Officeで利用されている文書フォーマットの標準化を阻止しようとしているとして、MicrosoftがライバルのIBMを非難している。 Microsoftの幹部らは米国時間2月14日、サイトに公開書簡を掲出し、IBMが標準化プロセスへの影響力を行使して、ユーザーが享受する選択肢を狭めようとしていると主張した。同書簡にはさらに、IBMが自社の支持する文書フォーマットを指定するよう政府に働きかけているとも書かれている。 国際標準化機構(ISO)では現在、「Microsoft Office 2007」で採用された文書フォーマット「Office Open XML(OOXML)」を標準として承認すべきか否かをめぐり、評価を行っている。ISO標準であるかどうかを重視する政府機関にとっては特に、このプロセスが重大な意味をもつ。 競合するIBMをはじめとするMicrosoftの競合企業各社は、すでにISO
japan.internet.comの記事によると、Microsoft Office 2007が標準ファイルフォーマットとして採用しているMicrosoft Office Open XML (OOXML) のISO標準化プロセスが難航しているようだ。 OOXMLは、OpenDocument Format (ODF) と共に最近話題を集めているオフィス文書の標準規格である。 ODFは、標準化団体OASISによる認定を受けたあと、JTC1に於ける投票を経て、ISO/IEC標準 (ISO/IEC 26300) となった。OpenOffice.orgに標準ファイルフォーマットとして採用されており、最近は各国の政府関連機関で、ODF採用の動きが広がっている。 一方、OOXMLは、標準化団体Ecmaによる標準認定ののちISOにfast trackとして提出され、現在、JTC1での審議が行われている。
Microsoftの資金援助の下で運営されているオープンソースプロジェクトが米国時間2月2日、Microsoft Officeと、そのライバルであるOpen Document Format(ODF)規格の間でファイルフォーマットの変換を行うトランスレータを公開する予定だ。 Microsoftは2006年、3社のパートナーと組み、SourceForgeでのプロジェクトを開始している。このプロジェクトで開発されているのは、2種類のフォーマットでワープロ文書を開いたり、保存したりするためのコードだ。 MicrosoftのフォーマットであるOffice Open XML(OOXML)は、同社が最近発売したばかりの「Office 2007」スイートで採用されている。もう一方のフォーマットODFは、Microsoftの競合であるIBMやSun Microsystems、Novellが支援している。 こ
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