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  • 世に倦む日日 左派の消費税論議の憂鬱 - 新自由主義路線に転向した宮本太郎

    一茶には意外な一面があった。庶民派で弱者の立場から俳句を詠んだとされる一茶は、実は驚嘆すべき絶倫の身体の持ち主だった。俳句集作品でもある句日記には、若いとの凄まじい性生活の記録が克明に残されている。例えば、結婚2年目の文化13年(1816年)、54歳のときの8月の日記には、「十二 晴 夜三交、十五 晴 夫婦月見 三交、十六 晴 三交、十七 晴 墓詣 夜三交、十八 晴 夜三交」などとあり、連日連夜の激しい夫婦生活の事実を回数で記している。さらに恐るべきは晩年で、文政3年(1820年)、58歳の一茶は脳卒中で倒れて半身不随と言語障害の身となるが、その病身で同じような過激な性生活を続け、若いを次々と妊娠させている。そして、日々の行為を日記に書き残している。文政10年(1827年)、一茶は65歳で死ぬが、その一年前の火事で家を焼失し、焼け残った土蔵の中で3人目の若いと暮らしていた。土蔵の中の

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    BUNTEN 2011/01/04
    基本、マスコミの認める範囲を逸脱するようなことを言うと干されるからね。:-p
  • 世に倦む日日 小沢一郎はテレビに出演せよ - 大義と正論に自信があるのなら戦え

    菅直人が支持率回復のためにリーダーシップの演出に躍起になり、それをマスコミの幇間連中がヨイショしてやっている。?税制と予算が大詰めの時期の(指揮官が官邸を留守にする)硫黄島遺骨収集、?現地視察も事前調整もなしの諫早湾開門決定、?マニフェストに掲げてもいないのに財界にバラマキした法人税減税、?そして沖縄訪問。これらは、一言で言えばパフォーマンスであり、人気取り目的の見え透いた点数稼ぎの思いつきの羅列である。そんな子供騙しは誰でも理解できる。マスコミの論者はそう明快に言ってやるべきだし、それが国民の心情を代弁する正論なのだろうが、テレビ局から台が回っているのか、ワイドショーの出演者たちは、「菅さんもよくやっている」などと持ち上げる言動を吐いている。仙谷由人がテレビ局の幹部に年末ジャンボな官房機密費をバラ撒いた効果だろうか。マスコミは、菅直人が財界の要望どおり法人税減税を決め、消費税増税を来年

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    BUNTEN 2010/12/17
    司会者の人選がテレビ局任せである限り、今テレビに出るのはすすめられないと俺は考える。>小沢氏
  • 世に倦む日日 李明博は平壌に飛んで南北首脳会談せよ、米国は和平への決断を

    延坪島の市街地から煙が空に立ち上る映像を見ながら、9年前のNYで起きた同時多発テロの遠望写真を思い出した。海越しに撮影した構図と色相がよく似ている。爆撃された戦場の光景だ。テレビ報道では、島の山側から着弾場面を捉えた解像度の粗い映像と、海側から撮った黒煙が立ち上る鮮明な映像の二つが出ているが、海側からのものは、大延坪島から伸びた砂州の先にある漁港から撮したものだろう。天の橋立や海の中道のような細長い砂州が市街地の端から海上に伸び、その先に小島の陸地があって、漁船が接岸する埠頭が設営されている。テレビで紹介されているとおり、この近海は豊富な漁場で、特にワタリガニがよく獲れる。韓国人はこれをキムチやチゲ鍋の具材にする。一方、豆板醤で炒める中華料理中国人の好物で、そのため最近は中国漁船が島の近くで乱獲し、中韓間で重大な漁業問題になっていた。海からの映像は、仁川発の船で訪れた観光客が捉えたもので

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    BUNTEN 2010/11/24
    どっかで書いた気がするが、体制保証を与えて貿易し、経済を上向かせることを通じて北の国民を豊かにすべきであると俺は考えている。そうなれば、独裁体制は支えられなくなる。ビンボになって危なくなる日本の逆ね。
  • 世に倦む日日 責任者の不作為 - 所信表明演説の「孤立化」防止対策と熱中症死

