たとえばGoogleの親会社Alphabet傘下でAI研究に取り組むDeepMindは、ロンドンの臨床医らと共同で、網膜をスキャンした画像をAIで診断する装置を開発した。この装置はAIによる画像解析を活用して、糖尿病性網膜症や緑内障といった眼疾患の有無を、たった30秒で確認できるそうだ。 しかもその精度は、一流の眼科医にも劣らないとDeepMindは主張している。また中国のBaidu(百度)も、眼底検査にAIによる画像解析を応用し、各種の眼疾患の初期症状を94%の精度で把握できる技術を開発したと発表している。こちらのAIが診断を下すのに要する時間は、わずか10秒だそうだ。 また産業技術総合研究所(AIST)、東北大学、首都高技術は協働で、コンクリートのひび割れをAIで自動検出するシステムを開発している。こちらも画像解析により診断を行うもので、表面に汚れや傷がある状態でも、コンクリートのひび
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