ドリルを買いに来る客は穴を欲しがっている。 マーケティングや営業をする人なら三度の飯以上の頻度で聞かされる言葉だ。 もはや耳のタコも固くなりすぎて完全に耳の穴ふさがったね。 起業家として有名なけんすうさんクラスになると、逆に「穴が欲しいんじゃなくてドリルが欲しい」とか言い出す始末。 顧客は穴が欲しいんじゃなくてドリルが欲しい(2019年12月19日放送)/ Voicy - 今日を彩るボイスメディア さて、針灸師という仕事も当然「ドリルより穴が欲しい理論」は成り立ちます。 鍼灸院に来る方は「鍼灸を受けたいのではなく、症状から解放されたい。」と考えているはず。 実際にお客様から何故鍼灸院に来たのか話を聞くと「整体で揉んでもらったけど治らなくて、針ならガツンと治してくれそう。」という話をしてくれる。 なかには「歩くのもやっとの腰痛で病院に行って検査したのに原因がわからなくて、結局痛み止めと湿布出
![「僕は偽薬を売ることにした」を読んだら鍼灸治療の効果が複素平面化した - 鍼灸院くらさろ跡地](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/028750ad8ac8ea4674743012e76ca313cdcf0f28/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fc%2Fcloudsalon%2F20191222%2F20191222150522.jpg)