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ブックマーク / blog.japan.cnet.com (69)

  • 勝手にフィードバック:新生銀行:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    さて、前回に続いて「勝手にフィードバック」シリーズに登場いただくのは新生銀行です。 引き続き、開発者に黙ってサイトの使い勝手を遠慮なくバッサバッサと斬っていきたいと思います。 ■新生銀行って? かつて高度成長期に「長銀」と呼ばれて栄華を誇り、その後バブル崩壊とともに経営破綻、国有化と外資の投資組合による買収を経て「新生銀行」として再出発した普通銀行ですが、消費者の目線に近いかなり大胆なサービスへと刷新することで、大きくイメージアップしました。 特にサービスのコスト面での単純明快さ(ほとんど全てが無料)では他に抜きんでていて、たとえば、コンビニや郵貯のATMで入出金しても365日24時間いつでも手数料無料、他行への振込手数料もネット経由なら月5回まで無料(つまり一般人には永久に無料)、という具合です。 で、私はというと最近までシティバンクとジャパンネット銀行をメインで使っていたのですが、宮川

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2007/10/26
    本当に本当に新生の使いづらさは・・・
  • 新聞の役割とビジネスモデル:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    朝日・日経・読売について、お隣佐々木さんのコメントなども読みつつ、周辺テーマをもう少し。情勢がどうのという政局報道のようなものではなく、ファンダメンタル確認の意図を込めてビジネスモデルのところを。 固定費と分岐点 紙の新聞のビジネスモデルは一般的に固定費が重い。特に全国紙になると何十ページかのニュースと情報を詰め込んだパッケージを成立させるのに、 1)印刷 2)配送ネットワーク(+手配り) 3)営業ネットワーク(2に同じ) 4)編集機能 5)記者ネットワーク というのがワンセット一式必要になる。 つまり、全国紙というのを成立されるだけで資と組織が一定量無いと参入することさえ出来ない。 昨今の新聞の問題を一言で集約してしまうと、このワンセット一式を賄うだけの収入の確保が段々難しくなってきているというところに尽きる。損益分岐点を切ってしまうと、全国紙という形は維持できなく

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2007/10/11
    「利益の回収装置である広告モデルと新聞の機能が合わなくなってきてるのが言うまでも無く問題の根っこにある。」
  • 朝日・日経・読売の提携とユニバーサルサービスとしての新聞:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    朝日・日経・読売の大手新聞社による業務提携が発表された。内容からして、「業界として歴史的」という表現をつけても差し支えないところではないだろうか。 初読での感想とコメントはtechviews.jpでも簡単に触れているので、ここでは割愛する。 連想ゲームのように気になったのは、発表内容で全国ネットワーク維持について触れたくだり。 3社は新聞販売事業でも提携した。各社の専売店で他社の新聞も扱える相互乗り入れを、過疎地などを中心に行っていく。新聞販売店の整理・統合に向けた動きとも見えるが「あくまで新聞配達網の維持・強化に向けた取り組み」と、読売の内山斉社長は強調する。 この記載についてまず出てくるのは、ビジネスインフラ、固定費の捻出を行うのに共同化しなけらばならない状況に入ったという判断を下さざるを得なくなったのだなというもの。三社の財務数値を並べてうぅむ、とかやってみたい。 もうひとつ考

  • ITpro Challenge!が感動的だった件:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    さる9月7日に東京で行われたITpro Challenge!ですが、ひきこもって々と考えてばかりの生活を離れ、先を走っているすごい人たちの勢いを感じられたのはとても良い体験でした。 僭越ながらぼくもプレゼンさせていただいたのですが、この内容についてはCNETのほうに流れに沿った詳細な記事がアップされています。 収益が見えないことは、やらない理由にはならない--インフォテリアUSA江島氏 で、講演資料のほうはSlideShareにアップしました。ここからPDF形式でダウンロードもできます。 ブログにこうやって外向けの文章を書くときというのは、それなりに精神的に落ち着いた瞬間を見計らって襟を正してから書くので、普段の七転八倒している姿は伝わらないものです。 割と露出狂的マゾヒズムの気があるほうだとは思ってるんですが、それでもやっぱり、恥ずかしいこととかコンプレックスとかは自分なりに

