「読み取れない読者が悪い」/琥珀色の戯言 「話せばわかる」ような人って、「話さなくてもわかる」場合がほとんど。 (中略) そんな「非効率的な説得」に時間をかけるくらいなら、僕はひとつでも、新しいことを書きたい。 webやブログが「同意系の媒体」って言ったのは、Lsty氏だったっけか、いやもうちょっと別の言い方だったか。 人がその個性をもって使う文体や表現ってのは、それでその書き手の言いたいこと全てが伝わるとはいえるはずがないわけで。その本人の持っている思考なんぞの氷山の一角のようなものをぽこんと切り取って貼り付けるのにもちょっと似たりとも思う。そこで理解できるか理解できないか、なんてことは、その文字表現の上手下手とかそんな小手先のことでもなくて、書き手と読み手にとって、共通したある何ものかの趣味や好みだの思考だの体験だの情景だの記憶だの、そんなことの小さなピースが一個か二個はまればそれで「