東京都文京区にある東京大学安田講堂前の地下食堂に飾られていた著名画家の大作が、3月末の施設改修に伴い、廃棄されていたことが、大学などへの取材でわかった。2012年に亡くなった宇佐美圭司さんによる4メートル角の作品だった。宇佐美さんの作品には数百万円の値を付けるものもあり、専門家は「絵の価値を知らなかったのではないか」と指摘している。 宇佐美さんは武蔵野美術大教授、京都市立芸術大教授などを歴任し、芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。さまざまなポーズの人型を円環状に繰り返し描く知的な画風で知られ、1972年の「ベネチア・ビエンナーレ」では日本代表を務めるなど内外で活躍した。廃棄された絵は、77年に大学側から依頼され制作したものだった。 食堂を管理している大学生協はホームページで、絵の行方を尋ねる質問に対し、「新中央食堂へ飾ることができず、また別の施設に移設するということもできないことから、今回、
すでに前々回調査、前回調査と増加し続けてきた「首相が信頼できない」ですが、今回はこれまでにないほど突出して多くなっていることが明らかになりました。 今回検討するのは4月20~22日に実施されたものを反映した読売新聞の世論調査です。はじめに内閣支持率の全体像をおさえましょう。下のグラフは縦軸の下端を0%として、内閣支持層の全体を表示したものです。 図1 この内閣支持層について理由別の内訳を表示しましょう。 読売の世論調査では最初の質問で内閣の支持・不支持を聞いた後、二問目でその理由を聞いていますから、それらをもちいれば図2のような理由別のグラフを作成することができます。 図2 不支持率についても同様に見ていきます。 図3 図4 内閣支持率、不支持率ともに、下から順に「首相への信頼」「閣僚の顔ぶれ」「政策への期待」「自民党中心の政権」「指導力」「これまでの内閣との比較」「その他」「わからない等
2018-04-23 15:45 [依頼講演]5G時代の自動車のコネクティビティ ~ リアルタイムサービスの実現に向けた期待 ~ ○牧戸知史・佐々木健吾(豊田中研)・中尾彰宏(東大) RCS2018-12
「契約時の説明と違って通信速度が出ない」「最高速度と実効速度がかい離している」――。携帯電話の通信速度を巡るトラブルは尽きない。近年は、昼や夕方に急に遅くなるとして、格安スマホの問題が取り沙汰されることが多い。特に12~13時が混雑しやすく、実効速度が1Mビット/秒を下回るサービスもある。 最近では格安スマホの通信速度を独自に調査し、結果を公表するサイトが増えてきた。ただ、遅延まで細かく調べたものは少ない。こうした中、興味深い論文が電子情報通信学会で2018年4月23日に発表された。豊田中央研究所の牧戸知史氏と佐々木健吾氏、東京大学の中尾彰宏氏の3氏による「5G時代の自動車のコネクティビティ ~リアルタイムサービスの実現に向けた期待~」(資料番号:RCS2018-12)だ。 論文の内容はコネクテッドカーをはじめ、リアルタイム性が要求されるサービスにモバイル通信を使う場合の課題を指摘したもの
若い頃に書いた歌の中に「あせるぜ」というものがあります。 できの悪い自分と、出世していく同級生を比べて「あせるぜ!」って叫ぶ歌です。 同級生は5人出てくるのですが、みんな歴代の総理大臣の名前にしました。 僕としては社会風刺のつもりで書いたのですが、マスコミからはコミックソング扱いされてしまいました。 まっ、ふざけた歌ではありますが(笑) で、今日のメッセージです。 リストラ目前だったり、経済的に破綻しそうだったり、いま袋小路にはまって身動きが取れなくなっている人に伝えます。 あせってはいけません。 うかうかしていると誰かに先回りされたり、自分の分がなくなるなんて考えてはいけません。 競争心は要りません。 ましてや、人を出し抜いて、人のチャンスを奪おうなどという発想は問題外です。 チャンスは自分がいくらでも産み出していけるのですから。 まずは下腹部を引き締めて、ぐっと踏ん張ることです。 そし
