阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2006年12月 8日 [メディア論]インタビュー:池田信夫氏(2)「第2東京タワー」は全くムダ 昨日に引き続き、経済学者の池田信夫氏のインタビューを掲載します。 * * * * * 阿部 池田さんが著書「電波利権」でも書かれているように、田中角栄時代以降、電波は稀少性のある資源として国家が分配してきたましたが、政治の恣意が絡みおかしな配分になっています。現在、総務省では電波再配分の議論がされていますが、その動きをどうご覧になっていますか。 池田 問題になっているのは、NHKを8チャンネルから5チャンネルに減らすという竹中懇のNHK改革案(「通信・放送の在り方に関する懇談会 報告書」2006年6月)ですが、自民党内の協議が終わるまではどう転ぶかは分かりません。 むしろ考えるべきは、電波利用全体に占める放送の割合はごくわずかだという
きっかけ⇒404 Blog Not Found:ネットvs.リアルの衝突 本書、「ネットvs.リアルの衝突-誰がウェブ2.0を制するか」は、今やネットとリアルの境界面における取材では第一人者の感すらある佐々木俊尚の、文春新書二作目。 で、目次。 第一章 Winny - 「私の革命は成功した」 第二章 P2P - エンド・ツー・エンドの理想型 第三章 著作権破壊 - ヒロイックなテロイズム 第四章 サイバースペース - コンピュータが人々にパワーを 第五章 逮捕 - 「ガリレオの地動説だ」 第六章 アンティニーウィルス - パンドラの箱が開いた 第七章 標準化戦争 - 三度の敗戦 第六章 オープンソース - 衝突する国家 第八章 ガバナンス - インターネットは誰のものか 第十章 デジタル家電 - iPodの衝撃 第十一章 ウェブ2.0 - インターネットの「王政復古」 悪口でも著者批判でも
「文化庁からJASRACへの天下り」は全面禁止にすべき 公開日時: 2006/12/02 10:16 著者: 中島聡 JASRACに関しては、「ジャズ喫茶やピアノバーなどに法外な著作権料の支払いを要求している」「収集した著作権料の大半は天下り役人の法外に高い給料や退職金となって消えている」「個人が運営するウェブサイトにまで法外な著作権料を請求して来るJASRACは、CGMの時代に逆行している」「徴収した著作権の分配方法が不透明」などの批判的な意見を見ることが最近多いが、一方では「JASRACが一元管理しているからこそ、(欧米に比べて)日本の着メロビジネスがこれほど急速に立ち上がった」というれっきとした事実もあり、一方的に「JASRAC=悪」とは言い切れない部分があるので難しい。 JASRACに関する批判としては、2005年に「やっぱり雑誌が面白い!!ニュース報道部門賞」を受賞した
Web2.0時代にふさわしい政治への参加の仕方 公開日時: 2006/12/09 14:10 著者: 中島聡 私は、前々から「ブログは人類のコミュニケーションの歴史にとって、言葉、文字、テレビ、電話などに匹敵する画期的なツール」と主張してきた。ブログのおかげで、誰でも自分の意見を数多くの人に伝えられるようになったことは、色々な意味で人間社会を大きく変えていくと思う。 そんな考えの私だから、今までも色々とブログを使って実験を繰り返してきたのだが、今回はその一環として、「ブログを使って政治家の意思決定に影響をあたえることができるか」という実験を試みてみた。 具体的には、私のもう一つのブログのエントリー、「『天下りあっ旋全廃に反対したらもう自民党には票を投じない』バトン」を見ていただきたい。 今回の経済財政諮問会議で「天下りのあっ旋を全面的に禁止しよう」というすばらしい提案が御手洗会長
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