バナジー=デュフロ『貧乏人の経済学』はとてもおもしろい本だ。ネットにはすでにすぐれた書評がいくつも出ているし、例によって訳者解説が充実しているので、ここでは個人的に目を引いた箇所を紹介させていただく。 「第9章 起業家たちは気乗り薄」で、著者たちはこう言う。マイクロファイナンスは途上国の貧乏人の生活向上にまちがいなく役立つものだけれど、それを主唱する人々が喧伝するほどには劇的な成果をあげるものではない。マイクロファイナンスは決して貧困撲滅のための「銀の銃弾」ではないという(だからダメだ、と言っているわけではないことに注意)。 それはなぜか、という謎解き自体もおもしろいのだけれど、ちょっと割愛する。結論部分からポイントのみ引用するので、詳細はぜひ本文にあたっていただきたい。 貧乏人の事業はしばしば、特定の起業衝動の反映というよりは、もっと通常の雇用機会がないときに、仕事を買うための手段でしか
会社の同期とか、高校や大学の同級生とかで、いわゆる「上」に行った人間がそれなりにいる環境に育ったダメサラリーマンの私がつぶやいてみる。 社会人なら一度は閉鎖病棟に入るくらいの激務経験をした方がいい。 そこにたどり着くまでの激務、そこからの社会復帰の体験ぐらいの経験を積まずに管理職や経営者になっていくなんてありえん。 自分を含めて周囲は皆死んだ目をしている患者 一列に並んで給餌のごとく口に入れて貰う投薬タイム それくらい経験せずに上にあがろうってあり得ない。 社会人なら一度は閉鎖病棟に入るくらいの激務経験をした方がいい たぶん、それは違う。 「上」に行く人間はさ、「社会人なら一度は閉鎖病棟に入るくらいの激務経験」をしてるんだよ。だけど、その本人は、どういうわけか普通の社会人なら閉鎖病棟行きのような過酷な経験をしても何故か閉鎖病棟に行くようなダメージを食らわないんだよ。 一例をあげる。私の同級
週末、鴨川べりを息子といっしょに歩きました。そのときの写真です。id:jkondoが撮ってくれました。 急な土手を全く恐れずに駆け下りようとする1才8ヶ月の息子。ぜったいに私が手を離さないと信じきっているから、おぼつかない足どりながらも勢いよく前へ前へと進んでいきます。 今は何かあればすぐに母親の私にしがみついて離れません。それがときに重荷になったり、足かせに感じてしまう私ですが、実はこの一瞬はとても短く、かけがえのない時間なのではないか。この写真を見て、ふとそう思いました。 いつかは私のもとを離れ、手さえつないでくれなくなるはず。そうなったときに取り戻そうと思っても、絶対に不可能な、今のこの日々。そう思うと、私の手をつかんで離さない、湿った小さな手とまっすぐな瞳が、しみじみといとおしく感じます。 今、先週からの酷い風邪が全然なおらず、とてもしんどい思いをしている日々なのですが、夫が撮った
先日、飲んでたときに「 9 」という数字が面白いというになったのですが、「 数字が合わないときに『 9 』で割ったりするよね。 」と言ったら誰もやってなかったのでその話をします。たぶん、会計に携わってる人なら知ってる人も多いはず。 例えば、経理の仕事をしてたりすると、仕訳を全部入力したのに帳簿の残高と実際の預金残高が合わないということがあると思います。会計の仕事をしていない人でも、家計簿ソフトを使ってて、レシートを全部入力したのに現金の残高が合わないなんていうことがあるんじゃないでしょうか。そんなときは闇雲に間違いを探しはじめないで、とりあえず差額を「 2 」か「 9 」で割ってみるといいかもしれません。割り切れると↓こんな可能性が考えられます。 「 2 」で割り切れる → ±を逆に入力してる可能性がある「 9 」で割り切れる → 桁間違い or 数字の一部を逆に入力してる可能性がある
何年もお気に入りで食べているパスタは、「バリラ」のNo.5です。この5kg入りの大袋を近所の輸入食材店で買っています。コシがあるスタンダードなイタリアのパスタ、という感じで安心して食べられます。バリラ スパゲッティ#5(1.7mm)Spaghetti/Barilla 【5kg】ジャンル: 食品・スイーツ > 麺類 > パスタ > ロングパスタ > スパゲティーショップ: ハイ食材室価格: 2,200円しかし、最近すっかり夢中になってしまったパスタが現れてしまいました。それは、「アルチェネロ」の全粒粉デュラムセモリナスパゲッティ。アルチェネロ 全粒粉 デュラムセモリナ・スパゲッティ 500gジャンル: 食品・スイーツ > 麺類 > パスタ > ロングパスタ > その他ショップ: ケンコーコム価格: 399円今までのバリラは「ソースを引き立てるパスタ」という、どちらかというと脇役に徹した、いぶ
はてな京都オフィスの中央に据えられた3つの木製テーブル。春に京都オフィスを開設したとき、jkondoが「みんなが集える大きな木のテーブルが欲しい」と言って、何件も家具屋をのぞいて購入したものです。春には2つしかなかったものが、今では3つになりました。それでも最近は全員が座るには足りなくなってしまいました。センターテーブル、今でははてなになくてはならない「集いの場」です。朝のミーティング、オフィスランチ、金曜の夜のTGIF&飲み会、もちろんビジネスミーティング。東京オフィスとはビデオ会議システムで繋がっていて、モニターをのぞけばいつでも東京のスタッフとコミュニケーションが取れます。そして、センターテーブルが最も活躍するとき、それが新サービスや新機能のリリースのときです。この写真は、先日の「うごメモはてな」リリース前の風景。普段は各自のデスクで仕事をしているスタッフが、なぜか新サービスのリリー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く