タグ

ブックマーク / yosyan.hatenablog.com (198)

  • 認知症徘徊事故訴訟 - 新小児科医のつぶやき

    事件の概略はこのあたりを参照にしています。一審段階からのマスコミ記事もあるのですが、元記事を引っ張り出せなかったので記憶に頼って付け加えます。 4/24付朝日記事 4/24付日経記事 事実関係はシンプルで、 認知症で徘徊行動を起こす人をが自宅で介護していた 同居していない息子夫婦も介護に協力していた 「がまどろんだ数分の間」(朝日記事)の間に父は家から抜け出した 父は電車(JR)にはねられて死亡 JRは介護にあたっていたと息子夫婦に720万円の損害賠償を請求 一審は満額、二審は介護に直接当たっていた母()に半額の賠償を認めたこの判決を聞いて震え上がったのはまず現在認知症を持つ人を介護している人でしょう。さらに医療関係者も震え上がっています。入院患者の中には認知症患者も少なからず含まれており、病院から脱出して徘徊行動に至る患者は現実に存在するからです。その患者が今回のような列車事故を

    認知症徘徊事故訴訟 - 新小児科医のつぶやき
    AFCP
    AFCP 2014/04/25
    "ボールは立法府に行ったと思うのですが・・・" 同感。また認知症に限った話でもなく。
  • 高齢者の医療と福祉 - 新小児科医のつぶやき

    最近いくつかの意見や見解が目について思った事です。 ■医療と福祉の境目 病になり医療機関を受診するとします。医療機関で治療を受け全快したら医療だけでしょう。小児科診療所はそんな患者が殆どです。一方で医療機関で治療を受けてもある一定ラインまでしか治らない患者もいます。いわゆる慢性疾患ですが、小児でもいますがこれは高齢になればなるほど増えるのは説明の必要はないと存じます。たとえば認知症。現在の医学ではせいぜい進行を遅らすのが精一杯ってところです。進行を遅らすのは医療ですが、その病人の生活全体を支えるのは医療ではなく福祉と見ます。クリアカットに境目が必ずしもあるわけではなく、疾患によってはシームレスになるものもあるでしょうが、医療と福祉は別建てで考える方が良い気がしています。とくにコストとして考える時はその方が良いぐらいです。 なぜにそんな事を考え出したかですが、最近の医療政策がその方向に大きく

    高齢者の医療と福祉 - 新小児科医のつぶやき
    AFCP
    AFCP 2014/02/17
    "トータルの社会コストで言えば、 施設 < 在宅 こうなるのは経済原則からも自明です。しかし何らかの理由によって 施設 > 在宅 こうなるマジックの青写真を描いておられるわけです" 高齢者に限った話しでもなく……
  • 新春1200億円話 - 新小児科医のつぶやき

    とりあえず1/4付読売新聞より、 産科・小児科医の当直増 12年度報酬改定 効果薄く 産科医、小児科医などの1か月の平均当直回数が増加していることが、厚生労働省の調査で分かった。医師全体ではほぼ横ばいだった。政府は2012年度の診療報酬改定の際、勤務医の負担軽減策に1200億円を充てたが、十分に効果が出ているとは言えない状況であることを受け、2月までに新たな改善策を検討する考えだ。 厚労省は12年度改定の結果を検証するため、13年8〜10月、全国の病院1500か所を対象に調査した。このうち、456施設が回答した。 11年に行った前回調査と比べると、常勤医1人あたりの月平均当直回数は、対象となった9診療科のうち、産婦人科・産科で3・10回(前回2・98回)、小児科で3・03回(同2・98回)など6診療科で増えた。救急科は4・08回(同4・43回)に減少したが、最も多かった。9科全体では、1・

    新春1200億円話 - 新小児科医のつぶやき
  • 小児の在宅みたいな感想 - 新小児科医のつぶやき

    某所で小児在宅の話が妙に盛り上がったので、ちょっと感想を書いてみます。 ■背景 この話が出てくる小さからぬ理由の一つがはNICUの逼迫です。NICUは新生児の重症児を扱う施設ですが、ここでは新生児科医が日々命の最前線をやっています。重症児の救命技術はドンドン上っているのですが、治療成果は大きく分けて2つになります。 救命できたレベル 治癒するレベル治癒は表現に語弊が残るのですが、将来的に健常児にソコソコ伍して暮らしていけるレベルになる事ぐらいで御理解下さい。もちろん医療の進歩はかつては「どうしようもない」レベルを「救命できた」レベルに押し上げ、「救命できた」レベルを「治癒する」レベルにしていますが、一方で新たな「救命できた」レベルも作り出している側面もあります。 残念ながら救命できたレベルの患者は生命の維持のために膨大な人手がかかります。平たく言えば病院から家に帰る事ができなくなってしまう

