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ブックマーク / www.cinra.net (62)

  • 眉村ちあきが、おバカなことを愛す理由。奔放さの奥にある想い | CINRA

    こんな世界に生きていると、もう一度、赤ん坊だった頃に戻って、オギャアオギャアと泣いてみたくもなるものだ。自分のなかに生まれる様々な感情や欲望を、「言葉」というまどろっこしいツールでそれっぽい形に切り取って満足してしまう前の、あの頃のやり方。自分の全てをわかってほしくてオギャアオギャアと泣き叫ぶ、そんな嘘のないやり方で、世界ともう一度コミュニケーションを取ってみたいものだ。……と考えてみたところで、教育を受け、言葉を覚え、人と人との社会で生きている以上、そんなことはできっこないのだけれど。しかし、自分も生まれてきた以上、一度は、そうやって世界と対峙した瞬間があったのだと思うと(覚えていないけれど)、なんとも遥かな気持ちになってくる。 眉村ちあきの2ndアルバムのタイトルは、『劇団オギャリズム』と名づけられた。眉村ちあきを見ていて時折抱く気持ちと、赤ん坊だった頃を思って抱く遥かな気持ちは、もし

    眉村ちあきが、おバカなことを愛す理由。奔放さの奥にある想い | CINRA
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2020/01/22
    曲名が「顔面ファラウェイ」とか「ぬ」とか面白い。
  • 50万平米の大庭園が会場 『チームラボ かみさまがすまう森のアート展』 | CINRA

    『チームラボ かみさまがすまう森のアート展』が、7月19日から佐賀・武雄温泉の御船山楽園で開催される。 今年で4回目の開催となる『チームラボ かみさまがすまう森のアート展』。テーマは「連続する生命の形」となる。昨年には「designboom magazine」において「2017年のアートインスタレーション」第1位に輝いた。会場となる御船山楽園は1845年に開園された国登録記念物の名勝地。 今年は50万平方メートルの大庭園内に「自然が自然のままアートになる」新作プロジェクトを展開するほか、全18作品を展示予定。展示作品は『小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング』『夏桜と夏もみじの呼応する森』『生命は連続する光 - ツツジ谷』『増殖する生命の巨石』『かみさまの御前なる岩に憑依する滝』『呼応するランプの森』『小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々』など。各作品のイメージ映像が公開さ

    50万平米の大庭園が会場 『チームラボ かみさまがすまう森のアート展』 | CINRA
  • 関和亮が71.8秒で人の一生を撮った。グリコのウェブ動画の舞台裏 | CINRA

    Perfume、サカナクション、星野源、OK Goなど、話題のMVを数多く手がける映像ディレクター・関和亮。その最新の仕事は、女性の生涯を描いた一大ミュージカルの演出!? とは言っても、チケットを予約して劇場に出かける必要はない。その作品『71.8秒のLIFE』は、YouTubeのグリコ公式チャンネルで現在公開中だからだ。動画は公開後約3週間で600万回以上の閲覧数を記録している。 元気な泣き声をあげる赤ちゃんのプロローグから、1秒で1歳ずつ年を重ねていく主人公。これを実際に0歳から71歳までの女性72名が次々と入れ替わりながら演じていく。オランダのポップ職人ベニー・シングスの楽曲、ELEVENPLAYのNONによる振り付けも印象的で、物語は、長い人生に笑顔と健康を、というグリコのメッセージにもつながっていく。ちなみに、71年の生涯という設定は現在の世界の平均寿命である71.8歳からきてい

    関和亮が71.8秒で人の一生を撮った。グリコのウェブ動画の舞台裏 | CINRA
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2018/03/30
    ハッピーになれる動画。
  • 水原希子、蜷川実花、吉田ユニ、山口一郎らのZINE集う『ZINE House』開催 | CINRA

