郵政問題・金融担当相の内示を受け、笑顔で会見する国民新党の亀井代表=15日午後、東京都千代田区、堀英治撮影 民主党からは、川端達夫副代表(旧民社グループ)、小沢鋭仁国民運動委員長(鳩山グループ)、仙谷由人元政調会長(前原グループ)、直嶋正行政調会長(旧民社グループ)、赤松広隆選挙対策委員長(旧社会グループ)、千葉景子参院議員の入閣が内定した。川端氏については文部科学相への起用が検討されている。前原誠司副代表(前原グループ)、中井洽常任幹事会議長らも入閣の方向だ。鳩山氏はポストを含む人事の全容は、あくまで16日の首相指名選挙後に公表する方針だ。 亀井氏の処遇をめぐっては、当初、検討された防衛相への起用に対し、亀井氏が対米関係で強気の発言をしていたことなどに対する懸念が党内に浮上していた。国民新党が最も重視する郵政民営化の担当相に起用することで、来夏の参院選に向けて郵政票をつなぎ留める狙い