    次から次へと、この国のさまざまな問題に対して、ブログ主氏が提起されることに敬意を払いたい。 私はブログ主氏ほど「問題意識」は高くはないが、それでもこの国で生ずる「事柄」に対して少なからず心を痛めることも多い。 それでも「意識」は「日常の細々とした生活」のあれこれに縛られており、他者のことと自分のこととの境界線が拡大し、「自分の世界」の想像力の限界に日々打ちのめされているのが真相である。 日、長昭大臣がTV生出演され、「消えた年金問題」に関して頑張っている旨の話をされていた。「年金問題」は取り返しのつかない社会保険庁の失態であることは明確だ。が、しかしこれに関してだれか責任をとったのか、よくは分からない。何か釈然としない。 長大臣はそれなりによくおやりになっているのかも知れない。でも、きっと大臣をあれやこれやの超多忙のなかに身を置かすことでもっともっとでき得ることをやらさない作戦なのじ

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    BUNTEN 2010/08/23
    水際作戦見てもわかるとおり、社会のホンネは"やっかい者は死ね"だからねぇ。孤立というより、社会に捨てられているわけで。姥捨ては現代的な問題。
  • 世に倦む日日 広島平和記念式典の参加報告 - 寺島実郎の「原爆許すまじ」侮蔑

    広島に行き、初めて平和記念式典に参加してきた。8/6の朝7時、宿舎を出て平和記念公園に向かうと、平和大通りを西へ直進して歩く人の群れがあり、その後をついて平和大橋を渡り、右折して会場内に進入した。平和の塔の前で配られていたパンフレットを受け取り、入口に向かうと、青地に白で「広島市」と書いた腕章をつけた係員が整列して大勢立っていた。私は気になって、「市の職員の方ですか」と尋ねたら、「そうです」と答えが返ってきた。上は白、下は黒のドレスコードで直立し、各自が持ち場を分担している。式のパンフレットはボール紙で全8頁の立派な製で、地方自治体の困難な財政事情を考えると、広島市がこの式典にどれだけ力を入れているかがよく納得できる。この国民的式典の主催者は広島市なのだ。そして広島市の職員にとって、この日のこの行事が一年中で最も大事な任務なのであり、全員が総動員体制で重責を受け持つ日なのだ。首相と閣僚2

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    BUNTEN 2010/08/08
    「寺島実郎」「そろそろ『原爆許すまじ』なんていうセンチメンタルな表現ではなくて具体的な核廃絶の道筋を」世界の政治をその道筋に一歩一歩近づけて来ている地道な運動の積み上げを知らない奴の妄言。
  • 世に倦む日日 保護責任者遺棄致死ではなく計画的殺人 - 粘着テープで強制監禁

    その後の続報によって、大阪事件は単なる育児放棄致死事件ではなく、母親による計画的な殺人事件の疑惑が濃厚になった。一報に接したとき、3歳の長女の体格と知能があれば、マンションの玄関扉を開錠して室外に脱出することもできたのではないかと不審に思っていたが、やはり、それをできなくする細工を母親が施していた。7/31の午後に配信された朝日の記事によれば、姉弟が死んでいた部屋と玄関に通じる廊下を仕切るドアの玄関側に、粘着テープが貼られた痕跡が残っていて、部屋から二人が出られないようにドアが固定されていた可能性が示されている。この情報は府警からの提供で、事実であれば、母親の下村早苗が明確な殺害の意図を持ち、犯行に及んだ物証となるものだ。部屋のドアと玄関の間には、廊下を挟んで台所とトイレと風呂があり、二人の幼児は、密室に閉じ込められたまま、台所の水道の水を飲むこともできなかったことになる。ここから想像が

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    BUNTEN 2010/08/01
    これ(母親の問題に関する憶測)はこれで無視できない論点だよなぁ。orz
  • 世に倦む日日 社民と共産の絶滅について - 「他力」、「国民党」、「バスケット新党」

    昨日(7/14)はパリ祭。バスティーユ牢獄が襲撃されたフランス革命の記念日だった。高校の世界史の授業では、民衆による襲撃に牢獄の内部から呼応して要塞上に掲げたのが赤旗の起源だと習ったが、どうやら史実は少し違うらしい。消費税増税に正面から反対して選挙戦を戦った国共社3党が敗北したため、民意は「完全に消費税増税を拒否した」という意義づけで確定されず、マスコミ報道は選挙前と同じように消費税増税の扇動をアクセラレートさせている。国共社の勢力が伸びていれば、マスコミも官僚も怯んで二の足を踏まざるを得なかったと思うが、有権者が国共社を支持しなかったため、山口二郎的な増税正当化の主張が言論界を闊歩する事態となっている。「国民は民主党の9か月の政権運営に審判を下した」のだとするスリカエの論法も、国共社の敗北の事実が、その言説に対する消極的説得力を与える要因となっている。消費税増税に反対した国共社は、なぜ国

