「瀬戸際」のサハダイヤモンド その1 2月23日付け「崖っぷちのサハダイヤモンド」の続編です。言葉として「崖っぷち」と「瀬戸際」はどちらが深刻なのかはよくわかりませんが、事態はますます悪化しています。 本誌はもうこういう話題はあまり取り上げないようにしていますが、これほど事態が悪化すると「状況がわからない一般株主」の不利益となる可能性があるため、インサイダー情報にも風説の流布にも抵触しないギリギリのところで(したがって全貌のごく一部ですが)状況をお知らせしておきます。 「崖っぷち」と書いた2月23日以降のサハダイヤモンドのIRを振り返っておきましょう。 まず2月29日に「株価」基準の猶予期間から解除されたとIRしています。つまり月末終値と月間終値平均がともに10円をこえたからですが、より重要な「業績」にかかわる猶予期間はまだ解除になっていません。 2016年3月期の通年決算で営業利益また