    『the MOTHER of DESIGN @(marunouchi)HOUSE「ZINE House」』が4月23日から東京・丸の内ハウスで開催される。 『the MOTHER of DESIGN』は、「デザインを通じて環境を考える」ことを目的に毎年開催されている企画展。10回目となる今回は、今年11周年を迎える丸の内ハウスにゆかりのあるアーティストやクリエイターを中心に、ZINEをテーマにした作品を発表する。展示される30点あまりのZINEは部数限定で販売され、関連するイベントも企画されるという。 参加作家は青崎伸孝、浅野忠信、泉太郎、伊藤桂司、植野隆司(テニスコーツ)、臼井良平、eri、大山エンリコイサム、尾角典子、KYNE、GREEN FINGERS、五木田智央、小林エリカ、ヒロ杉山、題府基之、m-flo、田中麻記子、谷尻誠、TOWA TEI、蜷川実花、野宮真貴、平林奈緒美、ウィス

    水原希子、蜷川実花、吉田ユニ、山口一郎らのZINE集う『ZINE House』開催 | CINRA
  • 世界で評価を高める韓国の「単色画」。キュレーターが魅力を語る | CINRA

    東京オペラシティ アートギャラリーにて、20世紀後半に韓国で育まれてきた挑戦的な抽象絵画を紹介する展覧会『単色のリズム 韓国の抽象』が開催されている。欧米の抽象絵画とは趣の異なる韓国の抽象は、この数年、世界のアート関係者からも熱い視線を注がれてきた。今回の展覧会では、話題が先行しながらも、日では実物に触れる機会が少ない状況にあったこの領域の魅力を、幅広い世代の画家の代表作を通して見せている。 1970年代に隆盛した「単色画」を代表とするその絵画の特徴を、「日常の行為に根ざした、肌合いの良い抽象であること」と語るのは、展覧会の担当学芸員・野村しのぶだ。一見静謐な画面には、よく見ると生活に直結した行為の反復の美や、素材が与える親密さの感覚がある。日による統治時代から朝鮮戦争を経て、民主化にいたる過酷な社会状況のなか、画家たちが抽象画に託したものとはなんだったのか。野村に話してもらった。 1

    世界で評価を高める韓国の「単色画」。キュレーターが魅力を語る | CINRA
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2017/11/17
    たしかに韓国のアーティストはほとんど知らない。リ・ウーファンとイ・ブルくらい?
  • のんが少年ヒーロー・クボに変身 『映画秘宝』表紙&巻頭グラビア | CINRA

    のんが、11月21日発売の『映画秘宝 2018年1月号』の連載「ヒーローになりたい!」で映画『KUBO/クボ 二の弦の秘密』の主人公クボに変身している。 9月に発売された『映画秘宝 2017年11月号』からスタートした連載「ヒーローになりたい!」。古今東西の憧れのヒーロー映画をのんが鑑賞するというコンセプトのもと、なりたいヒーローにのんが変身する企画になっている。第1回、第2回の連載ではワンダーウーマンの扮装を披露した。 連載第3回目となる今回取り上げたアニメーション映画『KUBO/クボ 二の弦の秘密』のクボは、中世の日を舞台に活躍し、三味線の音色で折り紙に命を与えて自在に操る不思議な力を持つ少年のキャラクター。のんがクボに扮した記事内のグラビアでは、きゃりーぱみゅぱみゅなどのスタイリングを手掛ける飯嶋久美子と、写真家の三浦憲治とタッグを組んだ。 『映画秘宝 2018年1月号』ではク

    のんが少年ヒーロー・クボに変身 『映画秘宝』表紙&巻頭グラビア | CINRA
  • Mr.とphaの「つながりながら、ひきこもりたい」理想の生き方対談 | CINRA

    人が通り過ぎてしまいそうな身近なモチーフや風景を丹念に表現することで、世界の見え方をゆるやかに変えてしまう人たちがいる。アーティストのMr.と著述家のpha。一風変わった名前を持つこの二人は、これまでの「アートらしさ」や「普通の生活」を相対化することで、社会のなかにそんな新しい視点を作ってきた実践者だ。 アーティスト・村上隆の一番弟子でもあるMr.は、美大受験失敗後の葛藤のなか、まだアートの対象と認知されていなかったアニメキャラクターや、雑然とした自室を作品に昇華。いまや世界的な表現者となった。一方phaは、京都大学卒業後に就職するも、型通りの就業生活に馴染めず退職。シェアハウス「ギークハウス」を立ち上げつつ、収入にも場所にも常識にもとらわれない、新たな生き方を綴ったエッセイで人気を得ている。 今回、現在開催中の『ヨコハマトリエンナーレ2017』へのMr.の参加を機に、そんな両者の対談を行