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    BUNTEN 2010/07/15
    「スターリンの歴史のレガシーからフリーになる」中の方ではそんなもんとは連続していないと認識してるはず。(少なくとも、いわゆる55年問題(だっけ?)の時点で切れた。)自民党筋とかがどう認識してるかはわからんが。
  • 世に倦む日日 5年前に戻った選挙結果 ? 国民は小泉改革路線の復活を選択した

    星に祈った願いは届かず、選挙の結果は最悪で、消費税増税反対派の勢力は惨敗を喫した。国共社3党は改選前10議席から半減の5議席へ。増税賛成派の民自2党は改選前92議席から95議席に伸ばし、たち日と改革を合わせれば97議席を獲得。消費税増税に反対の民意は、消費税反対の政党への投票行動にはならなかった。ただし、最低限の目標であった民主党の現有54議席は阻止。阻止どころか、10議席も減らせて大敗させ、与党の参院過半数割れを実現し、衆参ねじれの事態まで現出させた。これは、やはり、国民が菅直人の消費税増税に対して強い拒絶反応を示した結果と言わざるを得ない。予想どおり、菅直人は策士策に溺れるで、選挙に勝つべく狡猾に採用した消費税増税の作戦が逆効果となって敗北した。国民は、民主党の消費税増税は拒否しながら、同じ増税策を掲げる自民党に票を入れたことになる。なぜ、国民の消費税反対の意思は国共社への投票に向かわ

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    BUNTEN 2010/07/12
    ここをブックマークすることをもって、みん党躍進に揺れる俺の心情の表明としておく。m(_@_)m
  • 世に倦む日日 早くも始まった星浩の大連立プロモーション - 朝日紙面で堂々力説

    朝日新聞が選挙終盤の情勢調査をようやく報じ、民主は49議席と予想が出ている。1面の大見出しは「与党、過半数は困難」。共同の2日前の予想でも49議席で、どうやらこの数は上回りそうにない。2週間前、6/26に朝日が出した予想では、民主54議席自民41議席だった。今回は民主49議席自民44議席。民主に逆風が吹いていて、無党派層の離反は投票日までにさらに弾みがつく可能性がある。Half is good. 民主の54議席割れが確実になった状況に、率直に安堵を覚える。54議席を超えれば、菅直人は国民の信認を得たと言い、消費税増税に一目散に走っただろう。選挙は菅直人の完敗である。ただし、もし自民が44議席も取れば、2党合わせて93議席になり、改選前92議席を上回ってしまう。選挙の民意を説明するマスコミに、消費税増税を正当化させる根拠を与えかねず、この点を大いに懸念する。態度未定の有権者が、比例票を国新・

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    BUNTEN 2010/07/09
    選挙結果は一つでも、どんな空気があるか解説するのはマスコミ。同じ解釈をしてくれるとは限らないような気もする。
  • 世に倦む日日 星に願いを、消費税増税阻止の民意を、民主・自民の現有割れを

    織姫と彦星が年に一度だけ会える日があるように、2年か3年に一度だけ、国民が社会の主人になって政治を決める日が訪れる。劇場の観客にすぎない国民が、舞台の主役になる日が来る。投票に行こう。5年前の郵政選挙投票日の前々日、金曜夜のNEWS23で筑紫哲也がそう言ったのを覚えている。すでに情勢は小泉自民党の地滑り的大勝利が確実で、それを折り込んで、立花隆と沈で憔悴した政治論議を交わした後、「多事争論」の中でそう語った。知識人のメッセージだった。そうした報道番組を持っていたことが、国民にとってどれほど大きな幸福だったことか。空気のような、水のようなもの。けれども、それを失って初めて人はそのありがたさに気づく。最新の共同通信の世論調査では、民主が50議席割れの危険水域に達した状況が報じられている。が、一方で、同じく消費税10%増税を公約に掲げている自民党が復調し、現有議席を上回って躍進すると予想されて

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    BUNTEN 2010/07/07
    民主+自民で過半数とか2/3でも消費税増税が信任されたとうそぶくには十分でないの? orz
  • 世に倦む日日 7/11からの政治 - マスコミ主導で消費税と定数減の大連立協議へ

