Googleは中国のオンライン検索市場から撤退したが、同社最大のライバルであるMicrosoftとBaidu(バイドゥ)の2社は、人口の多い中国において協力する契約を締結した。 具体的には、中国の検索エンジンであるバイドゥにおける英語のクエリに対し、Microsoftが検索結果を提供する予定だ、と両社の関係者らは現地時間7月4日、The New York TimesとDow Jonesに対して述べた。 バイドゥ関係者はThe New York Timesに対し、「この国では、より多くの人が英語の用語を検索するようになっている(中略)しかし、バイドゥはこれに対して十分なサービスを提供できていない。そこで今回の提携が、われわれの解決策である」と述べた。 バイドゥは中国最大の検索エンジンで、第2位はGoogleである。米Yahooと検索事業で提携しているMicrosoftは、検索市場におけるシェ