雲海から飛び出したH2Aロケットが、白い煙を吐き出しながら青空を駆け上がる――。朝日新聞では社機「あすか」から、ロケットの打ち上げをほぼ毎回空撮しています。上空の規制は? 飛行コースは? 2014年12月3日午後1時22分04秒に鹿児島県の種子島宇宙センターであったH2A26号機による「はやぶさ2」の打ち上げを例に、空撮の方法を紹介します。高度数千メートルから見る打ち上げは、地上とは別世界です。
ドイツ西部ダルムシュタット(Darmstadt)にある欧州宇宙機関(ESA)の宇宙管制センターで、67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(Comet 67P/Churyumov-Gerasimenko)に向かう実験用着陸機「フィラエ(Philae)」の探査機「ロゼッタ(Rosetta)」からの分離が確認され、モニターをのぞき込むESAのスタッフら。(2014年11月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/HO/ESA - J. Mai 【11月16日 AFP】欧州宇宙機関(ESA)は15日、67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(Comet 67P/Churyumov-Gerasimenko)に着陸した後、内蔵電池切れで休眠状態に陥った実験用着陸機「フィラエ(Philae)」が、休眠直前に重要なデータを全て探査機「ロゼッタ(Rosetta)」に送信していたと発表した。 このデータには、待ち望
10月28日、米航空宇宙局(NASA)の無人ロケットが、打ち上げ時に爆発した。写真はNASA提供(2014年 ロイター) [28日 ロイター] - 国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ民間の無人ロケット「アンタレス」が28日、米バージニア州ワロップス島の飛行施設で、打ち上げ直後に爆発した。現在のところ爆発の原因は不明。けが人は出ていない。 爆発したのはオービタル・サイエンシズが開発し、打ち上げたロケット。2222GMT(日本時間29日午前7時22分)に打ち上げられたが数秒後に爆発し、炎に包まれ地面に落下した。 ISSへの物資輸送を米航空宇宙局(NASA)が民間に委託して以来、打ち上げに失敗したのはこれが初めて。アンタレスロケットは、これまで4度の打ち上げに成功していた。 ホワイトハウスによると、オバマ大統領にも打ち上げ失敗が報告された。 同ロケットは、2トン超の科学実験器材や食料を積
H2Aロケット25号機が7日午後、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。約30分後に搭載していた静止気象衛星「ひまわり8号」を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。H2Aの成功は19回連続で、成功率は96%となった。 H2Aはカウントダウンが「0」になると、白い煙をはき出しながら上昇し始めた。爆音が一瞬遅れて届く。そして、まばゆい光を放ちながら機体を回転させて方向を変え、東に向かって大空を駆け上がった。 約1分50秒で補助ロケットを分離。さらに第1段、第2段ロケットを切り離しながら加速し、太平洋上の約260キロ上空でひまわり8号を予定の軌道に投入した。 気象庁によると、ひまわり8号… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続
国産大型ロケット「H2A」25号機の機体が30日、三菱重工業飛島工場(愛知県飛島村)で報道陣に公開された。気象庁の人工衛星「ひまわり8号」を載せ、種子島宇宙センター(鹿児島県)で10月中に打ち上げられる予定だ。 25号機は、第1段(長さ約30メートル)と第2段(同約11メートル)からなり、重さは約15トンある。約100万点の部品が使われ、9割が国産だ。宇宙センターに運んだ後、人工衛星を覆う「フェアリング」や、補助ロケットの「ブースター」を取り付け、打ち上げに備える。
特設の舞台で、カウントダウンと共に白いヴェールが落ちる。それは新車の発表会のように派手だった。 5月29日、米スペースX社は、カリフォルニア州ホーソンの本社で、新型有人宇宙船「ドラゴン・バージョン2(V2)」を公開した。同社は現在、米航空宇宙局(NASA)との契約で、国際宇宙ステーション(ISS)へドラゴン無人貨物輸送船を打ち上げている。ドラゴンV2は、ドラゴンを有人型に発展させたもので、7人の宇宙飛行士を乗せてISSと往復する能力を持つ。NASAの有人宇宙船開発補助金プログラム「C3PO」の資金を使い、米シエラネバダ・コーポレーション(SNC)の「ドリームチェイサー」(民間有人宇宙船、ドリームチェイサーが一番乗りか参照)、米ボーイング社の「CST-100」と共に開発中の有人宇宙船である。 同社のイーロン・マスクCEOは、ドラゴンV2の技術的概要を説明した上で、「ドラゴンV2は、宇宙へのア
カザフスタンのバイコヌール宇宙基地(Baikonur Cosmodrome)から打ち上げられるロシアのゼニト(Zenit)3SLBロケット(2011年10月6日撮影、資料写真)。(c)AFP 【5月28日 AFP】ロシアは、グリニッジ標準時(GMT)26日午後10時9分(日本時間27日午前7時9分)、太平洋に浮かぶ海上発射台からの欧州の通信衛星打ち上げに成功した。2013年に行われた前回の打ち上げは、衛星が海に墜落して失敗に終わっていた。 ロシアが95%の議決権を保有する国際共同事業体「シーローンチ(Sea Launch)」によると、海上発射台オデッセイ(Odyssey)から打ち上げられたゼニト(Zenit)3SLロケットは、打ち上げから約1時間後に軌道に到達したという。 同国の宇宙計画を監督するドミトリー・ロゴジン(Dmitry Rogozin)副首相は「打ち上げは計画通りに進行した。(