朝日新聞社や産業経済新聞社など報道7社は4月26日、「NAVERまとめ」に各社の写真や画像およそ34万件が無断転載されていたとし、LINEと子会社ネクストライブラリがこれら画像を削除することで合意したと発表しました。両社はNAVERまとめでの権利保護策を行うことにも合意しています。 合意を結んだのは朝日新聞、産経済新聞のほか、日本経済新聞社、毎日新聞社、読売新聞グループ本社、時事通信社、共同通信社。これら報道7社は2017年8月に、3000件以上の写真や画像がNAVERまとめに無断転載されていたことを発見して、LINEに調査と対策を申し入れ。LINEが申し入れに応じて調査を行った結果、約34万件の無断転載が見つかったとしています。 双方は協議の結果、LINEおよびネクストライブラリがNAVERまとめにおいて「無断転載されていることが分かった写真や画像を削除すること」、また権利保護策として「
立憲民主党所属の松平浩一衆議院議員、希望の党所属の城井崇衆議院議員が、政府がISPに海賊版サイトをブロッキングするよう「事実上の要請」を出した件について政府に質問している(1・2)。両質問とも12日に提出されたもので、毎日新聞の当初の報道を受けて「政府要請」という前提で質問がなされている。 いずれの回答を見ても、政府はあくまでも「民間事業者による自主的な」ブロッキングが実施されるよう、政府の認識を示し、環境を整備したにすぎず「要請」ではないと強弁し、「要請」ではないのだからと具体的な回答を拒んでいる。回答もテンプレ回答のみで、ブロッキングの法的根拠や制度上の評価、有効性の評価などについての質問には一切答えていない。 少なくとも政府回答から読み取れるのは、政府は「おきもち」を表明したに過ぎず、それに「忖度」してブロッキングを実施したISPが違法性を問われたところで、それはISPの自己責任であ
日本人の遺伝情報を調べたところ、お酒に弱い体質の人が増えるよう数千年かけて「進化」してきたことが、理化学研究所などの分析でわかった。詳しい原因は不明だが、アルコールに弱い体質が何らかの理由で環境への適応に有利に働いたとみられるという。24日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。 体内でのアルコール分解には、「ADH1B」と「ALDH2」という2種類の代謝酵素が関わる。それぞれの酵素には、働きが強いタイプと弱いタイプがあり、日本人ではADH1Bの75%、ALDH2の25%が弱いタイプ。一方、欧米人などは、大半が2種類ともに強いタイプをもつことが知られている。 日本人2200人の全遺伝情報を解析すると、弱いタイプの酵素をつくる遺伝子のそばに、まれにしか見られない多数の変異が集まっていることが判明した。子孫に遺伝情報が受け継がれる際に、変異がこの遺伝子と共に失われずに蓄積してき
北朝鮮との日朝首脳会談の可能性を打診した安倍政権に対し、北朝鮮当局が「一切取り合うな」との指示を出していたことが明らかになった。 平壌の反応が明らかになったのは初めてで、4月27日の南北首脳会談と米朝首脳会談など、国際的対話の枠外に置かれる安倍政権は当面、北との対話の契機をつかめないまま孤立を深めることになる。 歴史的な瞬間となった南北首脳会談。板門店で手を携えながら歩く金正恩労働党委員長(左)と文在寅大統領(右)。 Korea Summit Press Pool/Pool via Reuters 北朝鮮情勢に詳しい在京消息筋によると、日本政府は3月初めに米朝首脳会談の開催が決まって以降、日朝首脳会談を希望する安倍首相の意向を、さまざまなチャネルを通じ北朝鮮に伝えたという。消息筋は「意向を平壌に伝達したが、本国からは『一切とりあうな』と指示された」と明らかにした。 「謝罪と賠償が先」と最高
釜山からの留学から帰ってきて、もう何年も経つがどうしても食べたくなるものがある。 それはテジクッパだ。 日本ではあまり知られていないが、私にとっては思い出の味なのだ。 テジクッパとは釜山の名物料理で、豚骨スープのクッパと言えば良いだろうか。スープの具には豚肉や豚の内臓が入っている。 日本の豚骨ラーメンの濃厚なスープとは違って、ちょっと薄い。なのでそこにキムチやニンニク、セウジョをぶち込み、「お前、花の慶次を読み過ぎたんじゃないか?」というぐらいに豪快に食べる。 釜山っ子には必ずお気に入りのテジクッパ屋があって、そこで釜山の名物焼酎チョウンデイをあおりながら、一緒に食べるのが流儀だ。 私が初めて、テジクッパに出逢ったのは釜山に来たて頃だっただろうか。初めて食べた時の感動は忘れられない。感動のあまり「この味が良いねと君が言ったから4月6日はテジクッパ記念日」という短歌を読んだぐらいだ。留学して
