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ブックマーク / ameblo.jp/officekashima (1)

  • 『ブログ更新しました。鹿島茂「読売新聞」2012/12/27朝刊 映画「レ・ミゼラブル」を見て』

    『レ・ミゼラブル百六景』という解説書を書いていることもあって、たぶん、私は日ではヴィクトル・ユゴーのこの傑作について一番よく知っている人間の一人だろう。だから、どんなによく出来た映画を見ても必然的に点が辛くなるのだが、舞台のヒット・ミュージカルを『王様のスピーチ』のトム・フーパー監督が映画化したこの作品だけは文句のつけようがなかった。それどころか、ラスト・シーンでは思わず涙がこぼれてきて、隣席のから「あなた泣いているの?」と驚かれた。もちろん、も涙で目を赤くしていた。 では、なぜ、感動しないはずの私まで泣いたのかといえば、それは、まず第一に、歌というものの圧倒的な力だろう。ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド、サマンサ・パークスといった名優たちが吹き替えなしで熱唱するヒット・ナンバーは私のようなスレッカラシの心も激しく揺さぶるのだ。とくに、

    yukatti
    yukatti 2012/12/29
    "愛を受け取ったことがない惨めな人々(レ・ミゼラブル)を救うには、ジャン・ヴァルジャンに象徴される《だれか》が見返りを要求しない無償の愛を《最初》に与えなければならない"
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