    Mr.とphaの「つながりながら、ひきこもりたい」理想の生き方対談 | CINRA
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2017/09/16
    「アルテ・ポーヴェラ」... ブリコラージュに近い概念かな。「水族館劇場」で台詞の中で「これはブリコラージュだ」みたいな発言があって面白かったな。
  • luteのビジネスモデルってどうなってるの?代表・五十嵐に訊いた | CINRA

    のエンターテイメント業界の最前線で戦い続ける人物に話を聞く連載『ギョーカイ列伝』。第11弾に登場するのは、lute株式会社の代表取締役・五十嵐弘彦。 2016年にカルチャー動画メディアとしてスタートしたluteは、クオリティーの高い独自のミュージックビデオ、ライブ映像、ドキュメンタリーなどを次々と発表し、感度の高い音楽ファンの支持を集めてきた。ミニマルでシャープなデザインのロゴマークは、いまやタイムライン上ですっかりお馴染みだと言えよう。 そんなluteが7月に「lute株式会社」を設立。メディアの中心をYouTubeからInstagramへと移行し、「日初のInstagram Storiesメディア」として始動した。いまなぜInstagram Storiesに着目したのか? その理由と狙いについて、五十嵐に訊いた。 お金儲けは考えてませんでした。 —luteは2016年にYouTu

    luteのビジネスモデルってどうなってるの?代表・五十嵐に訊いた | CINRA
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2017/09/13
    波平ハゲで上半身だけ甚平のおっさんかと思った。
  • 東京アンダーグラウンドのアートシーン特集 新しい5つの動向とは | CINRA

    「芸術祭」が前提となっている「ポスト芸術祭」の時代のアートとは? いま現代アートのシーンでは、若手アーティストによる刺激的な実践が多く見られる。だがそれらは往々にして美術館や芸術祭といった既存のアートシーンより見えづらい。また多くは、美術誌や批評誌は言うに及ばず、カルチャーマガジンや新聞、テレビといったメディアに取り上げられることは稀である。もちろん「若手だから」という事実もあるが、発表の場がオルタナティブスペースやアートコレクティブだったり、告知がSNS上のコミュニケーションをベースにしていたりと、全体像が拡散しているのも理由だ。 この記事では、それぞれが点として偏在している若手アーティストによる刺激的な実践を横断的に眺めていくことで、ひとつの鳥瞰図を描くことを試みる。それはシーンの一端に過ぎないかもしれないが、容易に全貌を見渡せないプレイヤーの分厚さこそがこのジャンルの豊かさでもあるは

    東京アンダーグラウンドのアートシーン特集 新しい5つの動向とは | CINRA
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2017/07/26
    「ポスト芸術祭」は考えさせられる。
  • 『marimekko pop up shop We Love Japan - The Isetan edition』 伊勢丹新宿店(東京都) - 全国のイベント情報 : CINRA.NET

    『marimekko pop up shop We Love Japan - The Isetan edition』メインビジュアル photo:Kazuhiro Shiraishi 6月7日(水) - 6月13日(火)の1週間、伊勢丹新宿店1F ザ・ステージにて、マリメッコがポップアップショップをオープンします! テーマは「We Love Japan」。歴史に裏付けられた素晴らしい技を持つ日の職人とマリメッコがコラボレーションをし、ものづくりをおこなってきました。 国産広葉樹の有効活用を掲げる木製家具メーカー、400年の歴史ある有田焼窯元、手作りのブリキ缶職人、石川・山中の小さな漆器店、明治時代から続く技法を用いる手ぬぐい職人。 彼らが生み出す美しいアイテムが、日の伝統色で彩られたマリメッコの柄を纏います。ぜひご注目いただけますと幸いです。(プレスリリースより)

