自民党内で福島第一原発の除染費用の一部を国費で負担する案を検討していることについて、麻生財務相は政府としても検討する可能性を示した。 麻生財務相「東電1社だけにすべての責任があるかのごとき話をするのはいかがなものか」 現在の原発の除染費用を巡っては、法律では東京電力が全額負担することになっているが、東電は、賠償や廃炉に加えて除染費用まですべてを負担できないとして、国に財政支援を求めていた。 自民党内では、東電だけでは除染が遅れて復興が進まないとみて、除染費用の一部を国費で負担する案を検討している。麻生財務相は、「除染の額がどれくらいになるか見えていない」とした上で、自民党の意見を聞き、政府としても除染費用の負担を検討する可能性を示した。
広島と長崎に投下された原爆について、イスラエル政府の高官が、「日本による侵略行為の報いだ。独り善がりの追悼式典はうんざりだ」などとインターネット上に書き込んでいたことがわかり、現地の日本大使館が、イスラエル外務省に抗議しました。 これは、イスラエル政府の高官で、近く首相府のインターネットを使った広報戦略の責任者に就任する予定だったダニエル・シーマン氏が、みずからのフェイスブックに書き込んでいたものです。 この中でシーマン氏は、今月6日に広島で行われた原爆の犠牲者を追悼する平和記念式典について、「独り善がりの追悼式典にはうんざりだ。広島と長崎での原爆投下は、日本が侵略行為の報いを受けただけだ。日本が追悼すべきは帝国主義や大量虐殺で犠牲となった中国人や韓国人だ」と書いていました。 この書き込みは、現在、削除されていますが、現地の日本大使館は、イスラエル外務省に抗議しました。一方、首相府は、NH
Astand終了のお知らせ 朝日新聞社「Astand」は、2023年7月でサービスを終了しました。 朝日新聞社が有料で提供する情報サービスの配信サイト Astand(エースタンド)は、各サービスの終了にともない2023年7月31日をもちまして閉鎖しました。 今後は、朝日新聞社が運営するニュースサイト「朝日新聞デジタル」をご利用いただきますようお願い申し上げます。朝日新聞デジタルのコンテンツはこちらでご案内しております。 https://digital.asahi.com/info/about/ なお、朝日新聞社のオンライン共通ID 「朝日ID」は引き続きご利用いただけます。 https://id.asahi.com/asahiID/asahiID_site.html
<9月のG20サミットがポイント> ナチス発言をしながら、「大臣を辞職しない」「謝罪もしない」――と、居直っている麻生財務相。閣僚からは「発言を撤回したから、これで一件落着じゃないか」(古屋圭司国家公安委員長)などと能天気な発言も飛び出している。 しかし、麻生大臣は8月末までに辞職に追い込まれる――という見方が徐々に広がりはじめている。ホワイトハウスは、いまのところ沈黙を守り、欧米メディアの報道も抑え気味だが、9月に入ったら、批判が強まる可能性が高いというのだ。 「いま欧米が沈黙しているのは、8月だからです。まず、バカンスのシーズンだということです。東京駐在の外国メディアの記者も休暇を取っている。しかし、ユダヤ人人権団体のサイモン・ウィーゼンタール・センターは、〈ナチズムの犠牲になった世界のすべての人々に対して謝罪が必要〉と、あくまで謝罪を要求している。ナチス問題に敏感な欧米各国が、
用意した紙を読み上げ、発言を撤回する考えを明らかにした麻生副総理=1日午前、東京・霞が関の財務省、白井伸洋撮影歴史認識をめぐる安倍政権要人の言動 安倍政権は麻生太郎副総理による「ナチス発言」で早期の幕引きを図ったものの、政権ナンバー2が抱えるリスクだけに収束するかは不透明だ。安倍晋三首相が進めようとする「安倍色」の政策実現にも影を落としかねない。 麻生氏の発言撤回を受けて、政権幹部らは一斉に幕引きムードを演出した。 菅義偉官房長官は1日の記者会見で「本人も発言を撤回したし、安倍内閣としてナチス政権を肯定的にとらえることは断じてない。私の会見で、みなさんにご理解いただきたい」と理解を求めた。古屋圭司国家公安委員長は東京都内で記者団に「副総理もピシッと正式に撤回したから、これで一件落着じゃないか」と述べ、政府高官も「今日で幕引きだ」と強調した。 続きを読む最新トップニュースこの記事の続き
また政治家の発言が波紋を広げた。麻生太郎副総理が憲法改正をめぐり、ナチス・ドイツを引き合いに「手口に学んだらどうか」と発言。国内外から批判が高まるや、あっさり撤回した。繰り返される閣僚の失言に、識者や関係団体から厳しい声があがった。 「政治家の公の場の発言とは思えない言葉の軽さ。まるでスナックでの会話」。放送プロデューサーのデーブ・スペクターさんはあきれる。 「世界が日本の右傾化を疑う中で、『軍国主義を進めている』と受け止められる。麻生さんはお盆休みに(ナチスによるユダヤ人虐殺を描いた映画)『シンドラーのリスト』を見て歴史を勉強するべきだ」 続きを読む関連記事麻生氏、ナチス発言を撤回 「改憲の悪しき例あげた」8/1ナチス発言「世界に謝罪を」 米ユダヤ人人権団体副代表8/1「撤回は当然」与党からも批判 麻生氏のナチス関連発言8/1麻生氏が発表したコメント全文8/1「ある日気づいたらナチス
■麻生太郎副総理 日本の置かれている国際情勢は(現行憲法ができたころと)まったく違う。護憲、護憲と叫んでいれば平和がくると思うのは大間違いだし、仮に改憲できたとしても、それで世の中すべて円満になるというのも全然違う。改憲の目的は国家の安全や国家の安寧。改憲は単なる手段なのです。狂騒・狂乱の騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、我々を取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げるべきなんです。そうしないと間違ったものになりかねない(東京都内で開かれたシンポジウムで) 関連記事「連合、調子良すぎるんじゃないの?」 麻生副総理7/14「アベノミクスを継続させてください」麻生副総理7/13「選挙で勝つと言われても改選は半数」自民・麻生副総理7/10「小沢さんも普通の政治家になった」自民・麻生副総理7/9「お堅い財務省だって動かしたよ」麻生・副総理兼財務相6/1法人減税「
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