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  • 報道写真誌「デイズ・ジャパン」休刊へ 15周年で最後:朝日新聞デジタル

    報道写真の月刊誌「DAYS JAPAN(デイズジャパン)」は17日、来年2月発売の15周年記念号(3月号)を最後に休刊することを明らかにした。20日発売の12月号で告知する。 2004年、フォトジャーナリストの広河隆一さん(75)らが創刊。福島原発やパレスチナなど国内外の社会問題を取り上げてきた。定期購読は一時1万部を超えたが、読者の高齢化などで減少。今年初めには実質8千部を切っていた。発行元のデイズジャパン社長を務める広河隆一さんの健康上の理由もあり、休刊を決めたという。DAYS国際フォトジャーナリズム大賞やDAYS被災児童支援募金は、財団法人などを立ち上げ存続させる予定。 広河さんは「我々にはジャーナリズムとしての社会的責任があり、何としても休刊は避けようと、後任を探したが見つからなかった。15年間支えてくれた方々に感謝している」と話している。

    報道写真誌「デイズ・ジャパン」休刊へ 15周年で最後:朝日新聞デジタル
  • 原発事故のまち切り取った1枚の写真 展示巡り波紋:朝日新聞デジタル

    東京都大田区の公共施設で、東京電力福島第一原発事故の被災地を記録したフリージャーナリストの写真展が26日から始まった。区は展示予定作品の1点を「見る人によっては理解が得られない」という理由で外すように求めたが、19日に撤回。予定通り展示されることになった。何があったのか。 展示から外すよう求められた写真は、フリージャーナリストの豊田直巳さんが2015年12月21日、福島県双葉町で撮影した。「原子力明るい未来のエネルギー」の標語が掲げられていた看板を背に、「撤去が復興?」「過去は消せず」と書かれたボードを持つ防護服の男女の姿が映っている。町が始めた看板の撤去工事への抗議だった。 区と主催者によると、主催者側は8月上旬、この写真を含む作品の見40点を添え、写真展の開催を「大田区立男女平等推進センターエセナおおた」に申し込んだ。9月半ば、主催者とエセナの担当者が展示期間やパネルの打ち合わせをし

    原発事故のまち切り取った1枚の写真 展示巡り波紋:朝日新聞デジタル
  • (新井紀子のメディア私評)AIで失われる仕事 「格差どう修正」、深まらぬ議論:朝日新聞デジタル

    私が読書や書き物をする時、隣に置いておく年表がある。1996年に出版された「情報の歴史(増補版)」である。知識を得た者が他者に伝えることを「情報」という。情報の歴史のスタートを象形文字とし、締めくくりを人工知能としている点に監修者松岡正剛氏のセンスと先見性を感じる。 1770年代のページをめくる…

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  • 日本の研究力低下、悪いのは…京大と主計局、真逆の主張:朝日新聞デジタル

    の「研究力」の低下が指摘されている。その原因は何か。国が進める競争政策に、問題はないのか――。国立大学協会会長で京都大総長の山極寿一さん、国の予算をあずかる財務省主計局次長の神田真人さんに聞いた。山極さんは「研究費の『選択と集中』政策は間違いだ」と主張。これとは逆に、神田さんは「競争がなければ、日は廃虚になってしまう」と訴える。 日の研究力が低下している。2003年~05年と13年~15年のそれぞれ3年間の平均を比べると、日発の論文数は減り、世界シェアは2位から4位に。影響力が大きい、他の論文への引用数がトップ10%の論文のシェアも、4位から9位に後退した。 過去の日人ノーベル賞受賞者を始め、多くの研究者が原因として指摘するのが、04年の国立大法人化とともに始まった国の「競争政策」による影響だ。 国は教員の人件費や研究室の維持などに使われる基盤的経費である「運営費交付金」を年に

    日本の研究力低下、悪いのは…京大と主計局、真逆の主張:朝日新聞デジタル
  • 安倍首相、伸び悩んだ党員票 自民幹部「地方の反乱だ」:朝日新聞デジタル

    自民党総裁選は、安倍晋三首相が石破茂・元幹事長を破り、連続3選を果たした。しかし、国会議員票で8割の支持を得ながら、世論に近いとされる全国の党員らの支持が5割半ばにとどまった。首相陣営から聞こえるのは歓声ではなく、驚き、当惑だ。 今回の総裁選では、派閥がこぞって首相支持を表明し、2012年の政権復帰後に進んだ「安倍一色」に染まる党内状況を反映する展開をたどった。首相陣営は当初、党員票でも国会議員票に匹敵する7割以上の得票を目指した。 ところが、7日の告示以降は、「石破氏が6年前に獲得した55%は超えたい」(陣営事務総長の甘利明・元経済再生相)と予防線を張るようになった。6年前の総裁選は安倍、石破両氏を含む5氏による争いだったため、一騎打ちとなった今回とは比較にならない。55%はかなり低めの目標と受け止められたが、結果はその55%をわずかに上回ったに過ぎなかった。 首相陣営からは「ショックだ

