南三陸町で“1万人連絡取れず” 3月12日 22時8分 今回の地震による津波で宮城県は、大きな被害を受けた南三陸町で町の人口の半分以上に当たる1万人と連絡が取れなくなっていると発表し、自衛隊の協力も得て、所在の確認を進めています。 宮城県の災害対策本部は12日、今回の津波で大きな被害を受けている南三陸町の被害調査を行いました。その結果、町内の25の避難所におよそ7500人の町民が避難しているのを確認しました。しかし、町の人口の半分以上にあたる1万人と連絡が取れなくなっていると発表しました。中には南三陸町以外の場所に避難している人もいるとみられていますが、宮城県の災害対策本部は津波に巻き込まれた人も多くいるとみて、自衛隊の協力も得て、所在の確認を進めるとともに救助や捜索活動に全力を注ぐことにしています。