選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)「ルボックス®/デプロメール®」の小児強迫性障害治療に対する承認取得 -小児の強迫性障害に対し使用可能な初めてのセロトニン再取り込み阻害薬- アッヴィ合同会社(本社:東京都港区、社長:ジェームス・フェリシアーノ、以下アッヴィ)とMeiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 大吉郎、以下Meiji)は、2017年7月3日、「フルボキサミンマレイン酸塩」(一般名、販売名:ルボックス®錠25,ルボックス®錠50、ルボックス®錠75/アッヴィ、デプロメール®錠25、デプロメール®錠50、デプロメール®錠75/Meiji、以下フルボキサミン)について、小児の強迫性障害治療に対する承認を取得しました。今回の承認取得により、「ルボックス®/デプロメール®」は、日本において小児の強迫性障害に対して使用可能な初めてのSSRI(
フランス・パリで撮影された錠剤やカプセル剤(2016年3月14日撮影、資料写真)。(c)AFP/FRANCK FIFE 【6月9日 AFP】最も入手しやすい抗うつ剤は、深刻なうつ病を患う子どもや10代の若者に対して効果がなく、一部は安全でない恐れもあるとする研究論文が9日、発表された。 英医学誌ランセット(Lancet)に掲載された論文によると、有効成分を含有しない偽薬と比較した際、より高い抗うつ作用がみられたのはフルオキセチンのみだったという。 一方、ベンラファキシンは、偽薬や5種類の他の抗うつ剤と比べて、自殺願望や自殺衝動のリスク増加と関連性があると指摘した。 さらに、これらの薬剤が若者に及ぼす影響について適切に計画された臨床試験が十分に行われていないと警告。国際研究チームは、若者が抗うつ剤を服用する場合、特に治療を開始したばかりの時期には、薬の種類を問わず若者から目を離さないよう勧告
広く使われている抗うつ薬であるパロキセチン(一般名、商品名はパキシル)は、若くしてうつ病を患う人にとって「安全でも有効でもない」と報告されている。 有力医学誌BMJ誌が再検証結果を2015年9月16日に報告している。 「元の論文は無効」 オーストラリアのアデレード大学の研究グループによる再分析に注目している。 今回の報告によると、2001年にスミスクライン・ビーチャム、今はグラクソ・スミスクライン(GSK)が、「研究329」として知られる研究に資金を出し、抗うつ薬のパロキセチンとイミプラミン(一般名、商品名はトフラニール)という2つの薬が、若い世代の大うつ病性障害、いわゆるうつ病に有効であるか、安全であるかをニセ薬(プラセボ)と比較。ここではパロキセチンが青年層に安全で有効と結論付けられた。若い年齢層の精神分野の専門誌であるアメリカン・アカデミー・オブ・チャイルド・アンド・アドリーセン
2月9 青少年への向精神薬の使用は慎重であらねばならない 青少年への向精神薬の処方の実態とその有害作用 その3 各論 抗うつ薬(SSRI) カテゴリ:向精神薬副作用 (前回の続きである) 児童への向精神薬の過剰処方に関しては、抗精神病薬やADHD薬だけが懸念されるのではない。抗うつ薬に関しても過剰処方されており、その抗うつ薬は青少年では危険なことが分かってきているのである。 これは大人の臨床場面でよく遭遇するような問題でもあり、正しく認識しておく必要があろう。 抗うつ薬の青少年への使用に関して最も注意しておかねばならないことは、躁転という問題である。青少年では、抗うつ薬によって大人の場合よりも躁転を誘発しやすいという報告がなされているのである。この躁転という問題は青少年では十分に注意しておかねばならない有害事象であろう。 もし、その躁転を躁うつ病(双極性障害)が発症したものだと誤診され
平成25年3月29日 医薬食品局安全対策課 安全使用推進室長 渡邊(内2755) 課長補佐 広瀬(内2752) (代表電話);03(5253)1111 (ダイヤルイン);03(3595)2435 厚生労働省は本日、6種類の抗うつ薬について、小児等への投与は慎重に検討する必要があることを「使用上の注意」に追記するよう、日本製薬団体連合会の安全性委員会委員長あてに指示しました(改訂対象の6種類は下の表参照)。 これらの抗うつ薬は、SSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)やSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)などとよばれる、新しいタイプの抗うつ薬です。小児等を対象とする臨床試験の結果、有効性が確認できなかったとの報告が製造販売業者からあったことから、医療関係者への注意喚起のため、添付文書を改訂することになりました。 ただ、これらの薬の服用を自己判断で中止したり、量を減らしたりす
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
2012年06月13日14:04 思春期のこころ社会論 今夜放送予定の、NHKクローズアップ現代「薬漬けになりたくない~向精神薬を飲む子ども~」について一児童精神科医としての意見。 きょうです。 ツイッターで問題提起をさせていただいたNHKクローズアップ現代、今夜放送されます。 薬が本当に必要で、QOLも改善し自信を回復した子どもたちや、保護者さんたちに、無用な不安と混乱をあおるような内容でないことをただ願うのみです。 放送されたら、またブログを更新したいと思います。 今回、放送されるにあたり、タイトルが二転三転変更するなどの問題がありました。 ツイッターでのつぶやきを中心に、まとめてみました。きょうクリいんちょう@児童精神科医@kyo55613日水曜日のクローズアップ現代、どういう視点で放送されるのか、だな。本当に必要で薬を飲んでいる患者さん、家族さんが動揺し、混乱する内容で無いことを願
ツイッターにも少しだけ書いたけれど、話題の「クローズアップ現代」について。いま我が家には録画できるものが何も無いので、早く帰宅して見た。 たぶん観る者の立場によって、評価が分かれるのだろうと思う。自分の立場からすると、いくつか引っかかる点はあるものの、穏当な内容であるように思えた。冒頭から、司会の国谷氏が「すべての服薬を否定するものではない」ことを強調してはじまったし、終盤になってもそのような発言を折に触れて挿し込んでいた。 もともと番組サイトによれば、ゲストは石川憲彦氏だけの予定だったのである。それが前日になってNHKの記者も同席することになった。確信はないが「石川氏だけだと、スタジオ部分が自説の独演会になりかねない」という懸念があったのではないか。 途中で国谷氏が「いつから子どもへの向精神薬の投与は増えているのか」という質問をして、石川氏がひとこと「10年ぐらい前から」と答える場面があ
2012年06月14日01:23 くすりのはなし社会論 NHKクローズアップ現代「“薬漬け”になりたくない ~向精神薬をのむ子ども~」を視聴して、一児童精神科医として言いたいこと。 きょうです。 ここ数日、物議を醸したNHKクローズアップ現代の「“薬漬け”になりたくない~向精神薬をのむ子ども~」が放送されました。 一児童精神科医として番組、ひいては今回の騒動をまとめたいと思います。きょうクリいんちょう@児童精神科医@kyo556今から帰宅。クロ現、まとめスレも総括もある程度されてるようなのでもういいかな。自閉症のキレーションのときもそうだったけど、放送網にのってお茶の間に届くとジエンド。そこまでになんとかしたかった。まだ見てないけど、NHKよりフォローフォロワーさんの方がソース的に信じれるからね…2012/06/13 23:29:53 きょうクリいんちょう@児童精神科医@kyo556NHK
平成24年6月13日放送のNHKクローズアップ現代「“薬漬け”になりたくない~向精神薬をのむ子ども~」 。 実況して下さった方のツイートをまとめてみました。皆様貴重なツイートをありがとうございました。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く