タグ

ブックマーク / michikaifu.hatenablog.com (19)

  • ノマドという言霊ハイプを煽る - michikaifu’s diary

    相変わらず、ネット界隈では「ノマド」ブームを揶揄する動きが続いている。 安藤美冬とかいう新たな勝間和代の襲来: やまもといちろうBLOG(ブログ) だけど、私はいっそ「ノマド」も、こういった、なんとはなしの現象に名称を付与することで流行を作り出す「言霊ハイプ」にしちゃってもいいのでは、と思っている。 世の中には、メディアのハイプとか◯通的な仕組みのフィルターを通じてしか、新しい現象を理解できない人々が実に多く(どこにでもいるが日国にはとても多い)、時にそういう人達のフィルターを通すために犠牲を覚悟で「言霊ハイプ」の力を借りるのもアリと思う。「ガラパゴス」*1とか「イクメン」なんかも言霊ハイプからお偉い方々の脳にも投影されて、それなりに世の中の気分に一定の影響を与えたと思う。 ノマドに関して言霊ハイプが必要と思う理由は、以前にもこのブログに書いた、「ノマド(あるいはフリーランス)」を雇うク

    ノマドという言霊ハイプを煽る - michikaifu’s diary
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2012/04/19
    「ならば、「ノマド」でもなんでもいいので、とりあえず「言霊ハイプ」に乗っかって、もちっと見栄えのよい女性とかに煽っていただくのもいいんじゃない、と思う次第」
  • ノマドというコインの裏側、「クライアントの存在」 - michikaifu’s diary

    なんか、ノマドという言葉が流行ってるみたい。私も、パソコン一つで仕事してる自営業者だからノマドといえるんじゃないかと思う。 http://blogos.com/article/34698/?axis=p:0 愛と幻想のノマド論 いっぱぐれない生き方のぶっちゃけ話 – アゴラ ノマドはやめとけとか言っているが、私は仕事を続けようとしたらこれしかやり方がなかったから仕方なくやっている。2000年を目前にして、史上空前のバブルだったシリコンバレーですら、就職しようとして面接受けても、幼児をかかえて身動きも取れない国際事業担当者なんてどの会社も雇ってくれなかった。 この手の「論」でいつも感じるのだが、ノマドがいいとか悪いとか、そんなの人によるのだし、その状況の中で自分はどうする、という話しかないのに、一般的に全体の話をしてもあまり意味ないんじゃないかと思う。特に、女性であるとか出産したとか子育て

    ノマドというコインの裏側、「クライアントの存在」 - michikaifu’s diary
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2012/03/24
    「それが可能なのは、いろいろな分野において、自営業者を雇うクライアントがたくさん存在するからだ。」
  • 自閉症の人を支援するiPhoneソフト アンケートに協力してください - michikaifu’s diary

    私の友人で、シリコンバレー在住の日人おかあさん、久保由美さんが、現在iPhone/iPod Touchで使えるアプリを作って発売しようと頑張ってます。 由美さんの息子さんは自閉症です。お話がうまくできない息子さんは、これまで絵カードを使って周囲に意思や感情を伝えていますが、iPhone/iPod Touchなら、持ち運びが簡単で、録音音声も使えて便利です。アプリ作成には、シリコンバレーの心優しい若きギークたちが協力しています。日語でお使いいただけます。 発売を前に、潜在ユーザーの声を聞きたいとうことで、ウェブサイトでアンケートを実施しています。自閉症のご家族をお持ちの方、自閉症とかかわりのある教育者、友人、近所の方など、関係者の方にアンケートにご協力をいただきたく、お願いいたします。 アンケートのお願いです - 自閉症 渡の宝箱 上記、コピペ大歓迎ですので、多くの方にお伝えください。

    自閉症の人を支援するiPhoneソフト アンケートに協力してください - michikaifu’s diary
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2009/09/17
    「由美さんの息子さんは自閉症です。お話がうまくできない息子さんは、これまで絵カードを使って周囲に意思や感情を伝えていますが、iPhone/iPod Touchなら、持ち運びが簡単で、録音音声も使えて便利」
  • ちょっと反論させてもらう - michikaifu’s diary

