今回は、ベンチャー企業の執行役員の男性(48歳)を取材した。1990年代前半に広告制作会社に制作ディレクターとして勤務し、600社ほどのベンチャー企業を取材し、広告などを制作する。 1990年代後半に中途採用で広告系のベンチャー企業に就職し、30代前半で執行役員本部長になる。同社が株式上場した数年後に退職し、42歳で現在のIT系ベンチャー企業に転職する。 現在は、他の企業への投資を得意とする社長の側近として、多数のベンチャー企業の社長、役員と接点を持つ。前職の広告系のベンチャー企業在籍時から現在までに、1500人以上のベンチャー企業の社長とビジネスの関りを持った。 ベンチャー企業の断面を知り尽くす執行役員の男性にとって、「使えない上司・使えない部下」とは…。 Q. ベンチャー企業と言えば、私の周りでは、この4年で15件ほどのベンチャー企業がほかのベンチャー企業などに売却をしています。このよ