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ブックマーク / sasajun.hatenadiary.org (1)

  • ■ - NW27・28(トーキョー〜サンフランシスコ)

    コウチヤマ ユリさんがHiroshima maiden(原爆乙女)のことを話してくれた。1954年(だったと思う)、被爆した広島の女性25人がNYにやってきた。目的は形成外科手術。米国でも最高の形成外科医たちが籍をおく病院が、治療・渡航費用の一切を払って、彼女たちの顔や体を再建したのだそうだ。一年以上に渡る滞在中に、口内から唇を作り出すなど、大きな手術を何度も受けたという(25回手術した人もいた)。 彼女たちに「アメリカで何がしたい?」と聞いたら、「ダンスに行きたい」と言ったそうだ。日では世間体のために、ほとんど外出したことがなかったのだという。米軍にいたユリさんの夫ビルさんが、自分の隊の人たちを誘って、彼女たちを生まれて初めてのダンスにエスコートした。 この25人のうち、ユリさんの知っている限り2人がアメリカに住むようになったという。 渡米後間もなく、ひとりの女性のもとに、毎日のように

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