    普段、私のエントリーを批判されてもなるべく感情で反論しないように努力しているのだが、下記は手が震えてとまらないほどの怒りを覚えたので、悪いが反論させてもらう。 (なお、その前に一応聞くが、貴方はアスペルガーとかうつ病とか、なんらかの心の病や感情障害がありますか?もしそうなら下記は忘れてください。一応、普通の生活をしている方であるとの前提で書きます。) 息子さん学習障害みたいだけど、息子さんがどう啓蒙されてようがされまいが、なんとか定職をあてがうことが出来たり、自営業の友達仕事を与えてもらうことができれば、それで生活出来るし、趣味を持って自分の障害を必ず認識してもらうようにすれば人間関係だって構築できないことはない。 というか、障害者でなくても多くの人はそうやってる。いわゆるムラ社会があるようなド田舎に住むなら別だけど、学習障害の人が一度仕事をあてがわれても「脱落」&引きこもりせざるを得な

    ちょっと反論させてもらう - michikaifu’s diary
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2009/09/14
    「このような「学習障害だろうが、ほっときゃなんとかなるのが普通だろ」という考え方こそ、私が指摘している誤った「規範意識」」
  • ソーシャルグラフに関するレポートがアップされました - michikaifu’s diary

    KDDI総研に寄稿した「ソーシャルグラフ」に関するレポートがウェブにアップされました。 調査・出版情報 | KDDI総合研究所 これは、KDDI総研の方との共著で、私は主に4〜5章の構造分析を担当しました。ちょうど前回のエントリーで書いた、「ネットは通信とマスメディアの中間領域」という考え方に基づいてもうちょっと詳しく書いてあり、図解もありますので、前回のエントリーにご興味を持っていただいた方はこちらもどうぞ。

    ソーシャルグラフに関するレポートがアップされました - michikaifu’s diary
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2009/07/31
    「「ネットは通信とマスメディアの中間領域」という考え方に基づいてもうちょっと詳しく書いてあり、図解もあります」
  • 戦うか、逃げるかの話、再び - michikaifu’s diary

    日経新聞でこんな記事をハッケン。 「日経WOMANサイト」終了のお知らせ 昨年、「パラダイス鎖国」の発売イベントで中島聡さんと対談したとき、今いる環境が住みにくい場合どうするかという質問に対し、中島さんは「戦え」、私は「逃げればいいんじゃな〜い?」と言ったことがけっこうウケたが、どうも当にそうなってきたらしい。とはいえ、上記の総務省による背景分析(「海外に移り住む女性が増えている」)が当に正しいかどうかはもちろんわからないのだが。(出生と死亡の差による「自然減」でなく、入国と出国の差の「社会減」が原因、というのは事実なのだが、フィリピンなどからやってくる女性が不況のために減っただけかも、といったあたりの詳しい中味は私にはわからないので。)なにしろ、なにかと「女性には住みにくい」とされる日から、いよいよ女性が逃げ出すという話になってきたなら面白いな、と。 外国語ができれば、日語とい

    戦うか、逃げるかの話、再び - michikaifu’s diary
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2009/03/30
    「別に海外脱出までしなくても、国内でも「よりよい環境」にみんながどんどん移れば、そちらにだんだん力が集まっていくはずだ。それもせずに愚痴ばかり言っているのは、ミクロ的にもマクロ的にも最悪の選択肢」
  • 「トウキョウソナタ」の黒沢清監督がいいこと言った件について - michikaifu’s diary

    香川照之、小泉今日子、役所広司などが出ている日映画「トウキョウソナタ」が現在米国で公開中。といっても一度に2スクリーンぐらいの限定公開だが、カンヌをはじめ各地の映画祭で好評を得ていることもあり、アート系映画の好きな人たちはよく知っている。先週サンフランシスコでのプライベート・スクリーニングでは、小さいながら劇場は超満員で、はいれない人もいたようだ。 いつものように、HollywoodNewsWireから素材の供給を受けたので、黒沢清監督のインタビューを英語記事にして「邦画セントラル」にアップした。 http://www.hogacentral.com/ http://www.hogacentral.com/Special_KK_TST.html 記事は英語になってしまっているが、ご勘弁。 この映画は、会社をリストラされたお父さんが、家族にその事実を伝えられずに毎日会社に行っているフリをし

