発色が違うのはおいといて、同じような距離から同じように撮って、一番違うのは背景のボケ具合。デジタル一眼は撮像素子が大きい分、同じようなセッティングで撮っても背景のボケ具合が全然違う。背景のボケが少ないと、どこでどう撮ったかが分かりやすい=観光記念写真的になる。逆に背景がボケるとメイン被写体によりフォーカスされるので、ポートレートにいい。 というわけで、人を撮るならやはり一眼なのだ。ボケ以外でもやはり写りが自然だしね。 では撮ってみよう。最初は広角と望遠の話。どのくらいの焦点距離で撮るか。3枚ともD90で撮っている。 広角、標準、望遠と3パターン撮ってみた。顔が同じようなサイズで入るよう、撮影距離を調節している(早い話が、後ろに下がりながら撮ったのだ)。 注目は2点あって、ひとつは顔の写り方。広角だと顔が立体的にちょっとコミカルに写る。鼻がちょっと大きめに、顔がぐんと飛び出る感じ。望遠になる