ゼロ年代に戻りたい このツイートを見て、ゼロ年代に提唱された「ゲームプレイワーキング」という概念が思い起こされてきた。ゲームプレイワーキングとは東浩紀らが「ギートステイト」というプロジェクトで提示した概念で、「労働がゲームそのものになる」という未来像である。 前回の記事でギートステイトについて書いたこともあって、ゼロ年代への郷愁を感じている自分がいる。Web 2.0、マッシュアップ、フィードがGoogleを超える、トーナメントからバトルロイヤルへ、新本格ミステリの条件、ハイテンションな自己啓発。あの頃のインターネットには、まだ見ぬ未来への期待があった。 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』では、ノスタルジーに囚われた大人たちが「20世紀」に回帰しようとする。僕自身、あの映画を見たときは「懐古厨乙」ぐらいの感覚だったのだが、ひろしの涙を他人事として見ていた僕たちが、気