    「トウキョウソナタ」の黒沢清監督がいいこと言った件について - michikaifu’s diary
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2009/03/30
    「先がどうなるかわからない世の中だからこそ、試行錯誤が必要だし、その過程で失敗もあるだろう。その先に出現するものは、おそらく現時点では思いつかないようなものになるはずだ、と私も思っている」
  • 家事と「グーグルの検索」が似てる件 - michikaifu’s diary

    こういう話が流行ると、黙っていられないTech Momが来ましたよ。 とある夫婦の離婚序章 一時「発言小町」にはまったとき、同じような「家事と仕事とどっちが大変か」という男女の水掛け論を散々読んだのだが、女性の多い「小町」と男性の多い「匿名ダイアリー」の空気の違いがあって、なかなか面白い。 で、私の直接の反応はPollyannaさんとほぼ同じなのでそちらを読んでいただくとして、スレを読みながら、「家事とグーグルって似てるなぁ」とつれづれに思った話を書く。 グーグルのトップページは、ほとんど検索窓しかない。そこに何かほうりこんで検索すると、検索結果は味も素っ気もないリンクの羅列で出てくる。ユーザーインターフェースは昔からほとんど変わらない。使っている方からすると、極めてシンプルな表面しか見えない。しかし、そのウラには、10年にわたって蓄積した膨大なリンクとユーザーのデータを、ものすごいアルゴ

    家事と「グーグルの検索」が似てる件 - michikaifu’s diary
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2009/01/16
    「メディアや役人が「少子化対策=保育園増設、補助金増額」みたいな話をするときに、しばしば「主婦の家事や育児は、価値の低い肉体労働である」という前提で話をしているように思え」
  • 勉強しか取り柄がなかった私から。「逃げよ。」 - michikaifu’s diary

    Pollyannaさんのこのブログエントリー、私もすごく共感した。 http://d.hatena.ne.jp/pollyanna/20081224/p1 私も、小さい頃から勉強以外に取り柄がなかった。いじめられもしたし、そこまでいかなくても、仲間に入れてもらえないことは年中だった。容姿もダメ、歌や楽器や絵もヘタ、体が大きい割りには気が弱いのでスポーツもそこそこ、鈍くさくていわゆる「ストリート・スマート」でもなかった。勉強が好きだったかどうかすら覚えていないけれど、勉強しか取り柄がないと早くから意識していた。その上、前にも書いたように、ねじれた思い込みから「理系は苦手」と自分で勝手に信じていた。 「勉強」というコトバの定義など、どうでもよい。肌感覚として、当にそうなのだ。勉強ができることの何が悪い、とずいぶん思った。 その後、幾年も経て、今なら思う。「逃げよ」と。そこが居づらいなら、自分

    勉強しか取り柄がなかった私から。「逃げよ。」 - michikaifu’s diary
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2008/12/28
    「あきらめて捨ててしまう「逃避」とはちょっと違う。文句を言っているだけでは環境は変わらない。その環境がいやなら、積極的に「自分はこういう場所はキライだ」という意思表明をすることだ」
  • 取材するほうから取材されるほうへ−メディア・リスクとのつきあい - michikaifu’s diary

    佐々木俊尚さんの毎日新聞関連の記事を読んで。 毎日新聞社内で何が起きているのか(上):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan 毎日新聞社内で何が起きているのか(下):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan この話については、経緯を簡単に英訳してNewsvineに紹介した以外、特に私としては意見を公表していなかったのだけれど、佐々木さんの詳細な分析記事を読んで、感じたことをちょっと書いておく。 というのは、この話、あまりに「デジャヴュ」感があるのだ。はるか昔、80年代の終わり頃に、ビジネススクールで、こんなのとそっくりのケーススタディをやったことがある。その中では、攻撃のターゲットになったのは公害を出す企業で、攻撃するほうはテレビのドキュメンタリー番組(当時人気の高かった『60 Minutes』だったかどうか覚えていないが、なにしろそういった番組)の取