    小児の在宅みたいな感想 - 新小児科医のつぶやき
  • ワタミと医師の世間知らず - 新小児科医のつぶやき

    出来心でワタミの事を少し調べてみました。ソースが比較的固そうなところから適当にピックアップしますが、テレビ東京の番組『日経スペシャル カンブリア宮殿』にこういう会話が放映されたとなっています。 ワタミ社長「『無理』というのはですね、嘘吐きの言葉なんです。途中で止めてしまうから無理になるんですよ」 村上龍「?」 ワタミ「途中で止めるから無理になるんです。途中で止めなければ無理じゃ無くなります」 村上「いやいやいや、順序としては『無理だから→途中で止めてしまう』んですよね?」 ワタミ「いえ、途中で止めてしまうから無理になるんです」 村上「?」 ワタミ「止めさせないんです。鼻血を出そうがブッ倒れようが、とにかく一週間全力でやらせる」 村上「一週間」 ワタミ「そうすればその人はもう無理とは口が裂けても言えないでしょう」 村上「…んん??」 ワタミ「無理じゃなかったって事です。実際に一週間もやったの

    ワタミと医師の世間知らず - 新小児科医のつぶやき
    AFCP
    AFCP 2013/06/04
    "そのうちワタミの社長に 医療業界に較べれば、うちなんて無色透明に等しい なんて主張をされそうで怖いところです"
  • ちょっと推測 - 新小児科医のつぶやき

    昨日の訴訟記事の方を少し触れておきます。昨日の読売記事は刑事訴訟に関するものでしたが、同時に民事訴訟も起されています。これはうろうろドクター様が保存されている4/2付産経記事の事実関係部分です。 生徒はうつ病などを患っており、2009年4月19日夜、両親に薬を大量に服用したと告げ、意識もうろうとなった。両親は車で生徒を大学病院に運んだが、神経・精神科の医師は、眠っている生徒を車外から見ただけで検査せず、生徒を帰宅させた。翌日も容体が回復しないため、両親が数回、診察を希望したが、医師は電話で「必要ない」などと回答した。生徒は21日朝に死亡。死因は急性薬物中毒とされた。 刑事訴訟の方は4/11付読売記事にありますが、こちらも事実関係部分です。 女子高生は03年頃から、うつ病を患って通院しており、医師は主治医だった。09年4月19日夜、女子高生は北九州市小倉北区の自宅で処方されていた睡眠導入剤な

    ちょっと推測 - 新小児科医のつぶやき
    AFCP
    AFCP 2013/04/13
    引き続き産業医大の件。"どうして患者を救急外来に運び込まなかったのか理由が思い浮かばないのです"
  • 産業医大救急部異聞 - 新小児科医のつぶやき

    厄介そうだった書類作成が思いのほかに順調に進み2日ほどで完成してくれたので、ブログ再開します。4/11付読売新聞(Yahoo !版)より、 睡眠導入剤を大量服用の女子高生、治療怠り死亡 亡くなられた女子高生の御冥福を謹んでお祈りします。睡眠剤の大量服用ぐらいで死亡するとはお気の毒としか言い様がありません。これは孫引きなのでオリジナルのサイトが見つけられなかったのですがLD50(半数致死量)のデータとして、 睡眠導入剤 LD50 実験動物 人間換算 ハルシオン0.25mg錠 7500mg/kg ラット 150万錠 エバミール1.0mg錠 ばらつき多数のため資料作成不能 ロヒプノール2.0mg錠 1550mg/kg マウス(雄) 3万8750錠 ユーロジン2.0mg錠 740mg/kg マウス(雄) 1万8500錠 3200mg/kg ラット(雄) 8万錠 レンドルミン0.25mg錠 ばらつき

    産業医大救急部異聞 - 新小児科医のつぶやき
  • 「統合医療」のあり方に関する検討会 - 新小児科医のつぶやき

    とりあえずの結論みたいなものが出ています。もちろん中間報告でさえなく、 平成25年2月付「これまでの議論の整理」 全部で19ページあるのですが大雑把な感想で言えば、 棚上げ こう読めました。なんちゅうか、民主党がマニュフェストに掲げ、鳩山元総理が所信表明伊演説に取り入れた一つの結論が出されたような気がしています。これで終わりじゃ、あまりに愛想が無いので少しだけ内容を拾ってみます。とりあえず鳩山元総理の影響部分ですが、 平成22年1月29日に、鳩山内閣総理大臣(当時)が、施政方針演説において、健康寿命を延ばす観点から、「統合医療」の積極的な推進について検討を進めることを掲げた。 これを受けて、厚生労働省においては、省内にプロジェクトチームを発足させるとともに、厚生労働科学研究事業による知見の収集を図ってきた。 まあここはこんなもので良いでしょう。次に目に付いたのは、 また、検討会では、近代西

