ヤマト運輸の「群馬新治センター」(みなかみ町)に勤務する20歳代の女性配達員が2011年7月から13年1月にかけて、法人顧客が発送したダイレクトメールやカタログのメール便約4150通を配達せず、このうち約1500通を焼却処分していたことがわかった。同社が5日、ホームページ上で発表した。 同社広報課によると、メール便が未配達だったのは、みなかみ町下津、沼田市上川田町、下川田町、屋形原町、岩本町。女性配達員が最近休みがちだったことから、同センターを管轄するみなかみ支店の支店長が1月30日に女性配達員宅を訪れた際、段ボール箱に保管されていたカタログなどを発見し、未配達が発覚したという。 女性配達員は「配達しきれなくなり、自宅に持ち帰ってしまった。周りに相談できなかった」と話しているという。 また、女性配達員が自宅で保管していたメール便のうち、11年7月から12年10月までの約1500通は、保管し