パイロットチームを結成して、部下の自覚を促せ オーガニゼーション・コーチングで意識改革 (大同生命保険の場合) 2006年12月6日 水曜日 細川馨 「部下の当事者意識が低い」「部下に責任感がない」といった経営者やマネージャーの声をよく耳にします。そんな経営者やマネージャーは打てど響かない組織で、結果を出そうと日々孤軍奮闘しています。しかし、彼らの多くは、部下との意識ギャップで、組織内で空回りしているように見受けられます。今回は「部下の当事者意識を引き出し、結果を出す強い組織作りに成功したある保険会社の支社長の事例」を見ていきたいと思います。具体的な話に入る前に、読者の皆さんに質問があります。 「人の意識が変わる」のはどんな時だと思いますか? 皆さん自身の意識が変わった経験を思い出してみてください。本を読んだ時、ドキュメンタリー番組を見た時など、ある体験を通して「はっ!」とし、世界が違った
パシフィコ横浜で開催中の「Internet Week 2006」で5日、JPNICの主催によるカンファレンス「IP Meeting 2006」が行なわれた。午後のセッションでは、マイクロソフトを退社後、現在は慶應義塾大学の教授を務める古川享氏が「放送とインターネット」と題した講演を行なった。 ● YouTubeは大きなうねりだが、デジタルメディアというもっと大きな流れの一面 古川氏は冒頭、「放送とインターネットの融合と言うと、テレビ放送がネット経由で届くことだと定義付ける人もいる。あるいは、オンデマンド放送やデータ放送、蓄積型放送、もっと先鋭的な人になるとYouTubeこそが本命だと言うかもしれない」と語り、古川氏が先日、中高生を対象に行なった講演でのエピソードを紹介。「中高生100人に、BS放送を見ている人はと尋ねたら3人しか手が上がらなかった。ワンセグ放送はと聞いたら2人だった。ではY
本日のゲストは、NTT番号情報株式会社ITメディア事業部サービス統括担当部長の小畠伸和氏です。小畠氏は、NTTグループに入社後、一貫して電話帳ビジネスに携わってきた変わり種。電話帳ビジネスこそ検索ビジネスであると主張する小畠氏のお話を伺いました。 ■ 年間売上50億円のオンライン事業 ―自己紹介を簡単にお願いできますか? 小畠氏 NTT番号情報でiタウンページを担当しております小畠です。NTTに入社して20年になります。入社4年目で電話帳事業に関わってからは、ほぼずっとこのビジネスをやっております。 電話帳ビジネスは、私が携わった当時は成長分野でした。当時で広告費が1000億円ありましたから。そこから一時マルチメディアビジネス開発部に転属になり、1996年(平成8年)に、そうですね、ちょうどインターネットが出始めたときですが、インターネットタウンページという、iタウンページの前身を作りまし
先日、ある金融機関の研修を企画し講師を務めた。 対象は20代後半から30代にかけての中堅社員の男女で内容はコミュニケーションの訓練。グループワークを中心に、ディスカッションやプレゼンテーション(議論や説明)の仕方を研修した。 ところがその中で、一つ気になることがあった。 それは男女の役割分担について。一つのグループは7から8人で男女半々くらいなのだが、話し合いが一段落して、まとめて発表という時間帯になると、誰が指示するともなく、自然と女性が書いてまとめる係になり、男性の中だけで発表者を決めているのだ。 1回目の発表は、全グループ男性が代表者となっていた。 いろいろな組織から集まっているので決して上下関係があるわけではなく、顔見知りも少ない。 そんな中でも、暗黙のうちに男女の役割分担がはっきりとしているのに驚いた。 これが金融機関であり、総合職と一般職の違いなのか。すべての金融
