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埼玉県朝霞市で中学1年だった少女を誘拐し、2年余り監禁したとして、未成年者誘拐や監禁致傷などの罪に問われた大学生寺内樺風(かぶ)被告(24)=東京都中野区=の公判が25日、さいたま地裁(松原里美裁判長)であり、検察側は「被害者の貴重な時間を奪った」として懲役15年を求刑。弁護側は「監禁行為は徹底したものではなかった」などとして減刑を求めた。判決は8月29日の予定。 寺内被告は2014年3月、少女を車で誘拐し、16年3月まで千葉市などの自宅アパートで監禁し、重度の心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負わせたなどとして起訴された。少女は寺内被告が外出している隙に、当時監禁されていた中野区のアパートから逃げ出し、JR東中野駅の公衆電話から110番通報して保護された。 公判では寺内被告の刑事責任能力が争点になり、地裁による鑑定では自閉スペクトラム症の傾向があったとされた。検察側は完全な責任能力があ
滋賀県東近江市の湖東記念病院で2003年に起きた殺人事件で懲役12年が確定し、再審請求中の西山美香元受刑者(37)=同県彦根市=が24日、刑期を終えて和歌山刑務所を出所した。 西山元受刑者は04年7月に逮捕、起訴され、07年6月に刑が確定。12年9月に申し立てた第2次再審請求は今月17日に大阪高裁で審理が終結し、早ければ年内にも再審開始の可否の判断が出る。判決が認定した死因とは異なる不整脈で死亡した可能性の有無が争点になっている。 24日は午前8時50分ごろ、両親や再審弁護団長の井戸謙一弁護士とともにタクシーに乗り込み、支援者の待つ市内の懇親会場へ向かった。確定判決によると、看護助手だった03年5月、病室で植物状態だった男性患者=当時(72)=に装着されていた人工呼吸器のチューブを引き抜き、急性低酸素状態にして殺害したとされる。 (中日新聞)
では、裁判所は何をもって西山美香さん(37)を有罪と認定したのか。一審大津地裁の判決文は捜査段階の供述が「極めて詳細かつ具体的」と指摘した上で、こう述べる。「とりわけ被害者の死に至る様子は実際にその場にいた者しか語れない迫真性に富んでいる」。供述調書には、患者のTさんが死亡する場面が彼女の言葉として劇画チックに語られている。 「穏やかな顔がゆがみ始め/眉間のしわは深くなり、口を大きく開けてハグハグさせて/目を大きく開け、瞳をギョロギョロさせていた。口をこれ以上開けない程大きく開けて必死に息を吸い込もうとしていた/大きく目をギョロッと見開いた状態で白目をむき/青白い顔で表情もなくなり、死んでいた」
他人とのコミュニケーションがうまく取れないといった発達障害について、早期に診断する体制を広げようと、厚生労働省は地域のかかりつけ医などが研修で専門的な知識を学び、診断を担えるようにする取り組みを全国で実施していくことになりました。 しかし、総務省がおととし全国27の医療機関を対象に初診の予約を受けてから実際に診察を行うまでの期間を尋ねたところ、平均で3か月以上と答えた医療機関が半数を占めたということです。 このため厚生労働省は早期に診断する体制を広げようと来年度から都道府県と政令指定都市ごとに発達障害を診断できる医師を養成していくことになりました。 専門的な医師のいる医療機関で地域のかかりつけ医などを集めた研修を実施し、発達障害の知識や診断方法などを身につけてもらうことにしています。 厚生労働省は研修などに必要な費用として来年度予算案の概算要求に1億5000万円を盛り込んでいます。
