あるいはブログ・ミニメディア時代におけるマス媒体のリサーチのあり方について。 ええ、昨日、日経ビジネス11月号特集『変だぞニッポン 虚妄の大学発ベンチャー/民営化時代のタックスイーター』についてのエントリーを書いたんですよ。この記事、はっきり言って僕は嫌いです。昨日も書いたように、数字や仕組み、各省庁の争いがベンチャー行政を推進している構図なんかは勉強になるんだけど、勢い全てのベンチャーが無駄であるかのような書き方、主観の取り方に腹が立つ。例えば27歳にしてジャガーを乗り回すベンチャー青年の事例記事では、本文は事実関係を客観的に記した、中立的な語り口なのに、それにつく見出しは『税金で起業した青年社長』『総額4億3000万円の税金投入』『販売補助金まで国におねだり』。ネチネチと嫌な感じ。せめて本文と見出しの論調は一致させてくださいよ。っていうか俺にはプレゼンの上手いただの実業家にしか見えない