    『marimekko pop up shop We Love Japan - The Isetan edition』 伊勢丹新宿店(東京都) - 全国のイベント情報 : CINRA.NET
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2017/06/08
    マリメッコ+和のテイスト。
  • 金融トレーダーから現代美術家へ、川久保ジョイの激動する半生 | CINRA

    アートの世界を眺めると、必ずしも美大や芸大を卒業してアーティストになった者だけではないことがわかる。変わったところではボクサー出身の彫刻家という人もいるが、川久保ジョイもまた異色の経歴を持つ。彼の前職は、金融トレーダー。映画『ウォール街』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で描かれたクレイジーなカネの世界、日々変動する相場を相手に「勝つか負けるか」のハードな世界で戦ってきた彼は、あるときランドスケープを撮影する写真家に転身した。経済からアートへ。ダイナミックな人生の変転を彼にもたらしたものはいったいなんだったのだろうか。 今年、川久保ジョイは資生堂ギャラリーが主催する公募展『第10回 shiseido art egg』のファイナリストに選ばれ、2月3日から個展を開催する。過去最大規模での作品発表に挑む彼に話を聞いた。 アーティストもトレーダーも、「日常」をいろんな視点で見るところに発想の

    金融トレーダーから現代美術家へ、川久保ジョイの激動する半生 | CINRA
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2017/04/22
    ヨコハマトリエンナーレ2107出展アーティスト。
  • 畠山直哉のゆっくり考えるススメ「写真家は過去と付き合う仕事」 | CINRA

    8月15日から公開される『未来をなぞる 写真家・畠山直哉』は、東日大震災以降の畠山直哉の姿をとらえたドキュメンタリー映画だ。編は、畠山人が生家の見取り図を描くシーンから始まるが、その家はもうない。彼の故郷である陸前高田市気仙町は津波に呑まれ、多くの人が亡くなった。畠山の実母も亡くなっている。 「都市と自然」をテーマにきわめて理知的な写真を手がけてきた畠山だったが、震災を境に、陸前高田を被写体とする個人的な写真を発表しはじめる。映画は、彼の変化を静かな目線で眺めながら、被災地と写真家の関係を2年という時間をかけて追ったものだ。今回、公開に先立ち畠山直哉にインタビューする機会を得た。震災で向き合った故郷の姿、未曾有の経験を写真で発表する際に生まれた「美しさ」への疑問。さまざまなテーマが織りなすインタビューとなった。 映画の冒頭に映っているのは、まだ何も知らない自分なわけです。その4日後に

    畠山直哉のゆっくり考えるススメ「写真家は過去と付き合う仕事」 | CINRA
  • ロバート・メイプルソープ展『MEMENTO MORI』、挑発的な美を写す約90点 | CINRA

    ロバート・メイプルソープの写真展『MEMENTO MORI』が、3月14日から東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催される。 1946年にアメリカで生まれたロバート・メイプルソープ。1970年代から写真家としての活動を格化し、有名人や前衛芸術家などを写した肖像写真や、花に主眼を置いた静物写真などを制作した。パティ・スミスと交際していたことでも知られる。1989年にエイズにより42歳で死去。 同展の会場は3つに分割され、白いフロアと壁に覆われた展示室や、黒一面の空間にメイプルソープの写真作品約90点を展示。徐々に挑発的な作品が増える構成になるという。展示作品は建築家ピーター・マリノのプライベートコレクションから出品。マリノは展覧会の企画・構成も担当している。なお同展は4月15日から『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭』の一環で京都に巡回する。

    ロバート・メイプルソープ展『MEMENTO MORI』、挑発的な美を写す約90点 | CINRA
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    yoshihiroueda 2017/03/22
    表現の自由と猥褻罪の関係の事例として出された。
  • 『浮世絵動物園』 太田記念美術館(東京都) - 全国のイベント情報 : CINRA.NET

