日本は独島近海の海底探査を行う理由について、海底の地名に関する問題と答えている。日本の意図を正確に把握することはできない。しかし少なくとも日本の説明では他の背景はないという。海底地名問題とは何で、どうして日本はこうした主張をしているのだろうか。 ◆日本が27年間先占 日本は1978年にすでに鬱陵島と独島の南側近海の海底に「対馬盆地」と名付けるなど、2つの海底地名を国際水路機構(IHO)に登録した。IHOの国際海底地名集など国際海図には江原道沖の海底は「対馬盆地」と表記されている。 韓国政府はこうした状況を2005年まで27年間放置してきた。2002年に新設された海洋水産部(省)傘下の海洋地名委員会は去年11月、「対馬盆地」とほぼ重なる地域を「鬱陵盆地」、日本が「俊鷹堆」と呼ぶ海底山には「異斯夫(イサブ)海山」と名付けた。これらを含む計18か所に韓国式名前をつけてある。韓国はこれを6月