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  • 世界に一つだけの「三角形ペア」発見 慶大院生2人証明:朝日新聞デジタル

    世界に一組だけ、特別な関係を持つ三角形が存在する――。図形を扱う数学の幾何学に関する定理を、慶応大の大学院生2人が証明した。定理自体は小学生でもわかる内容。2人は「数学の奥深さや面白さを楽しんでほしい」と話している。 証明に取り組んだのは、幾何学の問題で、「辺の長さが全て整数となる直角三角形と二等辺三角形の組の中には、周の長さも面積も共に等しい組は存在するか」というもの。慶応大大学院理工学研究科で数学を学ぶ大学院生の平川義之輔さん(28)と松村英樹さん(26)の2人が昨年12月に挑み始めた。 2人はまず、三角形がたくさん出てくる幾何学の問題を、式を扱う代数方程式に変換させ、解がいくつ存在するか、という問題に置き換えた。その上で、現代数学の手法「数論幾何学」を用いて解いたところ、解が一つ存在することがわかった。 この結果から、周の長さと面…

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  • 白黒写真をカラー化、若き日の祖父に会えた 記者も体験:朝日新聞デジタル

    戦前・戦中に撮影された白黒写真を最新技術と人々への聞き取りをもとにカラー化する取り組みについて、この夏の紙面で紹介した。市民向けのワークショップが8月に広島市内であり、記者も取材を兼ねて写真の色づけに挑戦してみた。 8月8日、広島市中区の市立中央図書館内の一室に、市民約30人が集まった。「記憶の解凍」と銘打ったワークショップだ。 講師は、渡邉英徳・東京大学大学院情報学環教授(44)。原爆投下前の広島の風景や人々をとらえた白黒写真を、人工知能(AI)技術を使って自動色づけし、写真の持ち主らと対話をしながら手作業で実際の色に近づけていく。そんなプロジェクトを広島女学院高校の生徒らと進めてきた。 「皆さまにも体験して頂きます」。自らのiPhone(アイフォーン)を手に、渡邉教授が呼びかけた。 参加者はまず、白黒写真とともに持参したスマホやタブレットなどに、グーグル社が開発した非接触スキャナーアプ

    白黒写真をカラー化、若き日の祖父に会えた 記者も体験:朝日新聞デジタル
  • (公文書を問う)公文書管理、経産省「我が道」 打ち合わせ「個別発言の記録不要」:朝日新聞デジタル

    経済産業省が、省内外で行われた打ち合わせや折衝の記録について、個別発言まで書く必要はないと内部文書に明記していたことに、霞が関からも疑問の声が上がっている。経産省は「問題ない」との立場だが、内部文書の記述は公文書管理法の趣旨からかけ離れたものだ。「森友・加計」問題で批判された公文書をめぐる意識の低…

    (公文書を問う)公文書管理、経産省「我が道」 打ち合わせ「個別発言の記録不要」:朝日新聞デジタル
  • (トランプの時代 2018中間選挙)「Q」の陰謀論、トランプ氏支える:朝日新聞デジタル

    「後ろにいるヤツらは何者だ? フェイク(偽)ニュースだ」。8月21日、米東部ウェストバージニア州での選挙集会。トランプ大統領が後方のメディアを指すと、数千人の支持者が一斉にブーイングで応じた。 罵声を浴びせられる米CNNのホワイトハウス担当記者ジム・アコスタ氏。現場からの中継では、トランプ氏支持…

    (トランプの時代 2018中間選挙)「Q」の陰謀論、トランプ氏支える:朝日新聞デジタル
  • 私大卒に「よく入れたねえ」 官僚たちの出世レース:朝日新聞デジタル

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    私大卒に「よく入れたねえ」 官僚たちの出世レース:朝日新聞デジタル
  • IT外資の法人税に苦戦 アマゾン日本法人は11億円:朝日新聞デジタル