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2007/09/12
    「ウェブの世界はまだまだ同期的なアテンションの供給が足りない」
  • 社長Blog太平記:クロサカタツヤの情報通信インサイト - CNET Japan

    少し間があいてしまったのだが、前回と多少関連する(かもしれない)エントリを一つ。企業そのものの情報発信だけでなく、企業経営者自身の情報発信について。 社長Blogの興隆 経営者がBlogで情報発信する。こうした光景は今や珍しいものではなくなったが、それこそ10年前には上場企業の社長のコメントが毎日読めるなどという機会はほとんどなかった。よほど先進的な経営者でさえ、社内イントラでたまにエッセイを書くくらいが関の山だったはずだ。 こうした社長Blogには、大きく2つの流れがある。一つは、経営者自らの意志で個人としてBlogを書いているというもの。もう一つは、企業のオフィシャルな広報の延長線上としての社長Blogである。後者の場合は、企業のWebサイトでよく見られる「社長からのメッセージ」のようなコラムのBlog版として運用されるというイメージのものが多い。 両者にはそれぞれ違いがある。たとえ

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2007/09/12
    「やや厳しめに見れば、社長が自分の言葉で話せないような会社に、まともなマネジメントが存在するはずがない、という考え方が広がったということ」
  • 隠し砦の三Blogger:クロサカタツヤの情報通信インサイト - CNET Japan

    お隣の渡辺聡さんが主宰するEmergingTechnology研究会に参加してきた。今回は「キャリア開発とBlog」というテーマで、先日アジャイルメディア・ネットワークの取締役に就任された徳力基彦さんをゲストに迎え、現状に至るまでのキャリアにBlogがどのような役割を果たしてきたかを三者三様に論じてみよう、というものだ。 これまでの過程や現状のポジション、それにBlogとのつきあい方がそれぞれ異なる三者ではある(特にBlog歴という意味ではお二方に比べ私は圧倒的に短い)。当日もその差異がコメントの端々に表れておもしろかった。その一方で、それでもどこか共通点があるようにも感じた。 自然とこうなった まず3人に共通していたのは「自然と現状に至っている」ということである。たとえば自身のキャリア開発について、考えないわけではないが、3人とも殊更キャリアキャリアと言ってきたわけではない。それぞれ、

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2007/07/30
    「キャリアに対して気負いがあるわけではなく、「やりたいこと」を「やりやすくする」するために必要なことを考え、行動している」「「Blogを書く」という作業が、少なくともこの3人には好影響を与えている」
  • 最近買ったガジェットのレビュー:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    先日、クレジットカードの請求書を整理していて、自分のなかにある傾向を見つけました。 それは、「仕事がうまくいってない時期ほどたくさん買い物をする」ということです。 たぶん、いろいろもがくんでしょうね。無理矢理リラックスしようとスパへ行ったり、を大量にまとめ買いして乱読してヒントを得ようとしたり、今までに行ったことのないレストランへ行ってみようとか、なんとなく見る機会を逃していたDVDを見ようとか、気分転換に出かけようとか、おれの生産性が低いのはこのトロいマシンのせいだ、そうだそうに決まっているもっといいマシンが欲しいぞコノヤロと八つ当たりついでに物欲に走ったり。 悶々とする渦中にあっても、なにか有意義なことに自分の時間をつかっている、日々あたらしい体験をしている、という実感を求めているのでしょう。そしてそのためにお金の力を借りる。 逆に仕事の調子がいいときには、お金をつかう時間がないとか

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2007/07/23
    「iPhoneで何が一番すごいって、実は常にネットに繋がってるっていう安心感じゃない?」
  • 検索されたくない出版社社長、GoogleのPCを盗む

    Engadgetの記事によると、「Macmillan Publishersのボス」がブックエキスポの会場でGoogleのノートPCを盗み、あとから「盗られる側の気持ちが分かってもらえたかな」とのセリフとともに返却に現れたという。「ノートPCのどこにも「盗まないでください」と書いてなかった」とも。 さて、企業の「ボス」にしても驚くばかりの無知を明らかにした行動だ。 Google Book Searchは1800万冊ののスキャンを計画したことを思い出してほしい。そのうち16%はパブリックドメインにあり、9%は著作権が存在しかつ今も刷られている。すなわち、Googleがスキャンするうちの残りの75%はすでに絶版となり、しかし著作権保護は続いている(と推測される)書籍だ。(この問題については30分ほどのプレゼンテーションを公開している)。 最初の9%については、各出版社とGoogleのあいだで契