    「統合医療」のあり方に関する検討会 - 新小児科医のつぶやき
    AFCP
    AFCP 2013/02/26
  • 奈良産科医時間外訴訟が確定 - 新小児科医のつぶやき

    2/13付時事通信(ウォール・ストリート・ジャーナル版) 奈良県の敗訴確定=当直医の割増賃金訴訟—最高裁 奈良県立奈良病院(奈良市)の産婦人科医2人が、宿日直勤務を時間外労働と認めないのは違法として、割増賃金の支払いを求めた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(大谷剛彦裁判長)は12日付で、奈良県の上告を受理しない決定をした。県に約1540万円の支払いを命じた一、二審判決が確定した。 一、二審判決によると、2人は2004〜05年、それぞれ約210回、宿直と日直を継続する宿日直勤務をした。県は、宿日直は時間外労働ではなく、割増賃金を払わなくていい「断続的労働」に当たるとして、1回当たり2万円の手当てのみを支給していた。 上告却下ではなく不受理なんですが、weblio辞書より 上告の申立てを受けた裁判所が、上告を受理しないこと。裁判所での審理は行われない。 上告不受理は、刑事訴訟法、あるいは、民事

    奈良産科医時間外訴訟が確定 - 新小児科医のつぶやき
    AFCP
    AFCP 2013/02/14
    "医師側が自主的オンコールを「やめる」と言えばどうなるかは興味深いところです。" 確かに。
  • 親学のムック - 新小児科医のつぶやき

    親学について書こうと思い、情報を集めだしたのですが、どうにも見えてこないです。それなりに情報は転がっているのですが、もう一つよく判らないのが親学です。批判をするにも評価をするにしても概略ぐらいをつかまないと如何ともしがたいのですが、非常に手強い感じです。ボツボツと情報を集めながら考えて見たいと思います。 ■高橋史朗氏 たぶんですが親学推進協会が親学の主要団体の一つであると見ています。親学関係の重要人物として各所に名前が挙がる、高橋史朗氏が理事長として名を連ねられています。ちなみにプロフィールには、 明星大学教授、玉川大学大学院講師 元埼玉県教育委員長 感性・脳科学教育研究会会長、師範塾理事長、日家庭教育学会常任理事 著書に『親学対談』『親が育てば子供は育つ』『これで子供は当に育つのか』(MOKU出版)など多数。 もう少し補足しておきたいのですがwikipediaより、 高橋 史朗(たか

    親学のムック - 新小児科医のつぶやき
    AFCP
    AFCP 2012/12/25
    たいへん勉強になる。中曽根内閣までさかのぼるとは知らなかった…。
  • 自殺統計余話 - 新小児科医のつぶやき

    先週熱中した統計物の余話です。私は恥ずかしながら自殺は年齢層が高くなるほど自殺率も高くなると思い込んでいました。これは基的に間違いではないのですが、最近の傾向はちょっと違う様相があるようです。まず長期推移です。 見難いグラフで申し訳ないのですが、非常にばらつきの大きかった自殺率が年を追う毎に一点に収束している傾向が窺えます。これも作ってはみましたが見難い表で申し訳ないのですが、1990年度から5年毎の年齢別の自殺率の推移です。 順位 1990 1995 2000 2005 2010 年齢 自殺率 年齢 自殺率 年齢 自殺率 年齢 自殺率 年齢 自殺率 1 85-89 70.12 85-89 51.23 85-89 47.11 55-59 38.31 50-54 34.37 2 90-94 64.98 90-94 50.90 55-59 45.01 90-94 37.57 55-59 33

    自殺統計余話 - 新小児科医のつぶやき
  • 子供の交通事故統計と自殺統計 - 新小児科医のつぶやき

    「もう統計は見たくない」の声もあるかと思いますが、ここまで統計物を続けたので子供の交通事故もまとめて見ます。ソースは人口動態統計の死亡統計からで、1997年度から2010年度までの14年間の集計です。今週の流れですから「交通事故交通事故死」です。 ■事故総数 とりあえず実数の変化です。 これも恒例の年齢階級での人口10万人対の発生率のグラフです。 14-19歳が突出して多いので、それ以下の年齢層のグラフを示します。 実数と発生率の表です。 * 実数 発生率 1997 2010 1997 2010 子供総数 1639 446 6.04 1.96 0歳 24 9 2.02 0.87 1-4歳 146 44 3.10 1.04 5-9歳 163 56 2.63 1.01 10-14歳 98 45 1.38 0.76 15-19歳 1208 292 15.21 4.84 14年間で7割ぐらい

