっていることは,どれも使えない。今までがんばってきたメーカーをないがしろにしている内容だからだ」。それはつまり,こういうことのようでした。 そのメーカーはここ数年,新天地に工場を新設したり,他社と合併したりして,事業規模を拡大させてきました。2008年9月までは生産ラインをフル稼働させる忙しさ。ところが,10月になって急激に売り上げが減少。11月にも減産を余儀なくされたことから,これまで地道に育て上げてきた非正規雇用の従業員を契約満了とともに削減,役員の給与もカットするなどして経費をギリギリまで削減し,12月はかろうじて単月ベースの

  • 「B-CAS」の終わりとハードボイルド・ワンダーランド - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    前回に続いて今回もまた,総務省の情報通信審議会の下部組織「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会(デジコン委)」で議論されている「B-CAS見直し」の話を書こうと思います。当は先週末の「Perfumeの武道館公演」が,いかに素晴らしかったかを書きたかったんですけど,私ごとき素人が渋谷陽一氏のような業界の重鎮に対抗するのは無謀,と我に返ったので自重しておきます。 さて,そのデジコン委なのですが今週の木曜日,11月13日に次回会合が開かれる予定です。この委員会は基的に,B-CAS見直しとコンテンツ流通促進を交互に議論しており,次回はB-CAS見直しの順番です。メーカーと放送事業者の委員を集めた「技術検討ワーキング・グループ(WG)」の検討結果がおそらく公表されるのではないかと予想しています。 技術検討WGが今検討しているのは,地デジ放送向けに現行のB-CAS方式を改良する案で

  • 「中度人材」の危うさ - 日経ものづくり - Tech-On!

    経済団体連合会(経団連)が先日,「人口減少に対応した経済社会のあり方」(PDFファイル)という政策提言を発表した。この提言では,人口減少への対応策として移民の検討を政府に求めている。その対象として挙げられた「中度人材」という言葉に,筆者は危うさを感じた。 提言の要旨は,以下の通りである。今後,日の人口は減る。単に人口が減るだけでなく,働き手も少なくなる。高齢化も著しい。従って「経済成長」「財政・年金」「(医療や教育,治安・防災といった)社会インフラ」などの基盤が揺らいでいる。そこで,少子化対策を進めるとともに,海外からの人材を移民として積極的に受け入れることを検討すべきである――。(この論理にも筆者は言いたいことが幾つかあるのだが,別の機会にしたい。) 当然,どのような人材を移民として受け入れるかが争点となる。経団連はこれまで,受け入れ対象は「高度人材」とし,単純労働者の受け入れには

    yosh0419
    yosh0419 2008/10/28
    この記事に付けられている読者コメントも読み応えあり
  • EMCを電子機器のライフサイクル全体で考える - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    電磁雑音に関する取り組み,つまりEMC(electro-magnetic compatibility)について,電子機器メーカーの開発者に尋ねると,きちんと配慮できていないという悩みを語る方が少なくありません。以前この欄で書いた記事(EMCに見る開発現場の危うさ)に対しても,AV機器開発者の方から以下のようなご自身の経験談を寄せていただきました。 「コストやデザイン,生産性を優先するために,EMC対策はないがしろにされる」「窓のない薄暗いサイト内で黙々と評価対策し,対策を提案したらそんなこと無理だと設計者に一喝され,品質保証部門から何とかしろと言われて板挟みになってしまう技術者にとって,EMC対策は文字通り日の当たらない仕事に違いない」(読者のコメントを「Tech-On!Annex」より抜粋) 設計者がEMCを考慮し責任を持つ場合でも,EMCの問題は設計やレビューの段階では定性的で見過ごさ

  • クルマは車載モータの塊 - 日経Automotive Technology - Tech-On!

    クルマは車載モータの塊になりつつある━━。最近ではコンパクトカーで60個、上級車になると120個ものモータを搭載するまでになっています。車載モータの中でも、ハイブリッド車や電気自動車で用いる駆動用モータは発電機を含めても2個ですが、それ以外のモータの方がずっと多いということになります。 20年前のクルマであれば、手動でシートやウインドーの位置を動かすのが当たり前でした。しかし、今は軽自動車の汎用グレードでもウインドーはスイッチで昇降できます。一方のシートスライド機構についても、ダイハツ工業の「ムーヴコンテ」に見られるように、軽自動車にも入り始めています。 また、トヨタ自動車の新型「クラウン」は、エアコンの吹き出し口に、風の向きを左右に振るルーバを採用しました。吹き出し口には、モータでフィンを左右に振る機構がついており、乗員の快適性を高めます。「こんなところにまでモータが入っているのか」と思

