座り込み抗議をする市民らの後ろに立つ防衛局関係者ら=24日、名護市(中村吉且さん提供) 【辺野古問題取材班】辺野古新基地建設に反対する座り込み抗議活動の参加者によると24日、沖縄防衛局の関係者ら最大8人が抗議現場に現れ、市民らが安全確保のため設置したコーンの撤去を促したり、市民らともみ合いになったりしたという。防衛局は本紙取材に「警備の詳細はお答えできない。適切に対応している」としている。 座り込み抗議の現場では普段、県警の機動隊員らが参加者に移動を促すことがある。防衛局職員は基地側で待機するなどし、声かけで移動を求める場合が多いという。市民らは「今までこんなことはなかった。何の権限があるのか」と疑問視している。 県統一連の瀬長和男事務局長は「表現の自由を奪うような行為だ。コーンの撤去も危ない」と非難した。 【関連記事】 ▼辺野古抗議は「プロ市民」? 沖縄の基地ウソ/ホント ▼辺野古もくっ