  • 情報開示の報告(Joho流に):Lessig Blog (JP) - CNET Japan

    定期契約のクライアントはいない。多くの非営利団体の理事を務めている。 EFF、FSF、PLOS、FreePress、PublicKnowledge、そしてCreative Commonsなど。 営利組織の役員には就いていない。理事や顧問を務める対価としてストックオプションを受けとることはない。 そう発言するように金を貰ったことではなく、自分の信じるところを口にできる職業に就いているのは得がたい特権だ。この自由はかつて専門職にとっては一般的な規範だった。現在ではますますそうではなくなりつつある。法律家はかつて、信じるところを口にできる職業倫理を持っていた。いまや「ビジネス上の衝突」という概念、つまり顧客や潜在的顧客の商業的利害との衝突が多くの法律家を沈黙させている。医師もまた、特定の医療方法について発言することのできない地位に雇われている(たとえば、Rust v. Sullivanを参照)

  • あるネットワークの存在証明:クロサカタツヤの情報通信インサイト - CNET Japan

    誰がNGNにカネを払うのか? 調べ物をしていたら、こんな記事(NGNの料金を家庭は払えるか?)を見かけた。インターネットに不満を持っていない現状のユーザが、果たして新たな付加サービスであるNGN(記事ではNTT-NGNに焦点を絞っている)にカネを払うのか?という論旨である。 予め断っておくが、この記事を批判する意図は毛頭ない。現状のインターネットと単純に比較する限り、ある側面を的確に表現している。それに、そもそもNGNに関し正確な記述ができるほどには情報が公開されていない以上、いろいろなものと比較してこうした懸念が示されるのもむべなるかな、である。 ただ記事を読むことで、やはりNGNは一般に根的な部分で誤解されているところがあるのだろうな、とも思った。特に、NGNについての情報を得ていない市井のユーザにとっては、さっぱり分からない代物となっているのだろう。 誰がどの財布からお金を払う?

  • フレッツの事故に寄せて:クロサカタツヤの情報通信インサイト - CNET Japan

    ●フレッツの事故 昨晩(5月15日夜)、NTT東日の「フレッツサービス」および「ひかり電話」が長時間にわたって停止するという事故が発生した。現時点ではすでに回復しており、原因もNTT東日自身の説明によれば 5.原因 IP伝送装置(弊社ビル内に設置しているルータ)のハード故障に伴うパッケージ交換により、弊社IPネットワーク内の全IP伝送装置で、ルート情報の自動書き換えが行われますが、この際、処理可能な量を超えるルート情報が発生したため、連鎖的に多くのIP伝送装置において、処理能力オーバーとなり、IPパケットの転送処理を自律停止したものです。 すなわち「レイヤ3スイッチのリプレイスに伴い経路広告が何らかの理由で爆発し、経路制御ができなくなったもの」と概ね特定できているようだ。現在は経路情報を減らしてスイッチの安定稼働を図っているとのことである。 ●影響は深刻だがよくあること 上記から

  • 「らーめん缶」を温めなおして、食べてみた:CNET Japan Staff BLOG - CNET Japan

    「らーめん缶」を温めなおして、べてみた 公開日時: 2007/04/16 23:16 著者: 編集部 買ったその場でべられる「札幌らーめん缶」ですが、売られている場所は半蔵門駅近く(JR青梅線の東青梅駅から徒歩10分ほどのバス停付近にもあるそうです)。自動販売機からアツアツで出てきても、オフィス街でべるのは気が引けるという方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は持ち帰ったらーめん缶をオフィスでスマートにいただく方法をご紹介します。 まず、ぬるくなってしまったらーめん缶を温める際には注意が必要です。缶の側面には「温める場合、缶を直接火にかけないでください/電子レンジをご使用の場合、中身を他の容器に移してからご利用ください」という記載があります。オフィス内で適当な容器を探すと、マグカップがちょうどいいサイズでした。 ただ、マグカップで温めたらーめんをそのままべたのではらーめん缶

