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ブックマーク / macska.org (3)

  • Facebookの普及に見る米国の社会階層性と、『米国=実名文化論』の間違い

    世界最大のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、Facebookが日(語圏)に進出してから二年がたった。よく知られているように、Facebookは実名での登録を前提としていることが特徴であり、「米国で人気の実名SNSが日社会において受け入れられるか」と話題になった。日で最も利用されているSNS・ミクシィも、かつては実名での登録を推奨していたが、個人情報や個人的な写真が流出するという騒ぎを経て、実名で利用されることはあまりない。日語版開始から二年たったいま、日在住のFacebookユーザ数も二〇〇九年だけで約三倍に増えたものの、国別ランキングでは上位三十位にすら遠く及ばず、米国の1%前後に留まっている。 Facebookが日で広まらないのは、当初から言われていたように、実名登録制が日のネット文化に合わないからである、という説明がよく聞かれる。なるほど、匿名を前提とする2

    Facebookの普及に見る米国の社会階層性と、『米国=実名文化論』の間違い
  • 2008年米国大統領選挙を一応ふりかえっておく

    先週の大統領選挙の前後にフィラデルフィアに出かけていたこともあり、しばらくブログを更新してこなかったために、また病気で寝込んでいるんじゃないかとか、オバマ政権への任官運動でもしているんじゃないかとか(笑)、いろいろ想像している人もいるようなので、今年の選挙についてまとめを書いておこうと思う。はっきり言って、たいしたことは書いてません。 まずはもちろん大統領選挙。オバマの当選は素直に嬉しいし、わたしの周囲でも普段あまり政治に関わりのないような人たちまでもが「自分たちが何をやればいいのか、オバマの掛け声を待っている」という人が結構いたりするので、ちょっとばかり期待してしまっている。少なくとも、ブッシュ政権高官の言うところの「リアリティ重視の」政策が実現されるんじゃないかという当たり前のことで期待を感じてしまうという現状況が変なんだが。 もともとわたしはオバマの立候補は時期尚早だと思っていて、今

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  • macska dot org » Blog Archive » 民主党党大会でのバラック・オバマ州議員演説

    以下に紹介するのは、イリノイ州議会の上院議員であり、今年の連邦上院選挙に出ているバラック・オバマ氏による民主党党大会での演説。オバマ議員は民主党若手黒人政治家のホープ的存在だけど、全国的にはまだあまり知られていない。わたし自身、オバマ氏について知ったのはほんの数ヶ月前。でも、その彼の演説こそが今回の党大会で最高の演説だったという評判なので、軽く訳して以下に載せときます。あんまり名演説に見えないとしたら、多分わたしの訳のせいなので、CSPAN のサイトでビデオを見ましょう(民主党のページにも掲載されているけど、実際のとは少し違っています)。 ついでだけど、個人的にはクリントン前大統領の演説が面白かった。ブッシュの高所得者減税を批判する部分で、「大統領を退任してから講演依頼が相次いだおかげで、生まれてはじめてそのトップ1%に入る高所得者になったんで、減税してくれてありがとうってブッシュに言いた

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