2017年に入って、電車内で痴漢をしたと疑われてホームから線路に飛び降りて逃げる事件が相次いだ。結局痴漢をしていたかどうかは分かっていないが、これをきっかけに「痴漢冤罪に巻き込まれたらどうすればいいのか」と痴漢冤罪を防ぐ方法に注目が集まっている。 そんな中で「男が痴漢になる理由」(イースト・プレス)という挑戦的なタイトルで、日本初の痴漢の専門書が出版された。著者はこれまで12年間に渡って1000人を超える性犯罪者と向き合ってきたという精神保健福祉士・社会福祉士の斉藤章佳氏(大森榎本クリニック)だ。 痴漢加害者は一体どういった人間なのだろうか。「必ずしも痴漢は性欲が動機となっている訳ではない」と話す斉藤氏に、痴漢加害者の実態について聞いた。 ●痴漢は「性欲異常者」がやるものだというのは的外れ ーー痴漢をする男性は、「家庭を持った四大卒の普通の会社員」が多いというのは驚きでした。 「痴漢は日常
教え子の小学生への強制わいせつ容疑で、愛知県警に逮捕された臨時講師の男の公判が名古屋地裁岡崎支部で進んでいる。男は4年前にも別の小学校で性犯罪を起こし、停職処分を受けていた。男が名前を変えたこともあり、情報が共有されなかったという。 男は大田智広被告(30)=愛知県刈谷市。勤務していた同県知立市の市立小学校のトイレで5月、低学年の女子児童にわいせつ行為をした疑いで逮捕、起訴された。その後、別の児童計4人へのわいせつ容疑でも再逮捕されている。8月には懲戒免職処分を受けた。 8月の初公判では起訴内容について、「間違いありません」と認めた。検察側は、証拠調べの中で大田被告が「年少者に性的関心があった」と話したことを明らかにした。 大田被告は、知立の事件の前にも児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ提供)の罪で罰金の略式命令を受けていた。埼玉県内の小学校に勤めていた2013年、児童ポルノ画像を
京都の大学を卒業後、20年以上ひきこもっていた女性(45)がこの夏、小さな一歩を踏み出した。始めた仕事は週3度のチラシのポスティング。震える手で6月、初月給を受け取った。5千円札を何度も眺め、「自分は必要とされているんだ」と涙ぐんだという。 発端は、にぎやかなクラスに…
通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリストに。1997年から日本の「ひきこもり 」界隈を取材。東日本大震災直後、被災地に入り、ひきこもる人たちがどう行動したの かを調査。新刊は『ルポ「8050問題」高齢親子〝ひきこもり死〟の現場から 』(河 出新書) 他に『ルポ ひきこもり未満』(集英社新書)『ひきこもる女性たち』(ベ スト新書)、『大人のひきこもり』(講談社現代新書)、『あのとき、大川小学校で何 が起きたのか』(青志社)など多数。TVやラジオにも多数出演。KHJ全国ひきこも り家族会連合会本部広報担当理事。東京都町田市「ひきこもり」ネットワーク専門部会 委員なども務める。YAHOO!ニュース個人オーサー『僕の細道』 「引きこもり」するオトナたち 「会社に行けない」「働けない」――家に引きこもる大人たちが増加し続けている。彼らはなぜ「引きこもり」するようになってしまったのか。理由とそ
「食べない人は、一切食べようとしない。水が入ることも拒否する人がいるんですよ。食べるけど、その後に吐く人もいます。食べない人に『食べなさい』と言っても、食べない。そのままにしておくと弱ってしまう。本当に困っています」 そう語るのは、栃木刑務所統括矯正処遇官の野田雅子看守長だ。栃木刑務所は、日本で最大規模の女子刑務所。摂食障害受刑者の数も、最も多い。 栃木刑務所 全国の女子刑務所では現在、拒食や過食を繰り返す摂食障害の患者の数が増えている。その現状や背景などを4回にわたって伝えるシリーズ2回目の本稿では、症状の重い患者の状況とその対応に当たる刑務官や医師らの悩みについて伝えたい(参考:シリーズ1回目の記事)。 「認知の歪み」とこだわり 野田によると、摂食障害の受刑者に、自分の状態を認識させるところから、刑務官たちの苦労は始まる。 摂食障害受刑者の対応について語る野口雅子看守長 摂食障害患者の
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