人工知能のための哲学塾 / 三宅 陽一郎 などの紹介コラム。「『人工』知能と知能」をテーマに、三宅陽一郎さんと海猫沢めろんさんの対談を聞いてきたのだが、これが物凄く面白かった。 ポケモンの神話学からFFXVのAIの挙動、数学する身体とアフォーダンス、星新一ジェネレーター、加速度センサーで幸せを可視化する話など、新鮮で興味深いネタをガンガンぶっこんでくる。 三宅さんの近著『人工知能のための哲学塾』をコアにして、 「『人工』知能と知能を考えるための61冊」
新大学入試で、「人工知能による記述式問題の採点」が検討されているという。 採点AIの開発を推進? 産経ニュースは7日、文科省が「新大学入試」の記述式問題の採点について、人工知能(AI)の活用を含めた技術開発を推進する方針を最終報告案に盛り込む見込みだと報じた。 採点時間の効率化や安定性を高めるためだという。 記述式採点にかかる時間が問題に 文部科学省はセンター試験に代わる新しい大学入試テストの2020年度からの実施を目指しており、制度設計を進めている。 記述式問題を盛り込むことが計画されているが、採点に要する時間が40~80文字で3~4日、200~300字で約1週間かかり、複数の記述式問題を出した場合には採点期間が数ヶ月におよぶことが試算で判明。 このため、記述式問題の採点を民間事業者に委託することなどが検討されている。 AIがキーワードで回答を分類? 人工知能による採点とは、どのように行
これから2回に分けてAI(人工知能)について特集していく。 人工知能はどう世界を変えるか(本記事) 《職業別》人工知能が僕たちの仕事をどう変えるか予測する 今後、数十年のうちに人工知能(ロボット)により多くの仕事が奪われ、また多くの仕事が新しく生まれる。もはや反論する人のほうが少ないだろう。 テクノロジーによる仕事の代替は今に限った話ではない。産業革命以来、人の仕事は機械により形を変えてきた。機械にそっくり取って代わられたものもあるし、ただ形を変えただけのものもある。人力車の車夫はタクシードライバーになり、手洗いの洗濯屋はクリーニング屋と言った具合に。革新的な製品は一瞬にして世界を変えたわけではない。グラデーションのように少しずつ、でも確かに世の中を変えた。 テクノロジーは昔よりもずっと速く、ドラスティックに世界を変えていく 「テクノロジーによる人の仕事の代替」について、今までとは事情が違
「高度情報社会における“スキル”のいまとこれからのかたちをミレニアルズの実践から探っていく」ことを目指す本連載。「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今存在していない職業に就くだろう」(Cathy Davidson)と言われるほどに仕事の未来が不透明なこの時代に、新世代のデジタル・ネイティブ世代=「ミレニアルズ」の取り組みから“未来のスキル”のかたちを模索します。 私たちが今回フォーカスするミレニアルズは、東京大学大学院情報学環で特任助教を務められている安斎勇樹さんと、株式会社リクルートホールディングス Recruit Institute of Technology(以下、RITと表記)推進室 室長の石山洸さんのお二方。 お二人の取り組みを紐解きながら、これからの時代に必要とされる〈創造性〉のあり方を考察したいと思います。安齋さんは、人と人がコミュニケ
受験サプリに加入するメンバーは多岐にわたる。出版業界から加入した佐渡島庸平に次いで、意外な人物が加わる。それが5人目のイノベーター、松尾豊・東京大学准教授だ。松尾の加入によって、受験サプリに「テクノロジー」という強力な武器が加わる。
このところ「人工知能を使ったシステム」や「人工知能を搭載した電化製品」が登場し、世間の注目を集めています。 将棋の世界では人工知能がプロ棋士と互角に戦い、元名人を負かしたりもしています。2011年にIBMが開発した人工知能「ワトソン」はクイズ番組で人間のチャンピオンを破って優勝、今後その技術は医療分野に応用されて、膨大な蓄積データから患者の治療方針を示すのに使われるといいます。三井住友銀行とみずほ銀行は2014年11月に、コールセンターへの問い合わせで適切な回答を抽出するためにワトソンを利用すると発表しました。 ソフトバンクはフランスの企業と共同で人工知能搭載のロボット「Pepper」を発表しました。人の感情を読み取ることができると話題になりましたよね。アップルはiPhoneに人工知能を使った音声対話システム「Siri」を搭載していますし、グーグルは自動車を自動で運転する技術を開発中です。