    取材するほうから取材されるほうへ−メディア・リスクとのつきあい - michikaifu’s diary
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2008/08/13
    「ここで起こっていることは、「ネットだから怖い」といった、ネットの特殊性の話ではない。いつの時代もあった、「メディア・リスク」の一つに過ぎない」
  • 毎日新聞問題は「セクハラ問題」であるとの認識 - Tech Mom from Silicon Valley

    当件、まだ続いております。 この件につき、署名入りで分析や論評されている方は男性が多いためか、この視点についてあまり言及されていないようなので、書いておく。 私自身も含め、毎日新聞問題は「旧メディア対ネット」の構図で語られることが多かったのだが、こちらの記事で、倖田來未さんの「羊水」発言事件との類似が指摘されているのを読み、「あ、そうか」と腑に落ちた。なぜ、私はこの件が気になるのかということが、自分でわかったのだ。 毎日新聞内で「これほど事件が長引くのは、陰で糸を引いている黒幕がいるからでは」との陰謀説がささやかれている、というネット記事もあるようだが、そう、いると私は思う。誰かというと、「主婦」である。 一連の変態記事にはいろいろあるが、一番代表的なものとしてよく挙げられるのが、「母親と息子」の話である。「おまえのかーちゃん、でべそ」という昭和古典の言いまわしがあるが、英語で「おまえのか

    毎日新聞問題は「セクハラ問題」であるとの認識 - Tech Mom from Silicon Valley
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2008/08/13
    「毎日の「君臨派」の頭の中では、広告スポンサー企業に電凸している人々は、「ニートのキモヲタ男」のイメージじゃないかという気がするのだが、実はその実態は「奥様方」なんじゃないだろうか」
  • バルマーの誤算 - 嫌われ者の思考回路 - michikaifu’s diary

    「嫌でござりまする。無理強いなさるならば、わらわは毒を飲んで死にまする。」と言って、女は当に毒を飲み始めたので、さすがにあきらめた男。 時代劇少女マンガみたいなヤフーvs.マイクロソフトの幕引き。いつものように、マジメな分析をご希望なら他の記事を読んで欲しい。 ジェリー・ヤンに宛てたスティーブ・バルマーの手紙を読んで思ったことがある。バルマーは、「グーグルが、グーグルが」と負け惜しみを散々言っているのだが、それがどうも、「ボコボコにやられて、最後はえらそうに『今日はこれくらいにしといたろ』と言って逃げていく」お笑い芸人に見えてしまうのはナゼ? 前に、Xboxは結構すごい、というエントリーを書いたことがある。ゲームとしてどうかというより、ネットにつなぐ機器とそれを使った種々の機能の高いレイヤーでの統合、という意味で、おそらくXboxはマイクロソフトのネット戦略の「実験」的な位置づけなんだろ

    バルマーの誤算 - 嫌われ者の思考回路 - michikaifu’s diary
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2008/05/06
    「バルマーがいくら「グーグルの支配的地位の濫用でヤフーはやられてしまうぞ・・・」と言っても、「オマエが言うな」と」「世の中的には、マイクロソフトが嫌われているほど、グーグルは嫌われていない」
  • 豊かな時代の教育とは:「こいつらにはやっぱかなわねー」と思うこと - michikaifu’s diary

