米露中日に囲まれて恐怖のあまり核兵器に手を出すというのは、微妙に今回のお話に似た感がある。まぁソ連邦よりはるかに計算が拙いけど。 そんなことはどうでもよくて、1938年頃のソ連邦の気持ちになってみたい。「おーしゅーじょーせーはふくざつかいき」とかぬかして辞職した首相もいたようですが、実は大戦前後の欧州情勢ってのはソ連視点で紐解くと非常に単純明快なのですよ。今回はソ連邦から見たお話。 1938年というとドイツがアンシュルスしたり日本が中国でブイブイ言わせたりと、アゲアゲ状態だった頃。ついでにポーランドもチェコスロヴァキアをゆすってみたりと、何かと皆が熱かった時期だ。ざっと日独の動きに絞って見ても、 月日 あったこと 1月16日 近衛文麿色々面倒になって「国民政府を対手とせず」発言 3月13日 ナチス・ドイツ、オーストリアを併合(アンシュルス)。カンガルーがおらずがっかり 6月13日 NKVD
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