「AI(人工知能)によって、我々は悪魔を呼び出そうとしている」 米テスラモーターズのイーロン・マスクがこう発言したというニュースが出回るなど、過度に進化することが人間にとっての脅威になるという文脈で語られがちな人工知能。だが、こうした議論に異なるメッセージを投げかけるセミナーが、11月14日、Apple Store銀座で行われた。 登壇したのは、EvernoteのPrincipal Designerで、以前はAppleでデザインの仕事に携わっていた中島大土ランツ氏。11月10日にEvernoteが発表した日本経済新聞社との資本・業務提携(Evernoteの新機能「コンテキスト」との連携など)の会見に合わせて来日していた同氏は、この新機能の開発にもかかわっていた人物だ。 「コンテキスト」機能とは、Evernote上でユーザーがノートを作成して文章を打つと、入力されたキーワードや文脈に関係のあ
みずほ銀行は、コールセンターの機能を高めようと、問い合わせをしてきた利用者とオペレーターとの会話を聞き取って適切な回答を見つけ出すという、人工知能を備えたコンピューターシステムを導入することになりました。 みずほ銀行が導入するのは、IBMが開発した「ワトソン」という人工知能を備えたコンピューターシステムで、来年からコールセンターに取り入れます。 この人工知能は、利用者とオペレーターとの電話でのやり取りを聞き取って、みずから回答を見つけ出すということで、例えば、パスワードを忘れたといった利用者の話を理解し、パスワードの再設定の方法を自動的に調べてくれるということです。 これまでコールセンターへの問い合わせに対しては、オペレーターが膨大な回答例の中から調べていましたが、人工知能の導入で、回答を素早く見つけ出すことができるとしています。 銀行などによりますと、コールセンターの業務で人の会話を理解
[CEDEC 2014]将棋でプロを倒したAIが,次に狙うのは人狼。「人狼知能」プロジェクトに迫る ライター:徳岡正肇 CEDEC 2014の2日めとなる2014年9月3日,人工知能技術のセッションとして「将棋の次は人狼か?」と題された講演が行われた。司会を務める公立はこだて未来大学の松原 仁氏は,かつてCEDECで「将棋の世界においてAIがプロ棋士に勝つのは時間の問題」と語り,「2015年までにはAIがトッププロに勝つ」と宣言した人物だ。 4Gamer読者の多くもご存じかと思うが,2012年に始まったプロ棋士とAIが対決する「電王戦」では,AIが故・米長邦雄永世棋聖や,プロ棋士のトップリーグとも言える順位戦A級に所属する棋士を破った。タイトルを保持しているような真のトップ棋士との対決はまだ実現していないが,松原氏の“予言”はほぼ的中したと言っていいだろう。 その松原氏は今,アナログゲーム
東京大学合格を目標に、国立情報学研究所などが中心となって開発を進めている人工知能「東ロボくん」が、大手予備校のセンター試験の模試を初めて受験し、全国およそ400の大学でA判定を獲得する成績を収めました。 「東ロボくん」は国立情報学研究所や大手電機メーカーなどが共同で開発を進めている人工知能で、9年後の2022年春までに、東京大学の入学試験を突破できる知能の開発が目標です。 23日は都内の大手予備校で東ロボくんが受けた初のセンター試験の模試の結果を講評するイベントが開かれ、900点満点中387点を獲得したことが発表されました。 この得点は偏差値で見ると45ですが、「数学I・数学A」と「世界史B」、「日本史B」の3科目では平均点を上回り、国公立の大学1校を含む全国404の大学で、8割以上の確率で合格できるA判定を獲得しました。 東ロボくんは市販のUSBメモリーにも入る4ギガバイトほどのプログラ
本プロジェクトは、国立情報学研究所(大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構)が中心となって1980年以降細分化された人工知能分野を再統合することで新たな地平を切り拓くことを目的に、若い人たちに夢を与えるプロジェクトとして発足しました。 本 プロジェクトの具体的なベンチマークとして、2016年度までに大学入試センター試験で高得点をマークすること、また2021年度に東京大学入試を突破す ることを目標に研究活動を進めています。これまで蓄積された人工知能の各要素技術の精度を高め、情報技術分野の未来価値創成につなげるとともに、人間の思 考に関する包括的な理解を内外の研究者とともに深めていきたいと考えております。また、本プロジェクトでは、日本における学際的な知識・先端技術を集積す るだけでなく、国際的な連携も視野に入れ、研究活動を進めてまいります。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く