【仕事事情】防ごう、離職 大学3年生たちを対象にした企業の就職説明会が11月から本格化し、2008年春入社の就職戦線が事実上、スタートした。(清岡央) 大学側の取り組み続々 企業の高い採用意欲を反映して学生優位の「売り手市場」は、来年も続くとの見方が強い。一方で、入社間もない若者の離職は依然として多く、各大学は、学生が真剣に職業選択に向き合うための取り組みに力を入れている。 ◆育児との両立語る 「朝6時半からの番組のため午前3時に出社しなければならず、本当にきつかった。夜更かしの子はまだ起きてるよね」――。フリーアナウンサーの山口容子さんは、テレビ朝日のアナウンサーだったころの経験談をくだけた口調で学生たちに語った。 11月22日、日本女子大の西生田キャンパス(川崎市多摩区)で行われた「ライフプランとキャリアデザイン」の授業での1コマだ。28歳で結婚した山口さんが「仕事が楽しくて
社長力アップセミナー・プラチナプラス 10年連続赤字、平均年齢60歳の町工場復活の舞台裏 10年連続赤字で、職場の空気は悪い。仕事のミスも多く、製品不良や納期遅延が頻繁に起きる──。そんな町工場が10年で生まれ変わった。2016年に黒字に転換。1社依存から取引先は400社まで増え、売上単価も数千円から数万円まで上昇した。従業員16人のうち20代が8人、女性は6人いる。復活の立役者で14年に、28歳で父が経営する佐藤製作所に飛び込んだ佐藤修哉常務にその舞台裏を生々しいエピソードも交え、お話しいただきます。 社長力アップセミナー 「人を大切にする経営」と事業承継 「人を大切にする経営」は会社の成長に結び付く。創業来40年以上、これを実証し続けているATグループは産業廃棄物の運搬・処理、環境ビジネスに特化し、現在はグループ企業6社、売上高109億円(2023年3月期)。独自の経営理念を貫き、売上
首都圏の通勤電車、混雑率ワーストテンは?という記事より。 実際に混雑率が高い路線は、一体どれ? どの程度混み合うの? 次のページではいよいよ、気になる混雑率ワーストテンの発表です! だいたいなんとなくあの路線じゃない? ということは想像つきますが実際に見てみると‥‥ 1位 山手線 上野→御徒町(216%) 2位 京浜東北線 上野→御徒町(214%) だそうです。うむ、もろに使ってた。でもぼくの乗っていたときはそうでもなかったので、きっと時間帯によるのでしょうね。 6位 埼京線 板橋→池袋(200%) これは学生時代に乗っていました。10年前から大変なことになっていました。 ちなみに「200%…… 体が触れ合い、相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める」だそうです。週刊誌は厳しいなぁ‥‥。 ちなみに前にも書きましたけど、線路に人に立ち入ってしまうのはチカンが逃げ出していることが多いらし
地方のITエンジニアのキャリアに特有の問題点や、首都圏に転職する場合のアドバイスを、地方在住者のキャリアコンサルティング経験を持つキャリアコンサルタントが語る。 ■IT企業は大都市に集中している 私は、人材紹介会社のキャリアコンサルタントとして、これまで首都圏・関西圏以外の地方に在住するITエンジニアの方とも接点を持ってきました。その経験からすると、地方在住者は、地元での転職を希望する方が多いようです。 しかし企業の情報システムを構築・運用する仕事は、性質上どうしても一般事業会社の多い大都市圏に集まっています。国土交通省の資料によると、国内にあるIT関連産業(インターネット関連サービス、ソフトウェア業、情報処理サービス)の事業所数は、首都圏に約4割、関西圏に約1割が集中しているそうです。特にWeb、ポータル、コンテンツ、モバイル系の仕事は首都圏に集中する傾向があります。 確かに、地方にも地
JR秋葉原駅に直結したショッピングビル「アキハバラデパート」が12月31日に閉鎖される。築半世紀以上の建物は老朽化が進み、売り上げもピーク時の半分以下に落ち込んでいた。建物の今後については、秋葉原再開発にふさわしい姿になるよう検討し、来春ごろ発表するという。 アキハバラデパートは1950年12月にオープンした3階建てのショッピングビル。2002年にJR東日本が買収し、2005年2月から東京圏駅ビル開発が運営してきた。 JR東日本による買収当初は「アキバ系ショッピングセンター」としてゲームやアニメ関連商品に力を入れたが、ほどなく元の総合デパートに回帰。飲食店やみやげもの店、服飾雑貨店、鉄道模型店、書店などがテナントとして軒を連ね、店外の実演販売も“名物”となっていた。 「秋葉原再開発でオフィスビルも増えたが、アキハバラデパートに新客が流入していない」――東京圏駅ビル開発の広報担当者はこう明か