    ペットとして愛されたや金魚、擬人化されたタコや狐、龍や河童。2010年に多彩な動物を描く浮世絵をご紹介し好評を博した「浮世絵動物園」展がパワーアップして帰ってきます。展示総数は前回の2倍となる約160点。前回をご覧になった方もそうでない方も、きっとお気に入りの動物に出会えるはず。この春は美術館でもかわいい動物の姿をお楽しみください。(太田記念美術館ウェブサイトより) 『浮世絵動物園』 2017年4月1日(土)~5月28日(日) 前期:2017年4月1日(土)~4月26日(水) 後期:2017年5月2日(火)~5月28日(日) 会場:東京都 原宿 太田記念美術館 時間:10:30~17:30(入館は17:00まで) 休館日:月曜(祝日の場合翌日)、4月27日~5月1日 料金:一般700円 大学・高校生500円 ※中学生以下は無料

    『浮世絵動物園』 太田記念美術館(東京都) - 全国のイベント情報 : CINRA.NET
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2017/03/20
    約160点。見応えがありそう。
  • “GET WILD”だけ33曲収録、TM NETWORKによる3枚組の記念アルバム | CINRA

    TM NETWORK 『GET WILD Thanks 30th Anniversary アルバム(仮)』(3CD) 2017年4月5日(水)発売 価格:3,240円(税込) ・Get Wild(1987/4/8) ・Get Wild(“FANKS CRY-MAX”Version)(1987/6/24 日武道館) ・GET WILD '89(1989/4/15) ・Get Wild(“COLOSSEUM I”Version)(1989/8/29 横浜アリーナ) ・Get Wild(“RHYTHM RED TMN TOUR”Version)(1991/2/22 仙台イズミティー) ・Get Wild(“tour TMN EXPO ARENA FINAL”Version)(1992/4/12 横浜アリーナ) ・Get Wild(techno overdub mix)(1993/8/21) ・

    “GET WILD”だけ33曲収録、TM NETWORKによる3枚組の記念アルバム | CINRA
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2017/02/10
    そうでなくともどれ聴いても同じに聴こえてたからな。
  • わかったふりをしていない? 考えずに感じるアート展へようこそ | CINRA

    現代アートの展覧会を観るとき、私たちは目の前の作品を「思考」と「感覚」のどちらで鑑賞しているのだろうか。展示室に掲げられた難解なコンセプトを前に、「これを理解できない自分は、アートを理解できていないのではないか」とコンプレックスを感じる鑑賞者は、決して少なくないはずだ。現在、神奈川県民ホールギャラリーにて開催中の展覧会『5Rooms - 感覚を開く5つの個展』は、アート展企画の経験が過去にない展覧会担当者の、こんな等身大の疑問から生まれた興味深い試みである。 担当者が頼りにしたのは、作品と向き合った際に「心に響くか」という、ただ一点の選考基準。そして展覧会に招かれたのは、小野耕石、齋藤陽道、染谷聡、出和絵理、丸山純子という、ジャンルも出自も異なる5人の作家だ。会場には5人の共通性を説明する解説文はなく、鑑賞者は「5つの個展」として構成された展示室を巡りながら、ひたすら「見ること」「感じるこ

    わかったふりをしていない? 考えずに感じるアート展へようこそ | CINRA
  • 片桐仁、中里周子ら登場、『日曜美術館』の元日特番「ゆく美 くる美」 | CINRA

    『日曜美術館40周年特集「ゆく美 くる美」』が1月1日にNHK Eテレで放送される。 同番組では、「アートシーン」のコーナーも含めて年間で約250の展覧会を取り上げる『日曜美術館』のネットワークを活かし、2016年の展覧会入場者数ベスト10を紹介。スタジオには入場者数上位の展覧会を担当したキュレーターを招くほか、若手デザイナーやクリエイターも登場し、展覧会が反映する世相や、若い人が魅力を感じる展覧会について語り合う。また2017年に注目の新しい美術館や展覧会も取り上げる。 出演者には粘土アート作品の制作を続けている片桐仁(ラーメンズ)をはじめ、永青文庫副館長の橋麻里、ファッションデザイナーの中里周子(NORIKONAKAZATO)らが名を連ねる。