    インターネット通販大手の米アマゾンといった世界展開するIT企業から、先進各国の国税当局が思うように法人税を徴収できずに頭を抱えている。各国の税制の違いなどを利用した企業の節税策に、打つ手がないからだ。日も苦慮しており、来年夏に国内で開かれる主要20カ国・地域(G20)の会合で対応策を主要な議題としたい考えだ。 東京都の会社員女性(34)は月に5~6回、アマゾンの通販を利用する。子ども用のおむつや麦茶など、運ぶのが大変なものが多い。「店には行かなくなった。周りでアマゾンを使っていないお母さんを探す方が難しい」と話す。 アマゾンは2017年、日国内で119億米ドル(約1兆3415億円)を売り上げた。5年前の1・5倍で、三越伊勢丹ホールディングスや高島屋をしのぐ規模だ。決算公告で確認できる14年は売上高79億米ドル(約9469億円)で、日法人が支払った法人税は約11億円。単純比較はできない

    IT外資の法人税に苦戦 アマゾン日本法人は11億円:朝日新聞デジタル
  • 公文書廃棄、73年前も 敗戦の霞が関に何日も炎と煙が:朝日新聞デジタル

    東京裁判に出された証言では、陸相により焼却が命じられたのは8月14日。防衛庁の防衛研修所30年史は「陸海軍は、秘密文書が連合国軍の手に落ちるのを防ぐため、重要文書を焼却した。陸軍省や参謀部のあった市ケ谷台、海軍省や軍令部のあった霞が関などでは、何日間も炎と煙が立ち上った」と記す。 日軍の暗号電報を解読した米英の文書には、インドネシアやシンガポールに展開する軍に焼却が命じられた様子も記録されている。 歴史を伝える資料の多くがこうして失われたが、偶然にも残されたケースもある。国文学研究資料館(東京)の加藤聖文准教授(51)は、各地の自治体で貴重な資料を確認してきた。ただ、公文書への意識の低さや自治体の財政難などから、散逸や腐の恐れがあるものもあるという。 今夏に訪ねた鳥取県境港市では、土決戦時の動員の流れを示す「(秘)」と書かれた資料などが段ボール箱に詰め込まれ、旧幼稚園舎に山積みされ

    公文書廃棄、73年前も 敗戦の霞が関に何日も炎と煙が:朝日新聞デジタル
  • 戦友の生きた証し、私は焼いた 91歳が告白する「罪」:朝日新聞デジタル

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    戦友の生きた証し、私は焼いた 91歳が告白する「罪」:朝日新聞デジタル
  • 陸軍文書、焼かれたはずが 天皇印や「原子爆弾」の記載:朝日新聞デジタル

    黒い灰が空に舞っている。……東京でも各所で盛んに紙を焼いていて、空が黒い灰だらけだという。作家高見順が、1945年8月16日付の「敗戦日記」にそう記している。45年8月15日の終戦前後、植民地も含めた日の各地で、大量の公文書が燃やされた。東京・市ケ谷台(現防衛省)にあった陸軍省や参謀部は、その象徴的場所だ。その地中から戦後50年以上を経て、焼却されたはずの文書が、焦げ痕がついた状態で発見された。 その一つ。焼け残った部分からは「昭和19年3月」「陸軍大臣東条英機」の文字と、天皇の「可」の印がみえる。天皇の決裁をあおいだ「御裁可書」だ。45年8月の「特別緊急電報」では「広島」「調査団ヨリ」「原子爆弾ノ爆発中心ニ於ケル放射能」の文字がよみとれる。 防衛省防衛研究所などによると、これらの文書は、96年4月末、自衛隊市ケ谷駐屯地で東京都埋蔵文化財センターが旧尾張藩上屋敷跡の発掘調査中、簡易防空

    陸軍文書、焼かれたはずが 天皇印や「原子爆弾」の記載:朝日新聞デジタル
  • 「おまえも死ぬぞ」 響く金言、お寺の掲示板に熱視線:朝日新聞デジタル

    短い言葉で仏教の教えや人生訓などを伝えるお寺の掲示板が各地で注目を集めている。生や死への鋭い洞察にハッとしたり、温かなメッセージに和んだり。SNSでは、お寺の掲示板を投稿してもらう「輝け!お寺の掲示板大賞2018」も始まった。お寺の掲示板に目を向けると、思わぬ気づきがあるかもしれない。 「おまえも死ぬぞ」。岐阜県郡上市の願蓮(がんれん)寺に掲げられた言葉が、ツイッター上で話題を呼んでいる。旅行で訪れた京都市の中田絢子さん(36)は「お寺の格言掲示板、いつもハッとさせられるけど、ここまで衝撃を受けたのは初めて」としてツイート。4万回以上リツイートされ、「いいね」も10万件を超えた。コメント欄には「響く」「端的で真実」などの声が寄せられた。 中田さんは、6月の大阪府北部を震源とする地震の揺れで死を意識したという。「生も死も平等に存在し、どちらが特別ということではない、と教えてもらったように思い

