お正月に久しぶりに実家に一泊してきた。 テレビを見ながら「この子は歳のわりには老けてるわね」とか「この人の子供障害あるんでしょ?」とかどうでもいいdisを延々と続ける両親たち。 初詣に行くにも、混雑している道のど真ん中で何度も何度も急に立ち止まって談笑し始める両親たち。 杖をついて歩いている他人のおじいさんを指差して笑いながら「私もあと数年後にはあーなっちゃうわぁ」とケラケラ笑う母親。 「今の人見た!?歳いってるのに凄い若作りな格好!!」と本人に聞こえるような大声で笑う父親。 どこに行くにも、何をするにも他人を下げることから始まるコミュニケーション。 育ててくれた両親には感謝はしている。 しかし、この人達が仮に学校の同級生であったならば はっきり言って仲良くしたくない。距離を置きたい。 血のつながった家族といえど、性格がまるであわない。 私の両親は昔からこんな人達だっただろうか。 もっとま
僕はある。重要な所ほど重苦しく考えて、自暴自棄が感情の波になって溢れてしまう。 「失敗して楽になりたい」 「何もかも捨ててここから逃げ出したい」 「死にたい」 そして、今がまさにそうなんだ…。 御存知の通り、メルマガを始めることにした。 メルマガをやることを発表してからと言うもの「読むよ」「登録したよ」とか色んな連絡をもらうほど、僕は「もう後戻りできない」というプレッシャーにさいなまれる。 もちろん、お知らせは嬉しい。 うまくも言って欲しい。 何ヶ月も準備もしてきた。 だけど…緊張すればするほど、「いっそダメになって、誰からも期待されないで死んでしまいたい」という気持ちがふつふつと湧いてくる。 …今回はそういう気持ちになった時の克服方法について、自分が見出している範囲で書いてみたいと思う。 強すぎるプレッシャーは「逃げたい」ではなく、「来たな」と気づけ!経験上、「逃げたくなるほどの強いプレ
芸人と俳人 作者: 又吉直樹,堀本裕樹出版社/メーカー: 集英社発売日: 2015/05/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (13件) を見る 芸人である又吉直樹を相手に、俳人である堀本裕樹がマンツーマンで俳句の講義をすすめる。だから、本の題名『芸人と俳人』は、『芸人(=又吉直樹)と俳人(=堀本裕樹)』という意味。お笑い芸人と俳人という、ちょっと珍しい取り合わせがこの本のミソで、互いが刺激し合い、吸収し合って俳句への理解を深めていく…というのが一つの読み方。 もう一つの読み方。 又吉直樹という一人の人間の中で、芸人である部分と俳人である部分がどんなふうに作用し合って、独自の芸風を築いていくのか。だから、本の題名『芸人と俳人』の意味は、『(又吉直樹の中の)芸人と俳人』。 もともと、お笑いと俳句の間には、太い通路がある。又吉直樹の『カキフライが無いなら来なかった』、『
「謎解き日本のヒーロー・中国のヒーロー(追加ヒーロー4・完結)」で、「眉間尺の物語がそっくりなのは伍子胥〔ごししょ〕ではなく荊軻〔けいか〕の物語でしょう」ということを書きました。それをきっかけに、やはりパソコン通信の時代に、三島由紀夫の『卵』という短編が、ある有名な物語とそっくりだという記事を書いたことを思い出しました。そしてそれも、ハードディスクからサルベージできました。例によってネットで検索すれば出てくるところに置いておきたかったので、自分のブログに貼ることにします。 花ざかりの森・憂国―自選短編集 (新潮文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1968/09/17 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 71回 この商品を含むブログ (89件) を見る アイキャッチ画像にと文庫本の書影を貼ってみたけど、今のは自分が慣れ親しんだオレンジ色のカバーじゃないの
又吉の『東京百景』を読んだ。 東京百景 (ヨシモトブックス) 作者: 又吉直樹 出版社/メーカー: ワニブックス 発売日: 2013/08/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (15件) を見る 本屋でふと手にとってみたというのが正確なところではある。それに告白すると半分くらいしか読んでいない。全部読むには私の又吉への愛が足りない。つまり好みの文章ではないということだ。だから彼の出世作の『火花』も読んでいない。 雑誌に掲載された時にパラパラっとページをめくってみて、「あーなるほどね」で終わった。とても雰囲気のある作品だと思う。嫌いというより、要は「ピンとこない」ということなのだが。 でもこのエッセイを読んでいるとこの又吉と言う人は、相方の綾部よりもずっと我が強い人なのではないかな?と感じた。かなりゆるぎなく自分があるタイプなので他人に流されないというか、他人と交わる気がないとい
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