    yosh0419
    yosh0419 2008/09/25
    どうしてTech-Onの記者コラムはこんな電波系ばかりなのだろう
  • 「B-CAS」がなくなると本当にうれしいか? - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会(デジコン委)」(情報通信審議会の下部組織)の今期の議論が始まったので,傍聴してきました(Tech-On!関連記事1)。 デジコン委の今期の重要なテーマの一つは「地デジの暗号化(スクランブル)放送の廃止」です。いわゆる「B-CAS方式」をやめようという議論をするわけです。 この議論は昨期から始まり,結論が出ないまま,今期に持ち越しになっています。今のところ,放送事業者や権利者,消費者団体系の委員がB-CAS方式の廃止に積極的な一方で,メーカー各社が難色を示している,という構図になっています(Tech-On!関連記事2)。委員会の空気を見る限り既に大勢は決しており,「B-CAS方式廃止は既定路線」のようにすら見えます。 ただ私は,ほんとうにそれでいいのかなぁと感じています。例によってちゃんと考えがまとまっている訳ではありませんが,ブログだ

  • なぜ,風力発電の導入は進まないのか - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    世界各地で,風力発電の導入が活発に進んでいます。地球温暖化の原因とされる温室効果ガスの排出量を減らそうと,風力発電のような再生可能エネルギーに対する関心は高まる一方です。欧州や米国,中国などでは,風力発電施設の建設ラッシュが続いています。 ところが国内では,その導入に急ブレーキがかかっています。2007年度の国内の新規稼働能力は,前年度の半分以下に落ち込みました。日政府は2010年度までに累計300万kWの施設を稼働させるという目標を掲げていますが,その達成が危ぶまれています。なぜ国内では,風力発電の導入がスムーズに進まないのでしょうか。 建設コストの増大,耐震基準の厳格化 日経エレクトロニクスは現在,「環境・エネルギーキャンペーン」と銘打ち,温室効果ガスの排出削減などに関連する技術やトピックを重点的に掲載しております。その一環として,7月28日号において「逆風吹き荒れる風力発電,電池は

  • JASRACを刺したのは誰か - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    いきなり下世話なタイトルで申し訳ありません。ちょうど1カ月前の4月23日,公正取引委員会(公取委)は独占禁止法違反の疑いで日音楽著作権協会(JASRAC)を立ち入り調査しました(Tech-On!の関連記事1,Tech-On!の関連記事2)。JASRACと放送事業者が結んでいる包括徴収契約は,放送事業者がどんな曲を何度かけても一定の割合の金額しか支払う必要がない「どんぶり勘定」であり,それが音楽著作権管理事業者の新規参入を妨げているというのです。 JASRACが音楽著作権管理事業の市場で独占的な立場にあることは誰でも知っています。そもそも2000年に著作権等管理事業法が成立するまでは,音楽著作権管理事業を行っているのはJASRACだけでした。2000年以前の100%独占から,他の事業者の新規参入で必然的に独占率は下がってきています。しかも,JASRACや各放送局は,今回,問題になった「どん

  • 「材料技術で勢いづく中国」《訂正あり》 - 日経マイクロデバイス - Tech-On!

    「勝てる気がしない」。こうつぶやくのは透明酸化物アモルファス半導体で10cm2/Vsとケタ違いの特性を実現し,世界中から注目を集めている東京工業大学教授の細野秀雄氏です。細野氏は「今後も材料が技術革新の中心的な存在になる」と断言しますが,その材料技術で「中国の勢いがすごい」(同氏)と危機感をあらわにします。 材料はこれまでさまざまな技術革新を起こし,既存の常識を覆してきました。過去にも固体レーザーのTiサファイア,LEDのGaN,高温超電導体のぺロブスカイト系酸化物など,枚挙にいとまがありません。半導体も微細化限界を超える中核としてhigh-K材料に期待が集まり,ディスプレイでも有機ELや電子ペーパーの進化のカギを握るのが材料です。 かつては材料技術というと日が世界でトップといえました。韓国Samsung Electronics Co., Ltd.も半導体や液晶パネルの事業規模で日

  • 「1kgの壁」を軽々越えたNECのLui - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    Windowsパソコンでは何かを大きく犠牲にしない限り,約1kgまでしか軽くできない――。現状の商品をいくつか思い浮かべていただければ,こうしたパソコン業界の定説に,うなずいていただけるかと思います。例外もありますが,それらは画面がとても小さかったり,演算能力が乏しかったりします。 これに対し,NECが2008年4月に発売した個人向けシンクライアント・システム「Lui」に向けた端末は,1kgの壁を軽々と越えて見せました。10.6型液晶を搭載するLui端末「RN700/1C」は約649g。無線LANを使いっ放しにして4.6時間電池が持ちます。 これが可能なのは,端末が「リモコン」だから。Luiではまずデスクトップ・パソコン(以下,母艦)に,そのディスプレイに表示する内容を圧縮・転送するPCIボードを内蔵します。端末の役割は,表示内容を受け取って再生することと,ユーザーの操作を母艦に伝えること

    yosh0419
    yosh0419 2008/05/09
  • ジュネーブで撮った写真でTata「nano」の裏側を見ると… - 日経Automotive Technology - Tech-On!

