日本の地名が消えている、と言われてピンと来る人はどれくらいいるだろうか。あまり意識されないかもしれないが、日本に古くからあった地名が、地図の上から次々と姿を消しているのである。 注目すべきは、その中に災害の歴史や地形的特徴に由来するものも含まれていることだ。そうした地名を示す「災害地名」という言葉もあるが、実際のところ、土地の安全性が地名でわかるのか。『地名崩壊』(角川新書)を刊行した地図研究家・今尾恵介氏がその理由を解説する。 拡大する「ブランド地名」 ――なぜ地図の上から、古くからある地名が消えているのでしょう? 地名には自治体としての市区町村名と、それを細分化した町名、大字(おおあざ)、小字(こあざ)があります。明治以降はどちらも激変していて、かなり多数の地名がすでに消滅してしまいました。 特に明治期には、合成地名(谷津+久々田+鷺沼=津田沼)など、安易な命名による自治体名が増えたの
突然ですが「新潟県って何地方ですか?」と聞かれたら、あなたはなんと答えますか。東北、関東、甲信越、関東甲信越、北陸、北信越、中部、信越、上信越など、さまざまな地域に分類され、新潟県民でさえ答えに悩むというこの難題に決着をつけるべく、新潟市、新潟県、NHK新潟放送局を取材しました。 きっかけは、2017年8月に掲載した「アニメ『ジョーカー・ゲーム』関東再放送のメインスポンサーが新潟市!? ガチオタ副市長とProduction I.Gが史上初の取り組み」という記事。TVアニメに行政がCMを流すという史上初の取り組みを紹介したものですが、その際「新潟県は何地方なのか」を巡って編集部内で意見が真っ向から対立しました。 そこで「こうなったら新潟に行って、新潟県が何地方なのか白黒つけてきます!」と、2階建て新幹線「Maxとき」に揺られること約2時間。新潟駅に着きました! さらば東京 Maxときカッコイ
2016/10/24 取材リクエスト内容 新潟県知事に当選した米山さんは、医師で弁護士だそうですが、いったいどんな人なんでしょうか ねぎ 記者がお答えします! 10月16日に投開票された新潟県知事選で「原発慎重派知事」が誕生しました。当選した米山隆一さん(49)は、東大卒で医師と弁護士の二つの顔を持ち、「(勉強は)正直、苦労した覚えはない」という経歴。実は、選挙は5度目の挑戦だったという異色の存在です。25日に就任する米山新知事とは、一体どんな人なのでしょうか。 実家は養豚農家 米山さんは1967年、新潟県の湯之谷村(今の魚沼市)に生まれました。実家は養豚農家です。 地元の小学校を卒業後、新潟大学付属長岡中学校に進学。高校は、新潟から遠く離れた神戸市の灘高校に進学しました。その後、東京大学医学部を卒業。92年に医師免許を取得しました。 中高の部活は陸上部で長距離。勉強では「正直、苦労した覚
東京五輪を地方の活性化、地方創生につなげる首長連合が三条市長を会長、燕市長を副会長に設立
今年4月、新潟県長岡市に市役所を核とした複合施設「アオーレ長岡」がオープンした。「全国初!『アリーナ』、『ナカドマ』、『市役所』が一体となった市民交流の拠点 シティホールプラザ」をうたい文句に、JR長岡駅前に建設されたこの施設は、従来の市役所のイメージを大きく変えることとなった。自治体のハコモノ建設には逆風が吹きがちな昨今であるが、アオーレ長岡はこれからの公共施設のあり方に一石を投じたといえる。 アオーレとは、長岡の言葉で「会おうよ」という意味。最大5000人収容の「多目的アリーナ」、屋根つきの市民交流広場である「ナカドマ(中土間)」、そして「市役所」が一体となっており、「シティホール」という言葉がよく似合う。三棟の建物を大屋根で覆ってナカドマの空間を確保。地元産の杉の間伐材を壁や天井に張り巡らせている。さらに特徴的なのが、ナカドマに面した1階に議場が設けられたことだ。もちろん傍聴席もあ
新潟県上越市は2012年10月1日、長崎県が提供する自治体クラウドサービスを利用した「公共施設予約システム i-Totto(あいとっと)」の提供を開始した。市内のスポーツ施設や研修・会議施設、教育・文化施設などの空き状況確認や予約を行うことができる。 長崎県自治体クラウドサービスは、長崎県が自県のために開発し運営しているシステムを、他自治体にも提供しているもの。現在「電子申請システム」、「簡易電子申請システム」、「公共施設予約システム」の3システムを提供。電子申請システムの場合で初期設定作業などの費用が85万円、サービス利用料金が住民1人あたり年間10円と、低価格なことが特徴(関連記事)。 これまでに長崎県の島原市、大村市、波佐見町、新上五島町、および長崎県外の栃木県小山市、新潟県三条市、新潟県魚沼市、長野県伊那市が利用しており、上越市が9番目の利用自治体となる。 ■変更履歴 当初、最後の
日立公共システムエンジニアリングはこのほど、新潟県新潟市 公式サイトのリニューアルを実施したことを発表した。新しいWebサイトは6月1日より公開されている。 今回のリニューアルでは、「年齢や国籍、障害の有無に関わらずすべての人が、知りたい情報を迷わず探せるWebサイト」を目標に改善が実施された。障害者や高齢者のWebサイト利用に配慮した指針として設けられたJIS規格「ウェブアクセシビリティJIS(JIS X 8341-3:2010)」の等級AAにも準拠している。また、従来サイトのリニューアルにあわせ、スマートフォン対応サイトも新設された。 新潟市の公式サイトは1996年にオープンして以来、多数の市民に利用されており、月間アクセス数は平均約28万件にのぼる。しかし近年、掲載する情報量の増加に伴って「知りたい情報を見つけにくい」といった声が多く寄せられるようになり、今回のリニューアルにつながっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く