  • 07年冒頭に(3):ネットライフ企画岩瀬さん:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    07年冒頭に(3):ネットライフ企画岩瀬さん 公開日時: 2007/01/12 02:53 著者: 渡辺聡 前々回にプレモダンなどと書いておきつつ、返す刀で一見矛盾したようなところをひとつ。普通に資市場の話を。両テーマは自分の中では根っこの方で繋がったものと認識できているがまだ上手く橋渡しして言葉を出せていない。 どこでどう繋がりが出来たのかはっきりと思い出せないが(Blog繋がりになるのだろうか?)、ネットライフ企画の岩瀬さんとお会いする機会が昨年後半にあった。目下、ひっそりと出されているこちらのリリース(PDF)にあるように、マネックスとあすかアセットマネジメント(正確にはあすかDBJ投資事業有限責任組合)の資提供を受けて保険会社の設立を目指して動いている方となる。 あちこちのBlogを読んでいる方なら、「ハーバード留学記」の人。読みの方なら同じく書籍版の『ハーバー

  • Macを持ち出す感覚 - Apple iPhone:ケータイ時代のスタンダード - CNET Japan

    Macを持ち出す感覚 - Apple iPhone 公開日時: 2007/01/10 10:09 著者: 松村太郎 噂通り、Apple Computer改めAppleからリリースされたiPod由来のケータイ「iPhone」。iPodがMP3プレーヤーのAppleによるリ・デザインとして成功した結果の普及だったとすれば、このiPhoneもケータイのAppleによるリ・デザインとして成功するんじゃないか、という期待を込めてのご紹介である。ちなみにこれを書いている僕のケータイ環境は、SymbienOSベースで日で一番売れているケータイメーカーSHARPが作ってるDoCoMoのSH903iと、Windows MobileベースのスマートフォンSoftBank X01HTである。どこに嫉妬するか、という話になるかもしれない。 デザインとインターフェイス iPhoneのインターフェイスは、

  • 凄すぎるiPhone:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    あけましておめでとうございます。 日、スティーブ・ジョブズによるMacworld 2007の基調講演が行われましたが、とうとう出ましたねiPhone。 追記:ソフトバンクの孫さんが会場にいたらしい。ということは。。。 (写真: engadget より) こちらのチャットルームは、2ちゃんねるからの流入もあって、とうとうピーク時で180人を突破しました。 フル・アーカイブはこちらから。 しかし最近のアップルはすごすぎです。 ぶっちゃけ今回は事前に噂になっていたiPhoneなるものにまるで興味がなかったのですが、実際に発表を見てみると、何もかもが予想をはるかに上回る内容でびっくりしました。まさかMacOS Xが携帯用OSに化けるとは、誰が予測したでしょうか。 何はともあれ、ここにあるiPhoneによるInternet関連のアプリの操作感と技術仕様をじっくりと鑑賞してみてください。 これって、

  • 07年冒頭に(2):エッジの経済とPSR(Personal Social Responsibility):渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    インターネット型の(という表現も実に曖昧であるが)ネットワークの普及が進むと世の中何が変わるのか。何年も前から気が向いたら取り出して考えているテーマだが、デジタルガレージ主催で秋に開催されたTHE NEW CONTEXT CONFERENCE 2006の中軸テーマがまさにこのテーマを真ん中から打ち抜いたものだったことから、これ幸いと整理する頻度を上げて各所各氏と議論を重ねている。 なお、カンファレンス当日のアジェンダとゲストは上記のイベント紹介のサイトを参照すると今でも見られるが、このような顔ぶれとなっている。 また、イベント全体を端的に示したレポートとしては林信行さんのnobilog2の一言が簡にして要と言える。 N新聞のK編集委員「これはPC FORUMだね」と言っていたけれど、まさにそんな雰囲気。 今、IT業界から見た世界の流れを知る上で、それも川の浅いところではなく、深いところで

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2007/01/07
    「選択肢と権利と同時に、責任もひっついて来ることになる。それは表現するなら例えば個人の社会的責任、Personal Social Responsibilityとでも呼ぶべきものになる」「ピンポイントで具体的な形で社会の形を決める役割と責任」
  • 民主党よりネットへ:さっさと失せろ:Lessig Blog (JP) - CNET Japan