    こんなエントリーを読んで、私はちょっと事情は違うけれど、当にそのとおりだなー、と思った。 談合社会の崩壊の中で「お母さん」たちが担っているもの - アンカテ 今日も今日とて、息子の学校での「対策会議」に行ってきた。ウチの子の学校は、アメリカの中では「レベルが低い」と言われるカリフォルニア州の、お金持ちでもない小さい学区のフツーの公立校。それでも、いつも対策会議のたびに、そのノウハウや仕組みにいちいち感心してしまう。 ウチの息子は読み書きの学習障害があるが(詳細は「視覚発達障害」カテゴリー参照)、ビジョン・セラピーやここまでの種々の対策のおかげで、読むほうはだいぶよくなってきた。今回は、これまでの進歩の様子を確認して、この先どういった対策が必要かを判断するためのテストをした結果の報告と、その後の方針を話し合うミーティングだった。 スピーチ・セラピーの先生は、一種の「IQテスト」のようなフォ

    豊かな時代の教育とは:「こいつらにはやっぱかなわねー」と思うこと - michikaifu’s diary
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2007/06/07
    「「ボクはバカなんじゃない。これさえ克服すればいいんだ。」と自信も持てるようになり、人が変わったように明るくなり、意義がわかっているから、セラピーにも積極的に取り組んでいる」
  • YouTubeの「一部引用」について反応-映像のフェア・ユース - michikaifu’s diary

    いろいろとキャッチアップに時間がかかり、ものすごい亀レスになってしまいました。中島さん、これ読んでくれるかな・・・ こちらのブログに対する反応です。 Life is beautiful: YouTubeを使ったテレビ番組の「一部引用」の合法性に関する意見募集 正確に言うと、著作権法といっても、例外として許される「フェア・ユース」の概念に、「テレビ番組の録画をYouTubeにアップすること」が当てはまるかどうか、ということになると思う。このあたり、私の考え方は、下記で読んだレッシグのにだいたい基づいている。レッシグによると、著作権法の精神というのは、常に「クリエーターが対価を得るための保護」と「作品が広く正しく利用されて、文化の発展を促す活動」との間のバランスを取ることにあるという。 レッシグ「Free Culture」の感想 - Tech Mom from Silicon Valley

    YouTubeの「一部引用」について反応-映像のフェア・ユース - michikaifu’s diary
  • Tech Mom from Silicon Valley - アメリカ人の育て方3 - 親に甘〜いアメリカは高出生率

    このシリーズに関しては、「日はこういうところがダメだ」という書き方はなるべくしない方針でやってきたのだが、いくつか日の特殊出生率1.25について、アメリカと日の比較の話を読んでしまって、つい言いたくなってしまった。 出生率向上は米国にも学んだら: 極東ブログ error 「愛国心」との関連性については全くコメントのしようがないが、「アメリカの子供の数」の話は、生活感覚として、白人の家庭でも一般に子供がいる家が多く、数も多いような感じがする。さて、それはナゼか? 日アメリカしか比べられないが、私的には、「アメリカは親に甘いから」だと思う。 昔、竹内久美子さんという動物学者のが流行したことがある。「身勝手な遺伝子」論で、男と女の話などをスルドく面白く解説していて、一時はまって読んだ。その中の一つに、「イギリスのような、ロクなものべていない国ほど、偉大な科学者を多く出すのはなぜか」

    Tech Mom from Silicon Valley - アメリカ人の育て方3 - 親に甘〜いアメリカは高出生率
  • ウェブ産業の「富の再配分メカニズム」ってなんだろう? - michikaifu’s diary

    今日のウォールストリート・ジャーナルの一面ど真ん中は、日の経済回復とそれに伴う「ちょっとぜいたく消費」が、アメリカやアジアの経済にようやく良いインパクトを与えるようになってきた、という記事だ。やはり、たくさん買うお客は強い。(数日前のこの記事参照) パラダイス鎖国に関する補足 - Tech Mom from Silicon Valley さて、少し前に「ウェブ企業が虚業だのアブク銭だのといわれるのは、雇用へのインパクトが小さいから」というエントリーを書いた。そのとき、「Googleはそんなにたくさん投資しない」と書いたのだが、これを覆す話も出てきた。(1000億円投資するという話。) グーグルが仕掛けた米ネット列強の投資競争 - My Life Between Silicon Valley and Japan Web2.0と対立する2つの世界(その2)なぜネット企業がいつまでたっても異端

