実験内容 今回は、電池で駆動するPico W上にWebサーバーを立てて、RP2040のCPU温度と現在時刻をJSONで返すURLを作り、それを別の機材から毎秒GETでアクセスをして、アクセスができなくなるまでの時間を測りました。スクリプトは、前回のレポート記事で紹介したものからBME280を取り除いたようなイメージです。 Pico Wが起動したときの時刻が2021/01/01 00:00:00なので、GETできなくなった直前のJSONに含まれている時刻=電池で動かせた時間として見ることができそうです。 電池は、IKEAのニッケル水素充電池「LADDA」1.2V・2450mAhを2本使用しました。前回のレポートでは、ネットワーク通信時は5Vで0.06A==60mAくらいと計測できていたため、2.4Vでは60mA * 5V / 2.4V == 125mAとして、2450mAh/125mA==1
Raspberry Pi Pico Wは、2021年1月に発売したRaspberry Pi Picoにワイヤレス機能を追加したモデルです。Raspberry Pi Picoと同様、Raspberry Piが設計したRP2040チップが使用されており、133MHzのARM Cortex-M0+デュアルコア、256KB RAM、30個のGPIO、様々なインターフェースを搭載します。また、コードとデータ用の2MBのオンボードQSPIフラッシュメモリを搭載しています。 Raspberry Pi Pico Wのワイヤレス機能には、Infineon CYW43439チップを採用しており、無線LANはIEEE802.11 b/g/nを、Bluetoothは5.2をサポートします。なお、リリース時点では無線LANのみがサポートされます。Raspberry Pi Pico Wは6ドルで販売されます。 Ras
Zero 2 WはRaspberry Pi 3シリーズと同じCortex-A53 CPUを採用しており、4コア・64-bit対応の点で3B・3A+と共通です。周波数に関しては少し抑えめの1GHzとなっていますが、Zero Wとの性能差を考えれば3B・3A+より多少遅いことなどもはや誤差と言えそうです。 DRAMについてはZero Wや3A+と同様512MBです。1GBあると嬉しい感じはしますが、3A+と差ができてしまうので仕方ないかなと思います。個人的には本当は3A+も1GBあると嬉しいですけど。 無線LANについては引き続き2.4GHz帯のみのサポートです。ここは3A+との棲み分けポイントになりそうです。5GHzがほしかった!という方は3A+を検討すると良いでしょう。 ベンチマーク 恒例のUnixBenchでベンチマークを取得しました。今回もスイッチサイエンスさんからお借りしている電波暗
Raspberry Pi Zero 2 Wは、Raspberry Pi 3シリーズで採用されたCortex-A53を搭載した64-bit対応の4コア 1GHzのBCM2710A1 CPUを採用し、Raspberry Pi Zero Wに比べて大幅に性能が向上しました。また、DRAMを統合したSiP(System-in-Package)を採用し、「RP3A0」パッケージとして本体上に搭載されます。また、発熱にも配慮されており、高負荷時でもサーマルスロットリングせずに安定した動作が可能としています。 無線はIEEE 802.11 b/g/nに対応した無線LANおよびBluetooth 4.2(BLE対応)を搭載します。 フォームファクターはZero Wをほぼ継承しており、Mini HDMIポート、Micro USB OTGポート、Micro USB 電源ポート、CSIポートが用意されています。
ハンズオンセッションは14時スタートの回、15:15スタートの回ともに同じ内容になります。時間の都合が良い方にお申し込みください。 開会の挨拶後〜16:00までの間、もくもく会と販売ブースが開設されます。 各セッションの申し込み 各セッション・もくもく会の申し込みはConnpassで募集中です。ご参加をお待ちしています! Sonic Pi ハンズオン(児童・生徒向け) GPIO ミュージックボックス ハンズオン(児童・生徒向け) ラズパイテルミン ハンズオン(児童・生徒向け) Pi STARTERを使ってラズパイでゲームを作ろう! もくもく会 codamaハンズオン(一般向け) (2/18追記)一般参加申し込み ハンズオンセッション・もくもく会には参加せず、セミナーだけを聴講したい方、展示・物販ブースを見て回りたい方はこちらより参加登録をお願いいたします。 https://raspberr
はじめに こんにちは、tnishinagaです。 今回はRP1のJTAGデバッグ方法を見つけたので、ご紹介します。 注意 本記事ではRP1が想定していない操作を行うため、本内容の実施によりRP1含めRaspberry Pi 5が故障する可能性があります。 十分ご注意の上、実施される際は自己責任のもとでお願いします。 要約 RP1のJTAGは基板裏面のJ19やテストパッドから出ている なひたふさんの調査結果より http://nahitafu.cocolog-nifty.com/nahitafu/2023/12/post-8c634b.html RP1のCortex-M3コアのJTAG TAPは隠しコマンドを送ると出てくる overview in english RP1 JTAG port exporsed from J19 or test pads on the back of the P
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く