動画配信サービス「Netflix」でヒットしたオリジナルドラマ「グレース&フランキー」は、結婚して20年になる女性たちの物語。夫がゲイであると知った彼女たちの姿が、ハリウッドのユーモアたっぷりに描かれる。しかし、実際には、中年期を過ぎたカップルにとって、配偶者の同性愛カミングアウトは、胸が張り裂けるような出来事である。周りの人たちにとっても笑えることではない。 「私たちは全員、被害者です。ゲイである配偶者と、ストレート (異性愛)である配偶者、両方ともです」。アミティ・ピアース・バクストン氏は、ハフポストUS版のインタビューで語った。バクストンは、25年間連れ添った夫に同性愛をカミングアウトされた後、1986年に「ストレート・パートナー・ネットワーク」を設立した。同じ問題に悩む人々に助けの手を差し伸べるためだ。