    片桐仁、中里周子ら登場、『日曜美術館』の元日特番「ゆく美 くる美」 | CINRA
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2017/01/01
    再放送見ている。橋本麻里さんが出ている。
  • 深澤直人監修『工芸とデザインの境目』展、多様な視点から境界を問う | CINRA

    展覧会『工芸とデザインの境目』が、2017年3月20日まで石川・金沢21世紀美術館で開催されている。 プロダクトデザイナーの深澤直人が監修を務める同展。「プロセスと素材」「手と機械」「かたち」「経年変化」といった観点から工芸とデザインをあえて対立させ、その境目を浮き彫りにするという試みだ。さらに最先端技術の発達によって多様化が進む両者の新たな可能性を考察している。 深澤直人のコメント 工芸とデザインの違いを解く人は多い。ものづくりとして捉えればそこに境目はあるのだろうか。作者自身の手で作るものを工芸と言い、デザインもその工程に含まれる。デザインはものをデザイナー自身では作らない。工芸は「作品」と言いデザインは「製品」と言ったりもする。工芸を生み出す手の技はデザインの機械の精度と比べても仕方ないがそこに価値の違いが現れる。生み出そうとする気持ちは同じであっても工芸とデザインは相入れようとしな

    深澤直人監修『工芸とデザインの境目』展、多様な視点から境界を問う | CINRA
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    yoshihiroueda 2016/10/18
    金沢かー。これを機会に行ってみるか。
  • チームラボ猪子が解説、長年の研究でわかった江戸琳派の大発明 | CINRA

    木・東京ミッドタウンにあるサントリー美術館で開催中の『鈴木其一 江戸琳派の旗手』展は、幕末に活躍した絵師・鈴木其一(すずききいつ / 1796~1858年)の画業を総覧できる展覧会である。鮮やかな色彩感覚と優れたデザイン性は、現在のグラフィックデザインにも通じる清新さと驚きに溢れている。 しかし、それを単に「きれい!」「かわいい!」だけで済ませてしまうのは少しもったいない。そこで今回は、ウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」を率いる猪子寿之を招き、サントリー美術館学芸部長の石田佳也の解説を踏まえつつ、認知科学や空間性という視点から其一の魅力に迫ってみることにした。 日美術に潜在するさまざまな可能性を、最先端のテクノロジーで解析し作品化する猪子は、其一と彼が属した琳派をいかに読み解くか? 「近代以前の日人は、日絵画に描かれているような世界を見ていたのではないか?」という仮説に興味

    チームラボ猪子が解説、長年の研究でわかった江戸琳派の大発明 | CINRA
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2016/09/24
    行かなきゃ。
  • 国芳や暁斎らの戯画から昭和期の漫画誌まで、漫画史230年辿る展覧会 | CINRA

    『江戸からたどるマンガの旅~鳥羽絵・ポンチ・漫画~』展が、9月17日から東京・千代田区立日比谷図書文化館で開催される。 同展では、印刷出版文化が発達した江戸中期の戯画を日における漫画の起点とし、京都国際マンガミュージアム所蔵のコレクションから前後期合わせて約200点を展示。鳥羽絵から歌川国芳、河鍋暁斎らの浮世絵師が描いた戯画、明治・大正期に活動した北沢楽天、岡一平の作品、昭和初期の漫画雑誌まで日漫画歴史約230年を辿る。 なお、会期中には講演会やギャラリートークを開催。詳細は千代田区立日比谷図書文化館のオフィシャルサイトで確認しよう。 『江戸からたどるマンガの旅~鳥羽絵・ポンチ・漫画~』 2016年9月17日(土)~11月16日(水) 前期:2016年9月17日(土)~10月16日(日) 後期:2016年10月18日(火)~11月16日(水) ※会期中展示替えあり 会場:東京都 

    国芳や暁斎らの戯画から昭和期の漫画誌まで、漫画史230年辿る展覧会 | CINRA
    yoshihiroueda
    yoshihiroueda 2016/08/07
    これは面白い企画。