    ワシントンD.C.での「ラディカルな」変化は、いつもチャーリーブラウン / ルーシーの話に似ている(フットボールを押さえるルーシーを覚えているかな):結局はほとんど何も変わらないと気付くまで大して時間はかからない。最近の例は民主党と、ネットに影響を及ぼす知的財産の問題についてだ。新たに民主党主導となった議会のネットに対するメッセージは?。答え:さっさと失せろ。 誰もがご存じのように、ネットを(少なくとも政治的に)興味深くしているさまざまなものにとって決定的に重要なのは、知財制度改革の問題だ。過去10年間のような「改革」――例えばソニー・ボノ著作権保護期間延長法、デジタルミレニアム著作権法、NET法など――ではなく、知的財産法をデジタル時代に意味が通じるものにする物の改革だ。物の改革――権利者の不明な"orphan works"対策に著作権局が提案した「弁護士の仕事は確保されます法」のよ

  • 07年冒頭に(1):ポスト・ポストモダンとしてのプレモダン:渡辺聡・情報化社会の航海図 - CNET Japan

    07年冒頭に(1):ポスト・ポストモダンとしてのプレモダン 公開日時: 2007/01/01 15:51 著者: 渡辺聡 経済のありようは人の思いが集積して形作られる。半ば祈りも込めてであるが、実務的な実感を伴って、そのように世の中を捉えている。 語られる言葉に、世の中がどのように表現されているのか。既に出てきつつあるものを再認する場合ももちろんあるが、村上春樹の『風の歌を聴け』が80年代を鮮やかに予言したように、来るものが先んじて語られていることも少なくない。 大袈裟な言葉を選べば、どのような世界認識が受け入れられようとしているのか。実装の軽いものから新しいものの形は表れる。ネットワークの末端から、ごくごく一部の個人から。兆しはたいてい小さく狭いところから始まる。 情報化社会のその先 2006年後半から、自身の体制作りと並行する形でネットやメディアの行く先、この先世の中の

    yyamaguchi
    yyamaguchi 2007/01/04
    「日本で言うなら全国紙と民法地上波が象徴しているようなマス型のメディアパッケージは、なんとなく、”最大公約数いま必要な情報はこれだけ”という境界と共通認識を生み出す」
  • グーグルが無敵ではないことはエンジニアだけが知っている:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    ウェブ人間論 梅田 望夫 / 平野 啓一郎 梅田望夫と平野啓一郎の対談集である「ウェブ人間論」を読了した。基的な感想は、この書籍の元になった新潮に対談が掲載されたときに「新潮6月号の梅田望夫×平野啓一郎の対談を読んで」にもすでに書いたし、ここやここでは平野啓一郎人が登場するというハプニングがあったことも記憶に新しいところだ。その後に平野はほんとうに公式ブログを開設したりもした。これら一連のできごとは、とても楽しいものだった。 だけど、いやだからこそ、この件を引っ張る形でこれ以上書評を続けると知人友人ばかり持ち上げる内輪やらせブロガー的なダークサイドに堕ちてしまう気がするので、この機会に大きく踏み外してみようと思う。 ぼくが今の今まで注意深く避けてきた、グーグル技術論について、この機会にとうとう語ってしまおうと思う。 ■「過去7年におけるグーグル成功の最大の要素は『運』だった」(Se

  • さらなる悪業:Web 2.0と弁護士1.0が出会うとき:Lessig Blog (JP) - CNET Japan

    さらなる悪業:Web 2.0と弁護士1.0が出会うとき 公開日時: 2006/12/12 12:00 著者: lessig_blog しばらく前、こちらとこちらで物と偽物の共有について書き、なるべくしてインターネットの寵児となったYouTubeは偽の共有サイトであると指摘した。そのときは、かれらがこの制限についてどこまで気で考えているか分かっていなかった:TechCrunchのこの記事 (日語 )で、YouTubeからTechCrunchに削除要求の手紙が送られてきた顛末が読める。YouTubeの動画をローカルに保存できるコードについてだ。 テレビ放送をビデオに録画するのは問題ないのに、YouTubeの動画を保存することがなぜ問題になるのか不思議にお思いだろうか。利用規約ワールドの恐怖へようこそ。それが著作権法違反か否かに関わらず(違反ではないが、YouTubeの弁護士はそ