国立国会図書館が全国の図書館などと協同で構築しているレファレンス協同データベース事業の参加対象に、新たに学校図書館および学校図書館関係団体が加わりました。 レファレンス協同データベース事業とは、図書館などのレファレンスに係るデータを蓄積し、インターネットを通じて提供することで、図書館などのレファレンスサービス及び一般利用者の調査研究活動を支援することを目的とする事業です。 参加館になると次のようなメリットがあります。 自館のデータベースとして使えます レファレンス事例などの個別のデータは公開レベルを3段階で設定できます。インターネット公開することなく、レファレンス事例などを学校内でのみ共有することもできます。 参加館と相互支援ができます データを参加館や一般に公開すると、参加館がコメント機能を使って、情報を寄せてくれることがあります。自館では解決できなかった事例も解決するかもしれません。
スマートフォン、タブレット時代における教育のあり方を知るための一冊(無料)。東京学芸大学デジ読評価プロジェクトでは、教育界で注目されている読解力の育成とデジタル、双方の専門家を結集し、次世代型の教育を提案している。本書ではプロジェクトの方向性、韓国の状況、学校図書館とは何か、小豆島や東京学芸大学附属学校の事例、角川アスキー総合研究所の調査結果を紹介する。学校関係者以外でも楽しめるように構成。 スマートフォン、タブレット時代における教育のあり方を知るための一冊(無料)。デジ読評価プロジェクトの紹介、デジタル教育が進む韓国の状況、Q&Aによる学校図書館のわかりやすい解説、小豆島の小学校(iPad)や東京学芸大学附属中学校・小学校(Android,Windows8)の実践事例、子どもたちのスマートフォン・タブレット利用率と読書、生活に関する角川アスキー総合研究所1万人調査結果を通じて、学校関係者
灘中学校高等学校(神戸市東灘区)の大規模リニューアルが2013年春、完了しました。昨年6月掲載の「写真で紹介!新校舎 灘中学校高等学校」に続き、今回は、広々と生まれ変わった図書館の様子を写真でお伝えします。 (文と写真 水崎真智子)
EBSCO Discovery Service: A Valuable Discovery Solution for Schools BIRMINGHAM, Ala./IPSWICH, Mass. — March 28, 2013 — Nichols School, a Buffalo, New York school for grades 5-12, is one of the first schools in the country to implement EBSCO Discovery Service. Librarians weren't looking for a discovery service but a demo of EBSCO's EBSCO Discovery Service (EDS) won the library staff over with the ea
学校図書館やデジタル教科書の話題もときおり掲載されるので観測範囲に入れている『教育新聞』に、「学習意欲をもち論理的に表現する 創作物語を図書館に」という記事(2013年3月14日付け)が掲載されていました。 記事では、東京都武蔵村山市立第三小学校の国語科の公開授業のようすが紹介されています[*1]。教育上の工夫についての記述が多いんですが、注目したのは、5年生の「自分の想像した世界を物語にして学校図書館に置こう」という単元[*2]です。 その授業中、それぞれの生徒が起承転結を意識して物語を構想し、書き進めるシーンが具体的に述べられています。 近未来の東京を舞台にストーカー事件を追う刑事の活躍の物語を構想した児童は、〝はじめ〟の場面に盛り込む、時、場所、登場人物を押さえた内容として、「2050年」「東京・渋谷のような都会」「刑事」「正明さん」という内容を記述。続いて、〝中〟場面の内容では「ス
「学習意欲をもち、論理的に表現する児童の育成」をテーマに、平成23年度から東京都教委の国語科・習熟度別少人数指導などを通じた授業研究を深めている東京都武蔵村山市立第三小学校(染谷由之校長、児童数524人)は、さきごろ、公開研究会を開いた。3年生以降の国語科の「話すこと・聞くこと」「書くこと」の2領域に焦点を当て、単元ごとに効果的な習熟度別少人数指導を追究。その際、単元を通して身に付けさせたい言語活動の設定・提示や、マトリックス表を使った言語能力の明確化などを行うといった工夫を図った。 公開授業では、全学年の国語科の授業が行われた。3年生以上の「話すこと・聞くこと」「書くこと」の単元で進めている習熟度別少人数指導の一端がそれぞれ展開された。 5年生では、単元「自分の想像した世界を物語にして学校図書館に置こう」から、「物語の山場を知り、その視点から自分の物語の組み立てを見直す」ことを視点にし
川口市立元郷小学校(川辺秀明校長、児童数515人)で、図書室の蔵書管理がバーコード化され、図書の貸し出しや返却の仕事がスピードアップ、訪れる子どもたちの数が増えた。1万冊もの本の情報を一つ一つパソコン入力する手間のかかる作業だったが、父母ら学校応援団が団結して達成。新しい図書室のオープンとともに子どもたちへのクリスマスプレゼントになっている。 昼休みの図書室に5年1組の子らがやってきた。図書委員の菊池奈々さんらの前に、返却や貸し出しの本を持った子らが列をつくった。 菊池さんらがバーコードを読み取る作業をてきぱきと進め、長かった列はすぐになくなった。「借りた本を返さないままに、本を借りようとすると、画面にエラー表示が出ます」と菊池さんは説明する。 同校には管理棟1階の図書室のほか、6学年の全クラスに学級文庫があり、蔵書は全部合わせると1万冊にもなる。この全てに分類番号や書名、著者名などを盛り
電子書籍への動きが加速している。今年に入り、大手出版社21社が協会を発足させるなどの動きがあるが、アメリカではすでに図書館から本をなくした学校さえある。 その前段階として、中学や高校で本の教科書をすべて辞めてパソコンを導入する動きがあった。授業だけでなく、宿題や教材の閲覧などもすべてパソコンで行う。2005年、アリゾナ州ツーソン市立エンパイア高校がその先駆けとしてパソコンのみの授業に踏み切り、全米の教育機関が注目した。 ペーパーレスのステップの次に、図書館の本をすべて撤去した電子図書館の動きがすでにある。09年9月、全米の先がけとしてマサチューセッツ州ボストン郊外にある私立高校、「クッシング・アカデミー」が2万冊あった図書館の書籍をすべて撤去して電子図書館へと移行した。 by Cushing Academy 同校は145年の歴史がある進学校で、実際に図書館をなくす校長の決断には関係者から、
学校図書館に印刷図書は必要か?賛否双方の見解(米国) 2010年2月10日付けのニューヨークタイムズ(New York Times)紙のオピニオン欄“Room for Debate”に,「学校図書館に図書は必要か?」(Do School Libraries Need Books?)という論題の記事が掲載された。生徒らがオンラインで効率的に情報を探し出しているため,書架に足を運ぶことが少なくなってきているという。また,2009年秋には,米国マサチューセッツ州の私立高校Cushing Academyが,印刷図書20,000冊のほとんどを撤去し,その代わりにAmazon社の電子書籍リーダーKindleやパソコンを用意して,撤去した図書を含む数百万冊の電子書籍データベースにアクセスできるようにしたことが話題になった。 記事では,このような現状から浮かび上がった「学校図書館に図書は必要か?」という疑
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