企業の成長は、決して経営者1人の努力だけでは無理だろう。その過程では、資金はもとより経営に関するアドバイスなどさまざまな支援が必要になる。こうした役割を担うひとつがベンチャーキャピタル(VC)だが、経営者とVCはどのようにして出会い、具体的にどういう関係を構築していくのか、そして人物像は。 IBM Venture Capital Group日本担当の勝屋久氏が紹介する形式で、VCと経営者の両者に対談してリアルにお伝えします。今回はMonotaRO代表執行役社長の瀬戸欣哉氏と、ワークス・キャピタル シニアマネージャーの本間真彦氏の登場です。 勝屋:今回は、全国16万社以上の事業所や工場に対する工場用間接資材(MRO)のインターネット販売で業績を伸ばしているMonotaROの瀬戸社長と、ワークス・キャピタルの本間さんがゲストです。最初に、会社のご紹介をそれぞれお願いします。 本間:ワークス・キ
伊藤穰一氏は日本で生まれ、米国で教育を受けたビジネスマンだ。先頃、「Web 2.0」カンファレンスに参加した伊藤氏のネームバッジの社名部分には「We Know Guild」と書かれていた。 これはオンラインゲーム「World of Warcraft(WoW)」の中で彼が運営しているギルドの名称だ。このギルドにはベンチャーキャピタリストや最高経営責任者(CEO)のほか、インターネットエコノミーの名士たちが参加している。ネームカードにギルド名を書いたのは内輪の冗談かもしれないが、実際のところ、彼の職業をひとことで言い表すことは難しい。 伊藤氏にはたくさんの顔があるからだ。主立ったところでもTechnoratiの国際部門のゼネラルマネージャー、Six Apart Japanの会長、ベンチャーキャピタル「ネオテニー」の創設者で代表取締役社長、ICANN理事、Creative Commonsボードメ
「教育委員会」とは〜教育委員会事務局と混同してはいけない (藤原 和博=杉並区立和田中学校校長) 今回は、「教育委員会」(以下、教委と略すことも)というあいまいな存在を、読者にキッチリつかんでいただこうと思う。そうでないと非常に安易な「教育委員会無用論」が闊歩(かっぽ)することになるからだ。そもそも、「教育委員会」とは何か、どういう組織かを説明する。さらに、教育委員会と混同されやすい「教育委員会事務局」も詳説したい。 教育行政を実際に行うのは「教育委員会事務局」 まず、用語の確認をしておきたい。 自治体には5人程度の「教育委員」がいて会をなし、その「教育委員会」の代表が「教育委員長」である。表面的にはこの人たちが、その自治体の教育政策のすべてを決めることになっているから、ひとたび教育問題が起これば、責任者はこの「教育委員会」だということになる。 しかし、実態はいささか異なる。
『認めたくないものだな──』。30代の誰もが知っているシャアの名セリフ。しかし、セリフの奥にビジネスパーソンにとっての深い教訓が刻まれていることをキミは知っているか? 「龍馬に学べ? いや、シャアでしょ」──。 ネット世代のビジネスパーソンにとって、歴史上の偉人といえば、古代中国でもなく幕末の志士でもなく、ガンダムのシャア・アズナブルである。組織の中で自らの存在意義を考えつつ、ドズル、キシリアという派閥争いの中を泳ぎ回る。若くして昇進を重ねながらも、ニュータイプとしては一流ではないという自らの能力に苦悩する。人間、シャア・アズナブル。その考え方は数々の名言となって、ガンダムの世界の中で光り輝く。 今回はシャアの7つの名言を取り上げる。生き方、仕事を達成していく上で目の前の課題に対して、また組織内の自身のあり方について、ビジネスパーソンはどう考えるべきか。シャアのセリフを元に、「シャアの行動
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