画像説明, 人権団体は人工知能(AI)がウイグル人の迫害に使われる可能性があると懸念している。写真は中国・新疆ウイグル自治区で祈りをささげるウイグル人 中国の少数民族ウイグル族を識別する顔認識ソフトの研究が、オーストラリアで物議を醸している。この研究は豪カーティン大学の元教授が行っていたもので、中国が共同出資していた。 カーティン大学は、同大学の元教授による人工知能(AI)研究は倫理ガイドラインに違反しており、被験者にはインフォームドコンセント(十分な説明の上での同意取得)がなされていなかったとしている。大学側は出版社にこの研究に関する論文の掲載撤回を求めている。