これが私たちの生きる道 新春スペシャル対談2024 2024年最初のキャリア&ライフの特集は、知られざるつながりや意外な共通点のある5組の女性たちのスペシャル対談をお届けします。今の一番の関心事は何? キャリアを築く上で、どんな紆余曲折があった? これからの人生、何を大切にしていく? 本音が思わずこぼれたトークや、心に刻みたい金言の数々を、余すことなくお届けします。自分らしく生きる道を探すためのヒントがきっと見つかるはずです。 NEW 1回/全10回 キャリア 2024.01.05 The Outliers 注目の「突き抜けた女性」がこれまでどんな仕事観や人生観を持ってキャリアを築いてきたのかに迫る連載です。 NEW 1回/全1回 キャリア 2024.01.04
細野晴臣と大瀧詠一がはじめて出会うのは1967年の春先のことだが、きっかけはもう一人の友人との出会いだった。 その前年の秋、立教大学のキャンパスにある待ち合わせ場所で、細野は指定されたベンチに座っていた。立教高校時代からの友人から、「経済学部におまえみたいに音楽にうるさいやつがいるんだ、紹介するよ」と言われていたからだ。 やがて友人に連れられてやってきた男は、ポツリと「中田です」と名乗った。それからお見合いのような形でボソボソと、探りあうような会話が始まった。 「いまどんなの気に入ってるの?」 「うーん、ポール・サイモンなんか、けっこう」 ――おっ、こいつはできるな。 「ちいさい秋みつけた」や「めだかの学校」「夏の思い出」などの作曲家、中田喜直の甥にあたる血筋に生まれた中田佳彦はギターが上手で、アソシエーションなどのソフト・ロック系にも詳しかった。 お互いの音楽への関心がわかって意気投合し
ニッカウヰスキーの「竹鶴」など一部商品が、予想以上の売り上げ増で生産が追いつかない状態にある。 品薄、フル稼働、なんとか在庫で… 創業者、竹鶴政孝をモデルにしたNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」人気の影響という。もともとはライバルのサントリー酒類が仕掛けたハイボールブームで火が付いたウイスキー人気。今度はニッカが主人公となり、ウイスキー市場全体を広げている。 売り上げが伸びているのは竹鶴のほか「余市」「宮城峡」など。中でも竹鶴の人気は高く、大阪市内の百貨店では「ドラマを見た」と指名買いする人の姿もみられる。1月以降、竹鶴の売り上げは前年同月比40%増の水準で推移。ニッカの柏工場(千葉県柏市)は休日返上のフル稼働状態だが注文に応じきれず、10月以降の出荷量を調整せざるを得ないという。 竹鶴の今年の販売目標は当初、前年比15・3%増の12万8千箱(1箱=8・4リットル換算)としていたが、ドラ
東日本大震災で被災した第三セクター三陸鉄道(宮古市)が、4月に全線復旧して半年余りがたった。「復興の象徴」として全国に発信され、上半期は観光客の大幅増で21年ぶりに経常黒字となった。それでも沿線の人口減少は著しく、下半期以降はさらに安定した経営が求められる。この半年を振り返り、今後を展望する。(盛岡総局・斉藤隼人) <ツアー1日20件> 「ここはかつて学生でにぎわった場所です。家は全て流されました」 10月中旬に運行された三陸鉄道南リアス線の釜石発盛行きの震災学習列車。社員が沿線の津波被災地で説明し、三重県からのツアー客23人が聞き入った。 出発時は和やかだった表情が、みるみる険しくなっていく。参加した自営業成井房枝さん(69)は「ただ復興を祈るばかり。私も防災について真剣に考えようと思う」と誓った。 完全復旧した三鉄。その存在自体が観光資源となり、全国から人を呼び込む。 宮古市
「神社ガール」って言葉までできたほど、神社が女子に人気になっている。縁結びで有名な出雲大社など、ご利益を求めた女子でいつでもごった返しているほど。そんな「神社ガール」にもっと神社を楽しんでもらいたくて作ったのがこの本。 そもそものきっかけは2年前に一緒に伊勢神宮125社をまわる本をつくったこと。昔は「伊勢神宮より伊勢丹が好き」だったという松尾さんの初イラストエッセイが何の因果か神社本。そのあと、今度は出雲の神社めぐりの本を出版。伊勢と出雲という日本の二大聖地の本を出したおかげで、松尾さんは図らずも「神社ソムリエ」のような存在に。そして、そんな神社ソムリエが伊勢、出雲と神社めぐりの本を出して、次のテーマに選んだのが「古事記とその神様」だった。 神社をまわるうちに、そこに祀られている神様に興味をもち、神様が描かれている『古事記』を読んでそのぶっとんだ世界観にシンパシーを感じ、これを伝えたいと思
「秋葉原をハードウェア・スタートアップの聖地に」――DMM.comは10月31日、ハードウェア開発に必要な機材を備えた施設「DMM.make AKIBA」を東京・秋葉原に11月11日に開設すると発表した。世界に通用するスタートアップを産みたいと意気込む。 秋葉原駅からほど近い富士ソフト秋葉原ビル内の3フロア分、計2000平方メートルを占める同施設。ハードウェアや電子回路の設計部分はもちろん、環境試験機や計測機器など、1台数百万円以上する業務用機械も含めた約150点を自由に利用できる。 総支配人を務めるDMM.comの吉田賢造さんは「ハードウェア開発者がほしいもの、必要なものを一式すべてそろえた。機材は町工場や大手メーカーが実際に使っている本物ばかり」と総額5億円に上るという機材群に自信を見せる。 中核となる開発拠点「Studio」はハードウェア設計や電子回路生成、3Dデータ作成、塗装やデザ
Improvised Music from Japan / Yoshihide Otomo / Information in Japanese 大友良英 2011年4月28日 東京芸術大学での特別講演から 大友です。よろしくお願いします。本日の講義のタイトルは、「文化の役目について:震災と福島の人災を受けて」です。僕はこの10年ぐらい、芸大で年1回くらい講義をやっていて、音とか、ノイズとか、アンサンブルってなんだろうとか、そういう話をしてきたんです。なので、最初にこのオファーをもらった段階では、今日のようなことは想定外だったんですけれども、3月11日の震災があり、僕は福島で育ったこともあって、今、福島と東京を行き来して、福島に関する新しいプロジェクトを立ち上げようとしていて、今日は、その話をしようと思っています。といっても、政治の話でもなく、原発をどうやれば収束させられるかという科学の話で
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