東京で行われた記者会見に臨むIOCのジョン・コーツ調査委員長と東京五輪組織委員会の森喜朗会長(2018年4月24日撮影)。(c)AFP PHOTO / Kazuhiro NOGI 【4月25日 AFP】開催準備をめぐり複数の国際競技団体から不満の声が上がっている2020年東京五輪の組織委員会が24日、国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ(John Coates)調整委員長から厳しい忠告を受けた。今年初めに行われた平昌冬季五輪が成功を収め、スポットライトが東京に移る中、大会準備に関して答えを得られない五輪関係者のいら立ちはさらに増すだろうと警告している。 都内で開かれた記者会見でコーツ委員長は「皆さんは次の開催都市であり、その緊急性は極めて明確に見える」とすると、「プレゼンテーションをするときは質問に答えられないといけないし、そうしたときは率直でいないといけない」「性分ではないか
追記(2019/06/28) WordPress開設しました。 [とりあえずtech-supportください] 追記(2018/04/25) IEEE 802.11sについて INTERNET Watch:非対応 日経 xTECH(非会員は期間限定):準拠かどうかは明言を避け Google Blog:対応(意訳) と諸説あるようです。 とりあえず「他社製品との接続はできない」という認識で良いかと思います。 概要 Google Wifiについて気づいたことをまとめてみました。 前提 Google Wifiは、Google社が発売している(※国内未発売)無線LANルーターです。 特徴としては、IEEE 802.11sによる複数台の無線連携により有線LAN増設無しで通信可能範囲を拡張できることが挙げられます。 上記特徴のため、販売スタイルとしても無線LANルータとしては珍しく3台セットがあります
「すべての道は熊本に通じる」とは、蒲島郁夫前知事が熊本県内の道路整備に向けた意気込みを語る際に使ってきたフレーズ。地域高規格道路などの骨格的な道路や鉄道網は、地域・産業の活性化はもちろん大規模災害時の重要性も注目されています。連載企画「移動の足を考える」では、熊本県内の〝足〟の現在の姿を紹介し、未来の形を考えます。 学んで得する!お金の話「まね得」 お金に関する知識が生活防衛につながる時代。税金や年金、投資に新NISA、相続や保険などお金に関わる正しい知識を、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格取得を目指す記者と一緒に楽しく学んでいきましょう。 ※次回は「間もなく登場 新紙幣」編。6月28日(金)に更新予定です。
「出版社は頼れない」「子供は漫画を無料で読めばいい」――4月24日にイベントスペース阿佐ヶ谷ロフトAで開催されたイベント「海賊サイトによりマンガ文化が壊される!作家が生き残る方法とは?」で、森田崇さんや鈴木みそさんが漫画家・クリエイターの立場から海賊版サイトの問題やその対策について語った。 海賊版サイトをめぐっては、政府がISPにサイトブロッキングを要請したという報道を皮切りに議論が過熱。日本国憲法で保護されている「通信の秘密」「表現の自由」を侵害する恐れがあるとして、複数の業界団体や法律関係者から反対の声が上がっている。 4月23日にはNTTグループ3社が特に「悪質」とされる3サイトのDNSブロッキングを行うと発表し、一部では「憲法違反だ」「拙速すぎる」「既に停止しているサイトをブロッキングして何の意味があるのか」と批判する声も根強い。 これまで同問題をめぐるシンポジウムはいくつか開催さ
アメリカで人気のハンバーガーチェーンが新たに日本に進出します。相次ぐ海外からの参入で、ハンバーガー市場の競争は激しさを増しそうです。 この店は世界20か国に200店余りを展開する人気チェーンで、特に肉のボリューム感に特徴があります。 肉の重さは普通のサイズでも115グラムあり、国内チェーンの一般的な商品の2倍から3倍の大きさです。 さらに、最大で6枚、690グラムまで肉を増やすこともできます。 オーストラリア産牛肉の赤身を使うことなどで、脂肪分を通常の半分程度の20%ほどに抑え、肉の本来の味を楽しめるとしています。 主力の価格帯は600円から1000円前後で、500円以下が主流の国内チェーンより高めの価格設定ですが、店内ではアルコールも提供して、夜の食事として中高年の需要も掘り起こしたいとしています。 国内でファットバーガーを運営する会社の遠藤洋取締役は「ハンバーガーというより肉を食べる感
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