Interview & Text:柳樂光隆 21世紀のジャズの進化の象徴ともいえるベーシストでボーカリストのエスペランサが、久々に来日公演を行う。定期的に来日していたエスペランサだが、今回は7年ぶりの来日となり、しかも東京、横浜、大阪を回るツアーを行うのはかなり貴重だ。ビルボードライブが発行するフリーペーパー『bbl MAGAZINE』では、そんな彼女にオンライン取材を敢行。誌面では掲載しきれなかったインタビューの再編集版を公開する。さらなる完全版は、今回インタビューを担当した柳樂光隆氏のnoteにて公開されるので、そちらも併せてチェックしてほしい。 エスペランサは、この7年の間にコンセプチュアルな『12 Little Spells』『Songwrights Apothecary Lab』、即興の魅力にあふれた『Alive At The Village Vanguard』を発表し、いずれも