    ウェブ産業の「富の再配分メカニズム」ってなんだろう? - michikaifu’s diary
  • Web2.0と対立する2つの世界(その3)幸福なシリコンバレー一族の里 - michikaifu’s diary

    さて、昨日雇用への波及効果が少ないネット企業の話を書いたが、シリコンバレーでは少々事情が違う。例えば、ソフトウェア会社のオラクルは、アメリカ経済全体から見たら、自動車会社や電話会社ほどの経済への波及力はない。しかし、オラクルの城下町であるわが町では、オラクルがつぶれたら大騒ぎになる。住民の何割かが職を失い、街のレストランや、オラクルに納入している商店やら弁護士事務所やらが軒並みつぶれる。地元の学校や非営利団体も、軒並み大口寄付がなくなって大変なことになる。だから、わが町は何かコトがあれば気でオラクルを支持するだろう。これは、グーグルのあるマウンテン・ビューでも、アップルのあるクパティーノでも、ネット以外の普通の企業城下町と同じことだ。 こういう町が、2の平行して走る高速道路沿いに、ピーズの首飾りのようにぎっしりと連なっているのがシリコンバレーである。だから、サンフランシスコからサンノゼ

    Web2.0と対立する2つの世界(その3)幸福なシリコンバレー一族の里 - michikaifu’s diary
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2006/02/09
    だから、サンフランシスコからサンノゼまでの全域と、さらにその周辺まで含めたこの地域では、プレスも住民も政治家も含めて、本気でネット企業の味方をする。
  • Web2.0と対立する2つの世界(その2)なぜネット企業がいつまでたっても異端視されるのか? - michikaifu’s diary

    これはWeb2.0というより、1.0の人たちも含めてネット企業全般に言えることだ。ライブドア騒ぎのおかげで、「ネット企業」と言えば「アブク銭」「ヒルズ成金」みたいな扱われ方をされるようになってしまった。なぜそんなに手のひらを返すように変わるかといえば、味方が少ないからに違いない。なぜ味方が少ないかというと、一言で言えば、雇用への波及効果が低いからだ。 まず、ハードな設備投資をほとんどしない。その時代を担うトップ産業は、製品を売って稼ぐだけでなく、製品を作ったりサービスを提供したりするために、巨大な設備投資をして、裾野業界を潤し、スパイラル的に雇用を創出して、その雇用者は消費者となって製品を買うという、経済規模を拡大再生産する役割を期待されている。自動車産業しかり、電話産業しかり。たとえば、先日の日経に、今年度の携帯電話向けのインフラ設備投資予測は約2000億円という話が出ていた。さっき読ん

    Web2.0と対立する2つの世界(その2)なぜネット企業がいつまでたっても異端視されるのか? - michikaifu’s diary
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2006/02/09
    なぜ味方が少ないかというと、一言で言えば、雇用への波及効果が低いからだ。
  • Web2.0と対立する2つの世界(その1) Web2.0の世界は広がりうるのか? - michikaifu’s diary

    最近、梅田さんとはてなの近藤さんの対談で、彼の持論「対立する2つの別世界」の話がとりあげられたそうだ。Web2.0的な最先端ネット住人の世界はどんどん加速して先へ行き、それ以外の普通の人の世界との間がどんどん広がりつつあり、その二つの世界の間に、梅田さんは橋を架けたいと思っているとおっしゃっている。 章立てでちゃんと何か書きたいと思うのだが、なかなかまとまらないので、一つ感想をとりあえず述べてみる。 Web2.0の世界は、そもそもその定義上、あまり大きくなることはできないように思う。ネット上でなんらかの行動を起こす(ボランティアで記事を書く、コメントを書く、ブックマークをつける、など)人の数というのは、全ネット人口の何%ぐらいになるだろうか?さらに、全人口の何%になのだろうか?全体から見れば、ものすごく少ないに違いない。もちろん増えていくのだけれど、絶対にすべての人がやるようにはならない。

    Web2.0と対立する2つの世界(その1) Web2.0の世界は広がりうるのか? - michikaifu’s diary
  • 1