    民主党の現有54議席割れと与党過半数割れの可能性が高くなった。現在、過半数割れしたときの対応が関心の焦点になりつつある。一般に言われているのは、ねじれ回避のために、みんなの党か公明党と連立を組むのではないかという予想である。今回、みんなの党は6議席ほど、公明党は9議席ほど獲得すると見られていて、与党が過半数に不足する分を埋め合わせるのに具合のいい数で、数の上で連立話が持ち上がるのは当然の成り行きと言える。数の問題だけでなく、6月政変で民主党の政策が右方向に転換して、ネオリベ路線へのシフトが明確になったため、この2党と連立を組むのは政策論的には何の障壁もなくなった。実際に、6/27には枝野幸男がみんなの党との連携に意欲を示す発言をして、マスコミに記事に書かせている。民主党執行部の音は、政策的に対立するようになった国新党を切り捨て、政策が一致するみんなの党を連立パートナーに組み替え、過半数を

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    BUNTEN 2010/07/06
    「論理的には、自民党は民主党に吸収されて消えるのが必然」"小沢氏、自民離党(中略)民主党が元の自民に"、とか以前書いたが、アガリの民主党と元の自民党を比べたらあまりの劣化に唖然とする。orz
  • 世に倦む日日 ポジショニングマップ ? 3つの政策グループ、2つの勢力グループ

    今日(7/5)、朝日新聞の週替わり世論調査が出て、7/3-4調査の内閣支持率が39%(6/26-27は48%)、民主党の支持率が30%(6/26-27は39%)に急落した。6/22のブログの記事の中で、「今から1週間後の内閣支持率はどうだろうか。40%を割って35%に落ちていても不思議ではない」と予想を述べたが、速度は遅いながらその線に近づいてきた。消費税論議をすればするほど、菅直人から無責任で支離滅裂な発言が飛び出し、支持率を低下させてゆく。この朝日新聞の数字は、きっと民主党執行部にとって衝撃で顔面蒼白の事態だろう。朝日新聞は民主党右派のオーナー的存在で、朝日の読者こそが民主党支持者のコアだからである。ちなみに、民主党左派のオーナー的存在は連合である。支持率の数字が今日(7/5)出て、明日(7/6)あたり最終議席予想の記事が出る。6/26の序盤予想では54議席だった。その時点から支持率が

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    BUNTEN 2010/07/05
    小沢グループが"左"というのは、昔日の自民党が社民的政策を採ってきたというほどの意味であり、極左の俺から見れば生ぬるい限りなのは言うまでもない。▼が、ここまで極右(俺定義)が流行るかねぇ。orz
  • 世に倦む日日 他力 ? 大政翼賛会、権力の安定の逆説、新自由主義の財政論理

    久々の世界経済論ですね。世界との連関の中で日をロジカルに説明するブログは魅力的です。東西冷戦の終結、社会主義大国ソ連の崩壊。この二つの歴史事件が、日に与えた影響は多分にあると思います。 日が70年代、80年代を通じて社会民主主義的路線を選択のしたのは、日米同盟と東西冷戦という地政学的状況から、玉虫色としてのイデオロギー選択ではなかったのではないでしょうか。そして、冷戦終結等を機にあたかも資主義が勝利したような錯覚から、日でも盛んに「改革」が叫ばれ、小沢一郎を始めとした政治家たちが新自由主義路線を掲げ、平岩研究会に始まるグローバルズの市場主義経済政策が断行され始めました。 20世紀の世界史を振り返って思うのは、資主義・社会主義、保守・革新、改憲・護憲、資家・労組・・・etc、という二項対立では根的問題解決には至らないということ。その教訓は、立場や利害、打算を越えて合意形成

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    BUNTEN 2010/07/04
    「世界中の国が法人税減税をやり過ぎたために財政危機に陥っていて、それをカバーするために消費税増税をせざるを得なくなっている」GDPの多くが内需でできている日本までそれに乗る必要がどれだけあるのかと。
  • 世に倦む日日 国民のメンタルヘルスを害する選挙 - 支持政党と投票政党とは違う