    ことし3月に開かれたジュネーブモーターショー。来はH記者の担当でしたが、軽量化特集の取材を兼ねて、私も取材しました。ここでもインドTata Motors社「nano」の人だかりは凄く、プレス向け発表会ではなかなかクルマに近寄れませんでした。 苦労しながらクルマに近寄り、パワートレーンのレイアウトを確認しようと思って撮った写真は既に紹介していますが(関連記事)、それを見直してみると新たな発見が…。実はnanoを裏から見た構造が、ブースのツルツルな白い床に映り込んでハッキリと見えるのです。そこで、想像を膨らませて、その下を分析してみました。 nanoはRR(後部エンジン・後輪駆動車)ですが、ラジエータがどこにあるのかという疑問が解決されていませんでした。この写真をじっくりと見れば、中央部に2の金属製パイプらしきものが前部に向けて通っているのがわかります。そう、これが前方にあるラジエータに向

    yosh0419
    yosh0419 2008/03/24
  • YouTube後のDRMとは - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    「YouTubeなどの動画共有サイトは今,著作権侵害の問題を抱えている。それで被害を受けている人もいる。一方でYouTubeを楽しんでいる膨大なユーザーがいる。すべてに『ノー』と言うんじゃなくて,未来を見据えて何をするべきか考えた方がいい」。 米Google Inc.と組んで,「YouTube」上に投稿された自社のコンテンツから収益を得る仕組みの運用を始めることを発表した角川グループホールディングス(Tech-On!の記事,日経エレクトロニクス誌の記事)。その取り組みの中心人物である角川デジックス 代表取締役社長の福田正氏は,このように話してくれました。「YouTube後」の世界を見据えて,単なるコピー制御ではない新しいDRM(digital rights management)の姿を模索する動きは既に始まっています。 以前のNEブログで筆者は「今の形態のDRM技術は,賞味期限切れが近いの

  • 燃料電池の開発に見る日本とドイツの違い - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    先週開かれた「第4回国際水素・燃料電池展」の基調講演で,米国,日ドイツの政府関係者が,各国の燃料電池開発支援策について講演した。三者三様と言えばそれまでだが,それぞれの国の立場や考え方の違いが見えて,ちょっと面白かった。 米エネルギー省のPaul Dickerson氏(Chief Operating Officer, Energy Efficiency and Renewable Energy)によれば,米国では1994年を境に原油の国内生産を輸入原油が上回るようになり,現在は輸入原油が全体の2/3まで増加しているという。エネルギー安全保障上きわめて好ましくない状態が続いているわけだ。 米国のCO2排出量を部門別に見ると,発電所の39%に続き,運輸部門が33%と大きな比率を占める。ちなみに日では運輸部門のCO2排出量は20%程度である。この運輸部門が米国の石油の67%を消費していると

  • 低価格車「nano」のコストと安全規制 - 日経Automotive Technology - Tech-On!

    インドTata Motors社が10万ルピー(約28万円)の低価格車「nano」を発表してから、約1カ月半がたちました。これまでに数社の部品メーカーが、nano向けに部品を納入するという発表しており、部品メーカーの協力体制も少しずつ明らかになってきました。 英Caparo社がボディ部品の供給を担当するほか、フランスSaint-Gobain Sekurit社がウインドー、インドBehr India社がエアコンをそれぞれ供給します。 10万ルピー(約28万円)という低価格で発売するクルマに対して、日メーカーは対応を決めかねているようです。トヨタ自動車専務取締役の鈴木武氏は「あの価格で作る自信はない」(関連記事)、ダイハツ工業会長の白水宏典氏も2007年12月の新工場稼動の発表の席で「この価格設定には無理がある」と述べています。 nanoの安全性については特に明らかになっていませんが、Tata

    yosh0419
    yosh0419 2008/03/03
    目先の金勘定のことしか考えられないのだろうか/しかし日系メーカーが安全面で品質問題を起こしたなら嬉々として批判キャンペーンを繰り広げる様が目に浮かぶ