今月発売のVoiceでロスジェネについて対論した。奥谷禮子氏が「派遣切りされて困った若者は自己研鑽や備えが足りない。ロスジェネは言葉遊び」と論じたのに対し、わたしは「ロスジェネは労働需要の問題。セーフティーネット整備と公正な雇用環境整備で世代間の痛み分けを」と主張した。 反目しているようで共に労働規制改革を支持しているあたりVoiceの読者層を意識し過ぎた。派遣労働者の自覚不足は否定しないが、衰退産業の正社員だって危機感じゃ五十歩百歩だし、誰もが危機感を持っている社会も随分と世知辛い。 派遣切り・ロスジェネを見捨てるツケ(gooニュース) Voice (ボイス) 2009年 03月号 [雑誌] 出版社/メーカー: PHPソフトウェア・グループ発売日: 2009/02/10メディア: 雑誌 クリック: 8回この商品を含むブログ (3件) を見る 派遣労働者側の話に戻ると、給与と寮を与えられて