    今年も、もう半分が終わった。光陰矢の如し、あっと言う間に時間が過ぎる。溜息する暇もない。夏は体調を崩しやすい季節だ。寝苦しくて、夜中に目が覚めやすくなり、なかなか寝つけずに睡眠時間が短くなる。睡眠時間が短くなると、脳に疲労が溜まり、体がだるく、思考がよく働かなくなる。情報処理の機能が低下する。しかし、人はうため、仕事のため、その機能を落とすことは許されない。脳にストレスが蓄積すると、心の病気にかかりやすくなる。今、日中の多くの人々が、暑さによる寝不足だけでなく、もう一つの環境要因のために、脳に強いストレスの負荷がかかった状態にあるだろう。それは政治であり、眼前の選挙情勢の抑圧である。民主と自民、どちらが勝っても消費税が引き上げられ、暮らしが厳しくなる。どこにも投票する先がない。自分の希望を託し、自分の幸福のために投票をすることができない。選挙権の行使が、生活を苦しめるためだけの結果にし

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    BUNTEN 2010/07/01
    清々しく異端に与するのも一手だと思う、普段から異端変人の俺。▼「民主党を54議席割れの結果に追い込めば、必ず反執行部の小沢派が」自民党が負けたとき良識派が落ちまくったように小沢派がより減る可能性も。orz
  • 世に倦む日日 「重要政策は超党派での協議で」=「重要政策は官僚への丸投げで」

    菅直人の消費税発言のブレについて、マスコミが格的に追及する様子がない。帰国した菅直人を待ち受けて、ぶら下がり会見で「消費税の争点隠し」に猛然と噛みつくものと期待したが、豈図らんや肩すかしをわされた。テレビでその場面が放送されれば、確実に内閣支持率が5%下がっただろう。その代わり、菅直人が選挙対策として仕組んだ二つの会議、?新年金制度の会議と?税と社会保障の番号制度の会議について、テレビが宣伝報道をしていた。この二つは、消費税増税のための政策措置で、民主党がアリバイ工作として見せているものであり、同時に消費税増税への手続きとして慌ただしく踏んでいるステップでもある。年金制度の新設計は、昨年の鳩山マニフェストの中で公約されていたもので、消費税を財源とする設計図を国民に示し、4年後に総選挙で信を問うという計画が示されていた。これまで、年金制度について、民主党は最低保障年金を税で賄う二階建方式

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    BUNTEN 2010/06/30
    残念ながらこの読みは当たりそうで、かつ阻止できる展望はほとんどないだろう。俺はそれでも悪あがきを試みるが…。
  • 世に倦む日日 マスコミの「議席予想」は消費税増税を既成事実化するプロパガンダ

    日経と読売が6/25(金)に、朝日と共同が6/26(土)に選挙予想の記事を出した。朝日の予想では民主54で自民41、共同の予想では民主52で自民46となっている。各紙の序盤調査では、現有38の自民の復調が目立つ結果になっているが、私はこの数字に疑問を感じている。まず、調査の時期が早すぎる。通常、議席を予想する第1回目の世論調査は週末に行われて週初に発表される。今回は、それが前倒しで行われ、公示直後のデータで予想を出している。有権者にとっては、自分の選挙区に誰が立候補しているのか、顔も名前もよく知らない段階だ。情報が十分に入っておらず、頭の中で整理できてない。すなわち、これほど早い時点で電話取材に投票先を回答するのは、いわゆる固定票の有権者であり、浮動票を含めた有権者一般とは異なるはずだ。特に今回は、争点であるはずの消費税が政党への判断を分ける明確な選択肢になっておらず、有権者を悩ませる構図

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    BUNTEN 2010/06/27
    「それは「共産党の主張」になり、普通の人間は口を憚るタブーの言説となった。」過激派の俺に言わせれば、こういうタブーがある社会の方が異常なのだ。
  • 世に倦む日日 どこに投票すべきか - 民主と自民を議席減に追い込めば勝利だ

    公示日の夜、NHKの7時のニュースでは、各党の党首が生中継でインタビューを受ける特別企画が放送される。昨夜(6/24)の中継の中で興味深かったのは、「参院選後に自民党と大連立を組むことがあるのか」という質問に対して、菅直人が明確な否定をせず、言葉を曖昧に濁したことだった。即答で否定すると誰もが思ったし、質問した武田真一もそれを想定した問い方だったが、含みを持たせる意外な応答に当惑を覚えている様子だった。国民の誰もが感じる感じ方を武田真一はする。8年前、小泉訪朝で拉致被害者の「死亡」が外務省から伝えられた生放送でもそうだった。6月に日韓W杯が開催され、開催国の両国が仲良く決勝Tに進出した年だ。忘れられない。武田真一への国民の評価と信頼は、あの瞬間に決まった。選挙後に消費税大連立、さらに、その先に民自大連立がある。菅直人は、54議席を割ったら責任をとるかという質問に対して、引責辞任せず続投する

