都内を中心に、Twitterなどで活発に情報発信を行うタクシードライバー・通称「ツイドラ」が増えている。つぶやくのは、待機スペースへのチェックイン情報や、その日の売り上げなどさまざま。SNS上での情報交換によって働き方を変え、売り上げを伸ばしているドライバーもいるという。 「乗り場フル、3列で離脱」「在庫いっぱい、流れ鈍い」「車少ない。@慈恵医大病院にタッチ!」――これらは都内のタクシー会社に務める女性ドライバー、鹿内洋子さん(33)のツイートだ。客を待つ合間などに、愛用のiPad miniで現在の状況をツイート。するとドライバー仲間が次々とリツイートし、情報が広まっていく。 「ネットで働き方? 変わりましたよ。それまで行かなかったエリアにも行くようになったし、“狙い目”の場所を知らせ合うことで売り上げも上がった」。鹿内さんとそれぞれ別会社で働く男性ドライバー3人に、ツイドラの実態を聞いた