    子供の交通事故統計と自殺統計 - 新小児科医のつぶやき
    AFCP
    AFCP 2012/07/13
    "自殺は実数としては横這いなのですが、他の死因が減少した結果、今や交通事故よりも多くなっています。今後問題視されてもおかしくない状況と考えられます。"
  • 子供の溺水統計 - 新小児科医のつぶやき

    子供の不慮の事故の統計を出すと必ず溺水の話が出てくるので、今日はこれをまとめてみます。季節的にも宜しいかと存じます。統計物は「もうあきた」の声も聞こえそうですが、よろしくお付き合いお願いします。 ■子供溺水全体 今日も子供とは19歳以下の未成年を指します。ソース元は例の如く例の通り人口動態統計で、掘り起こせたのは1997年から2010年までの14年間の推移です。まずは実数です。 これにあえて年齢階級人口での10万人対の発生率をグラフで示します。 実数と発生率の1997年と2010年を表で示します。 * 実数 発生率 1997 2010 1997 2010 子供総数 350 151 1.29 0.66 0歳 25 6 2.10 0.58 1-4歳 121 32 2.57 0.76 5-9歳 81 34 1.31 0.61 10-14歳 45 34 0.63 0.58 15-19歳 78 45

    子供の溺水統計 - 新小児科医のつぶやき
  • 今日は中毒死の統計 - 新小児科医のつぶやき

    またもやBugsy様のコメントからで申し訳ないと思っているのですが、不慮の事故に関して、 ところが20歳をこえると中毒死が増加しています。この中毒ってなんでしょうか。 これに対し、とおりすがり様から、 急性アル中ではないのかしら(笑)…笑いごとでもないですが。 言われて見ればそんな気もしないでもありませんが、私も「なんだろう?」の興味が湧いたのでちょっとムックしてみます。とりあえず中毒死とは不慮の事故のうち、 有害物質による不慮の中毒及び有害物質への曝露 これであるのは確実です。でもってこの項目の小分類はICD10に準拠していますから、 X40 非オピオイド系鎮痛薬,解熱薬及び抗リウマチ薬による不慮の中毒及び曝露 X41 抗てんかん薬,鎮静・催眠薬,パーキンソン病治療薬及び向精神薬による不慮の中毒及び曝露,他に分類されないもの X42 麻薬及び精神変容薬[幻覚発現薬]による不慮の中毒及び曝

    今日は中毒死の統計 - 新小児科医のつぶやき
  • 子供の不慮の事故の統計 - 新小児科医のつぶやき

    Bugsy様の 未成年の自殺率が増えたような報道も目にしますが 実際には相変わらず圧倒的に不慮の事故によるものが多いのではないでしょうかね。 これに反応しただけのお話です。可能な限り人口動態調査から掘り起こしてみました。今日も昨日に引き続いて 子供とは19歳以下の未成年者を指す 発生率は年齢階級人口に対する10万人対まずは長期推移です。1950年から2010年までの動きです。 かつては0-4歳児の不慮の事故の発生率が非常に高かったのが確認できますし、1970−1990年にかけて15-19歳の不慮の事故が多かったのも良くわかります。長期推移のグラフではかえって最近の動きがわかりにくいので、1990年からの20年間のグラフを提示します。 全人口では、ほぼ30人程度で安定しています。1995年度が高いのはやはり阪神大震災の影響でしょうか。一方で子供の不慮の事故はほぼ一貫して減少しています。199

    子供の不慮の事故の統計 - 新小児科医のつぶやき
  • 子供の自殺統計 - 新小児科医のつぶやき

    イジメ自殺について書こうと思ったのですが、これは下手に論を立てると炎上必至のアドバイスが某所にあり、これはやめます。プロットは立てていたのですが、確かに何を書いても誰かが猛反発しそうですし、それを招かないようにフンワリ書いたら毒にもクスリにもならないものになるのは確実です。そこでと言うわけではありませんが、下調べのつもりだった子供の自殺統計だけまとめておく事にします。 ■人口動態統計 人口動態統計の死因の定義ですがいばらき統計情報ネットーワークより、 死因の統計は死亡診断書に基づき作成するが,死亡診断書に2つ以上の死因が記載されている場合は,統計表章のため1つの死因を選択しなければならない。死因の選択にあたっては,医師の死亡診断書への記載に従って,原死因(直接に死亡を引き起こした一連の事象の起因となった疾病もしくは損傷であり,死亡診断書が正しく記載されている場合には,?欄の最下欄に記載され