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    BUNTEN 2010/06/25
    「これまで民主党に投票してきた者には社民党か国新党への投票を促し、自民党に投票してきた者には国新党への投票を呼びかけるのである。その3党への投票」計算が合わない。2党しかないぞ。(^_^;)
  • 世に倦む日日 小野善康と神野直彦 ? 消費税増税イデオローグの論理と心理

    昨夜(6/23)、報道ステーションの冒頭で小野善康の映像が登場して、菅直人の政策の理論的根拠となっている「増税して経済成長」の持論が展開されていた。編集された放送の情報量は少なく、小野理論の全体が紹介されたわけではないが、キーのエッセンスとしては十分だろう。小野善康が強調したのは、何より雇用を創出するということで、いま政府が行うべき経済政策の第一として雇用創出を挙げ、そのために必要なら増税で原資を調達せよと言っている。セオリーだけを聞けば、ケインズ主義の主張として頷ける政策論だ。ただ、ここで問題になるのが、この「増税」の中身であり、それが所得税・法人税の増税なのか、消費税の増税なのかで、政策の性格は大きく違ってくる。この問題は神野直彦の増税論への見方とも関わり、現在の論壇で最も注目と関心が集中している論点でもある。ネットで確認できる情報を見ると、小野善康は次のように言っている。「増税は消費

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    BUNTEN 2010/06/24
    「不況時こそ政府が雇用をつくる」国債で借金して景気対策するのだと中学で習った気がするわけだが。最近流行りの"景気にかかわらず財政の均衡を前提に考えろ"なんて馬鹿な考え、どっから湧いたんだ?
  • 世に倦む日日 嘘ばかり言う菅直人 - 消費税は増税、法人税は減税、天下りは容認

    梅雨のさなかに選挙はあり、梅雨が明ける前に選挙は終わる。恒例の記者クラブ主催の党首討論会も、思った以上に早く来て、すぐに通り過ぎた。昨年の総選挙の党首討論会はテレビの前で釘づけで見た記憶がある。鳩山由紀夫の2分間スピーチが絶妙で、討論会の中身も盛り上がって非常に面白かった。政権交代への胎動があり、与野党の立場が入れ替わる将来がくっきり見えていた。今年の討論会は生中継で見なかった。昨年のような政治への期待や興奮がすっかり消え、暗な気分で政治家の言葉と向かい合わなくてはならず、その彼我の落差に悄然とさせられる。昨夜(6/22)の報道ステーションで、討論会の映像を少し紹介していたが、菅直人の言葉は嘘ばかりで実がなく、信用する気分で真面目に聞けないのである。官僚の言葉だ。そして、権力者の言葉である。騙し、はぐらかし、その場を凌ぎ、選挙を目論見どおりの結果で終わらせることだけが念頭にある。もし、民

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    BUNTEN 2010/06/23
    非常に暗めの予想だが、小選挙区制が成ったときから権力側の思惑はこのあたりにあったと言っていいだろう。当時それを言うといくらなんでもまさかそこまで、と言われたものだが、その通り杞憂になればいいのだが…。
  • 世に倦む日日 菅直人の消費税10%増税公約と法人税減税 - 標的は来年4月だ

    昨日(6/17)、菅直人の口から消費税を10%に引き上げる宣告が発せられた。参院選のマニフェストを発表する席での発言である。テレビも新聞も、この「サプライズ」を大歓迎の論調で報道していて、昨夜の一色清は、懐を遂げた思いで嬉々満面になるのを必死で噛み殺していた。今回の消費税10%引き上げ宣言は、政治的に周到な奸計と思惑がある。菅直人は、わざとマニフェスト発表の場で具体的な税率と時期を言い、報道を消費税問題で塗り固めた。国民の関心をマニフェストではなく消費税に向けたのである。それには理由がある。今度の民主党のマニフェストが惨憺たる内容で、昨年の衆院選時から大きく後退し、国民への公約を甚大露骨に裏切る中身になっている点に報道の焦点が当たらないよう遮蔽したのだ。そして菅直人は、今度の選挙の争点を消費税にフォーカスする戦略で、マニフェストに並べた政策カタログの優劣比較での選挙に持ち込まないのである

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    BUNTEN 2010/06/18
    この小選挙区制の制度的欠陥の責任は誰が取るのか?