9月28日、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」がついに最終回を迎える。最高視聴率27.0%(9月16日放送)を記録するなど、もはや社会現象になるほどの人気になっている。「あまちゃん」のどこがそこまで魅力的だったのか。ハフポスト日本版が今まで取り上げた「あまちゃん」の記事をおさらいすることで、現実社会への波及効果を追ってみよう。 まず一番最初に取り上げたのは、放送から2カ月後の6月14日。東京都議選の候補者の選挙カーで「あまちゃん」のテーマ曲を流していたことの報道だった。会社の前を選挙カーが通っていたので、以前から許可を取っているかどうか、編集部のスタッフ一同気になっていたのだが、どうやら無許可だったようだ。作曲家の大友良英さんが「流行を利用するような選挙活動はやめてほしい」とブログで苦言を呈したことで、この候補者は曲を流すことを中止した。
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