    「おまえも死ぬぞ」 響く金言、お寺の掲示板に熱視線:朝日新聞デジタル
  • 芥川賞選考委員「美しい顔、盗用ではない」 厳しい声も:朝日新聞デジタル

    複数のノンフィクション作品との類似表現が問題となっていた、北条裕子さんの「美しい顔」(群像6月号)は芥川賞の受賞を逃した。選考を終えて、委員の島田雅彦さんは「事実には著作権はありませんので、誰もが書く自由はある」とした上で、「事実を吟味し、自分のなかで換骨奪胎してフィクションの中に昇華する努力が足りなかった」と受賞に至らなかった理由を述べた。 島田さんは「美しい顔」について、「場外乱闘というか、盗用疑惑ということでネットでもかなりの議論になっている」と前置き。「いわゆる盗用疑惑ということに関しては、法的な問題には至らないケースだと考えています。それはわりと(選考委員)共通の認識でした」と語った。 ただ、今回の問題は「震災を書く作家なら誰もが意識すること」とも。「震災そのものを扱う小説はなかなか書きにくいだろうという認識が実作者にはある。だから、それぞれに独自の装置を工夫して震災にふれる、震

    芥川賞選考委員「美しい顔、盗用ではない」 厳しい声も:朝日新聞デジタル
  • (ネットネイティブ)第1部 依存リスク:2 スマホ1日10時間、ついに入院:朝日新聞デジタル

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  • 「偽アカ」大量削除、オバマ氏のフォロワー240万人減:朝日新聞デジタル

    一夜にして有名人のツイッターのフォロワー数が大幅減――。米ツイッター社が、11日にツイッターの「偽アカウント」の大量削除に踏み切ったことを受け、米CNNが米国の著名人のフォロワー数が一晩でどれくらい減ったかを報じた。5千万人以上のフォロワーがいるトランプ米大統領のアカウントでは、約20万人減。フォロワー数が1億人以上のオバマ前大統領は、240万人減った。 ツイッターは、1人で複数のアカウントを作ることができ、作ったまま使われていないこともある。社会的な影響力を大きく見せるために偽のフォロワーを買い、数を多く見せる利用者がいるとも指摘されてきた。同社は、人確認に応えがなく、利用が止まった状態のものを「偽アカウント」として削除。対象は数千万件規模とみられるが、英BBCによると、同社は平均的な利用者の減少数でみると「4人減程度になる」とした。 CNNによると、フォロワー1億人超の歌手ケイティ・

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  • 0―122、大敗した球児は今 相手チームへの思い語る:朝日新聞デジタル

    甲子園出場をかけた夏の高校野球の青森大会で20年前、ある高校が初戦で大敗した。「大会に出るべきではなかった」とさえ言われたという。部員たちはその後どうしたのか――。 122―0。 高校野球史に残る記録的な試合がある。1998(平成10)年7月18日の第80回全国高校野球選手権記念青森大会。一方的な試合で、初回の39得点を皮切りに、コールドが成立する七回まで計122点。試合時間は3時間47分に及んだ。 勝者は、甲子園に出場経験がある東奥義塾。敗者は、少子化でのちに高校再編の対象となった深浦(現木造(きづくり)深浦)。深浦の1年生捕手だった松岡拓司(35)は思い出すたび、暑苦しさがよみがえる。あの試合では計86の安打を打たれた。 「打たれるたびにキャッチャーマスクを外して足元に置くと、白線の粉がつくんです。マスクを着けると、それがあごに擦れて、あつく感じたんです」 98年の青森大会の参加校は

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  • 「子どもを大学へ」 親の期待にも収入・学歴が影響:朝日新聞デジタル

    保護者の収入が多く学歴が高い家庭ほど、子どもは成績が良く、大学進学にかかる期待も高い――。昨春の全国学力調査を受けた小6と中3の保護者を対象にした調査で、そんな傾向がわかった。文部科学省が27日に調査結果を発表した。子どもに大学進学を期待するのは収入や学歴が高い層では8割に上るが、低い層は3割にとどまっている。 小中学生の段階から家庭環境によって、学力とともに進学への期待にも違いが生じていることが、調査によって裏付けられた形だ。政府は低所得層の子の進学を支援しようと、2020年度から大学など高等教育の授業料減免や給付型奨学金を拡充する。ただ高等教育への進学をさらに広めるには小中学生の段階からの対策も必要になってくる。 保護者調査は13年度に続いて2回目。今回は昨年4月に全国学力調査を受けた公立学校の小6と中3の保護者のうち約12万2千人が答え、お茶の水女子大が分析した。 分析では、両親の収

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