IHヒーターと同じ原理で加熱するだけで、損傷したアスファルト舗装が健全な状態に戻る――。そんな自己治癒型のアスファルト舗装の技術が、今後1、2年のうちに日本で実装されそうだ。 會澤高圧コンクリート(北海道苫小牧市)は、オランダのデルフト工科大学から生まれた舗装技術を持つベンチャー企業エピオンと、2018年6月末にフランチャイズ契約を締結。エピオンが持つ自己治癒型のアスファルト舗装の技術を日本で展開する法人を、會澤高圧コンクリートが単独で設立し、国内の事情に合わせた技術改良などを加えたうえで導入を進める計画だ。