    子供の自殺統計 - 新小児科医のつぶやき
  • ニセ医者騒動余聞 - 新小児科医のつぶやき

    ■年月日関係 2011.10.13付msn産経より、 逮捕容疑は、平成21年11月5日から22年12月20日ごろまでの間、同市内に開設した「ヒューマン・メンタル・クリニック」などで、沼津市に住む女性(57)らに対し、無資格で診察や検査を行い、診断書を交付した疑い。 逮捕は2011.10.12なのですが、2011.12.9付中日新聞に 無職室伏由美子被告(44)の初公判が8日、静岡地裁沼津支部であり、室伏被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役1年6月を求刑し、即日結審した。判決は19日。 こうなっており、さらに2011.12.20付朝日新聞に 無職室伏由美子被告(44)の判決公判が19日、地裁沼津支部であり、岡田龍太郎裁判官は懲役1年6カ月執行猶予4年(求刑懲役1年6カ月)を言い渡した。 一旦まとめておくと、 年月日 事柄 2009.11.5 ヒューマン・メンタル・クリニック開設 2010.1

    ニセ医者騒動余聞 - 新小児科医のつぶやき
  • 浜の真砂は尽きるとも・・・ - 新小児科医のつぶやき

    私はNATROM様ほど尖鋭的ではありませんが、やはり気になる方です。ひょっとしたらNATROM様が既に扱われているかもしれませんが、目に付いたので御紹介しておきます。 がんストップ運動 暑いですからできるだけ穏やかに紹介していきます。まずがんSTOP運動とは・・・として、 がんSTOPをテーマに日の医療を変革! がんが減れば医療費は大幅に削減されます。 一日900人以上の方々が、がんで亡くなっています。 私たちでがんを減らす事ができるとしたら! あなたは、手を貸してくれますか? 応援してください、がんSTOP運動に! 町医者の小児科医とは言え私も医師の端くれですから、がんを減らせるのなら出来る範囲の協力は考えますが、別に言われなくとも多くの医師ががんとの闘いに明け暮れています。こういう運動をするぐらいですから、何か特徴を持っているはずです。たぶんその辺が「がんSTOPへの道」として書かれ

    浜の真砂は尽きるとも・・・ - 新小児科医のつぶやき
  • 幼児の不慮の事故を調べてみる - 新小児科医のつぶやき

    ■最近のデータ 幼児とは定義上、1〜4歳の子どもを指します。幼児の事を考える前に、世の中にどれだけの数の不慮の事故による死亡が起こっているから人口動態統計からピックアップして見ます。 年 1997 ・・・ 2005 2006 2007 2008 2009 0歳 278 ・・・ 174 149 127 144 124 1〜4歳 422 ・・・ 236 207 177 163 148 5〜9歳 314 ・・・ 230 169 150 128 138 10〜14歳 185 ・・・ 150 106 124 114 92 15〜29歳 4223 ・・・ 2249 2011 1796 1578 1532 30〜44歳 2763 ・・・ 2529 2322 2163 2104 1997 45〜64歳 9104 ・・・ 7571 6940 6392 6217 5952 65〜79歳 11019 ・・・ 1

    幼児の不慮の事故を調べてみる - 新小児科医のつぶやき
    AFCP
    AFCP 2011/03/10
  • 2011-03-05

    のワクチンにとって暗黒の週末になりました。 まずサーバリックス(HPV)が品薄のために新規予約は見合わせて欲しいの要請がGSKからありました。これは1月段階から囁かれていた懸念でしたが、ついに現実のものになったかの実感です。無い物は仕方が無いので、新規予約は即時に中止です。GSKの見通しでは「7月ぐらいには供給体制が整うかもしれない」とはしていましたが、当面は情報待ちです。個人開業医ではこれ以上どうしようもありません。 小児科医にとってもっと衝撃的だったのは同時接種による死亡例が出たことです。今朝の時点ではどうやら4人になったようです。これはどう考えても統計学的に多すぎる人数で、アクトヒブ(Hib)とプレベナー(PCV7)の接種が当面見合わせになったのはやむを得ないでしょう。さすがにこの状況で「問題なし」とできる人は殆んどいないと思います。かなりの数の予約が入ってますから今朝は電話連絡

    2011-03-05