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打ち上げられたイプシロン=14日午後2時、鹿児島県肝付町、池田良撮影 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日午後2時、新型の固体燃料ロケット「イプシロン」を、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げた。イプシロンは、惑星観測衛星「スプリントA」を載せ、爆音を響かせながら上昇した。 イプシロンは全長約24メートル、重さ約90トン。液体燃料の大型ロケット「H2A」に使われている固体補助ロケットを1段目に流用し、部品の一体化やチェックの自動化などを進めたことで、打ち上げ費を先代の固体燃料ロケット「M(ミュー)5」から38億円に半減させた。 内之浦から大型ロケットが発射されたのは2006年以来7年ぶり。8月27日にも発射目前まで秒読みが進んだが、予定の19秒前に異常が誤検知され、中止されていた。この日の再挑戦には再び、大勢の見学者が集まり、発射を見守った。 関連記事イプシロン打ち上
ここまで3回にわたって、日本の宇宙政策新体制を関係者の証言から見てきた。今回は、1955年のペンシルロケット発射実験以来、日本はどのような体制で宇宙開発を推進してきたかを振り返る。 東京大学の学術研究から始まった宇宙開発は、1960年代末に政府の推進体制が固まった。この体制は1990年まではうまく機能したが、その後、機能不全に陥る。混乱は1998年の情報収集衛星の開発開始と、2001年の省庁統合でさらに増幅された。体制改革は2008年の宇宙基本法成立と2012年の体制改革を待たねばならなかった。 歴史を追うことで見えてくるのは、日本の政治の宇宙政策に対する不作為だ。今回は、その経緯を見ていこう。 1960年代末に日本の宇宙開発体制は成立した 日本の宇宙への取り組みは、1955年4月に東京大学・生産技術研究所の糸川英夫教授が全長23センチのペンシルロケットの発射実験を行ったところから始まる。
地球から5440万光年離れた銀河の中心にある巨大ブラックホールの位置を、極めて高い精度で特定することに世界で初めて成功したと、国立天文台などの研究チームが、8日付の英科学誌ネイチャーに発表した。[記事詳細]
クレーンでつり上げられ、陸揚げされるイプシロンの第1段ロケット(1日午後、鹿児島県肝付町で)=長野浩一撮影 2日午前2時頃、鹿児島県肝付町(きもつきちょう)の国道448号で、宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))の新型固体燃料ロケット「イプシロン」の第1段ロケット(長さ約11メートル、重さ77・4トン)を積んだ大型トレーラー(全長約20メートル)が故障し、動かなくなった。 ロケットが荷台に積まれたまま、現場では片側交互通行が続いている。 イプシロンは8月22日に同町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げ予定。JAXAによると、内之浦港から観測所に運ぶ途中の上り坂で、トレーラーの油圧が上がらなくなり、走行不能になったという。 JAXAは3日、現場でトレーラーを修理するか、代替車両を手配して移し替えるかを判断する。
地球ではいつでもどこかで、数知れないほど多くの動物が移動している。移動する場所や距離、その形はさまざまだが、誰もが生き残るために旅を続けているのだ。ある者たちは食料や避難する場所を探し求め、ある者たちは本能に刻み込まれた子供への愛に突き動かされて自分の子孫を残すために、驚くほど壮大で波乱に富んだ旅に挑む。このシリーズでは動物の旅に焦点を当て、さまざまな動物たちの驚きと神秘に満ちた移動の実態を紹介する。 毎年1億2400万人が空港を通ってアメリカに入国する。その絶え間ない人の波に紛れて、麻薬密輸等の犯罪行為も後を絶たない。そんな空の国境を守るのが、国土安全保障省に属する税関・国境警備局や国土安全保障捜査局の精鋭たちだ。運び屋が暗躍するのは空だけではない。メキシコとの国境を警備する検問所の取締官や、中南米と接する海域を巡視する航空海上部隊にも密着。あらゆる手法を駆使して密輸と闘う彼らの活躍を追
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(※)JAXAは翌日の会見で、あかつきは360回転しておらず、最大の傾きは42度だったと訂正。傾いた時間も、エンジン噴射から2分23秒後ではなく2分32秒後だったと訂正した。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月8日夜、金星探査機「あかつき」が、金星周回軌道投入のためにエンジンを噴射した際に大きく姿勢を崩し、1回転していたことを明らかにした。原因を調査し、6年後の軌道再投入につなげる。会見の様子はニコニコ生放送で中継され、約2万人が視聴した。 あかつきの高利得アンテナ(32kbps)を使い、約28Mバイトのデータをダウンロード。姿勢系のデータを解析した結果を、中村正人プロジェクトマネージャが説明した。 あかつきは、減速して金星軌道に乗るため、軌道制御エンジンを12分間噴射する予定だったが、噴射開始から2分23秒後の約5秒間で機体が360度ぐるりと回転したことが判明。機体が異常を感知し、
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