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2009年11月18日のブックマーク (2件)

  • 和田秀樹『商業映画の監督』

    毎週送られてくるAERAをみると、『ゼロの焦点』の評価が高いようだ。 原作がいいといえば、それまでだが、この手の作品の監督に指名される人は当に羨ましい。 監督は犬童一心。私と同い年の名監督ということになる。 実は、この人に会ったことはないのに、この人が、私が私財をつぎこんで映画を撮ろうと決意させた人物である。 10年ほど前、それなりにお金を貯めて、当時としては思い切ったローンも借りて、成城に家を建てた。 小市民の医者、スモールビジネスの経営者、文筆家として、やっと一人前になった気がした。家族にも責任をとったささやかな幸せの始まりである。 しかし、それがあっという間に吹き飛んでしまった。 家から数十メートル歩くと、うちの3倍はある豪邸があった。成城だから豪邸は当たり前かもしれないが、もともとが戦前の大卒サラリーマン向けに分譲されたいわゆるニュータウンだからすごい豪邸は意外に少ない。(それを

    和田秀樹『商業映画の監督』
    yuco
    yuco 2009/11/18
  • 和田秀樹『精神的な豊かさと人間性』

    まだまだ忙しい日が続いて、書かなければいけないの原稿がさっぱり進まない。 その上、今後はエンジンのお芝居(もうチケットは完売しているそうだが、私のパートはなるべく冗談と思って流してほしい)の稽古がみっちり入っていて、かなり大変だ。 さて、そんな中、ちょっとした取材を受けていて、ふと気づいたことがあった。 その取材のテーマでも、成績や能力より、人間性を重視したことが、子どもたちの間でスクールカーストを作るなど新たな問題を生んでいるという話をしたかったのだが、その話をしている中で、なぜ今の子どもたち、あるいは若者たちが今がすべてなのかということに漠然と感じていたことに私なりに納得のいく答えを出してみた。 つまり、学校で仲間はずれになること、会社でお一人様でいることに耐えられないのは、もちろん、愚痴を聞いてくれる親友がいないとか、勉強ができる仕事ができるより、人間性のほうが大切という価値観にも

    和田秀樹『精神的な豊かさと人間性』