ただでさえ複雑なVLOOKUP関数の数式を、参照先となる表の変更に合わせて修正するのは大変ですよね。今回はテーブルの応用例として、「構造化参照」のテクニックを解説します。 前回はテーブルのメリットとして、「表の管理」「数式の入力」「入力規則の自動設定」の3つを紹介しました。【エクセル時短】第39回では、もう一歩踏み込んだテーブルの活用法を紹介します。 キーワードは「構造化参照」。「なにそれ?」と思った人は、ぜひ最後までお読みください! VLOOKUP関数には弱点がある 複数の表を対照してデータを取り出したいときには、VLOOKUP(ブイ・ルックアップ)関数をよく使うと思います。ビジネスでは鉄板の関数で、以下のような構文です。 =VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型) 例えば、製品コードに対応する製品名を取り出すケースを考えてみましょう。以下の1つ目の画面には[発注表]シート
