島根県西部での大雨の影響で、JR西日本は豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」の5日の運行を取りやめた。6月17日の運行開始以降、運休は初めて。 JR西によると、運休となったのは、5日午前に京都駅を出発し、山陰線と山陽線を周遊する2泊3日のコース。予約客には電話で連絡し、払い戻しで対応するという。 【 2017年07月05日 13時12分 】
車内での大声の会話やホーム上の歩きスマホ……。電車に乗るとき気になるこんな行為。近畿の鉄道各社ではマナーの啓発方法に頭をひねる。 「みんなが困る アカンを探せ!」。阪神電鉄が作ったイラスト入りの下敷きだ。沿線の子ども向けに2万枚を作製し、今春から学校などを通じて配布している。車内で大音量の音楽を聴く人、駆け込み乗車をする人ら、様々な場面が描かれている。 誰のマナーがよくないか「正解」は書かれていない。これまでの下敷きは○×クイズなどだったが、今回は先生や保護者、友人らと話しながら一緒にマナーを考えてもらう狙いだ。 日本民営鉄道協会(東京)が昨秋に実施したアンケート(回答数2899人)で、迷惑行為1位は「騒々しい会話・はしゃぎまわり」。2位は「歩きながらの携帯電話・スマートフォンの操作」、3位は「座席の座り方」だった。阪神の担当者は「マナーに関する意見が絶えない。啓発も工夫が求められる」と話
緑が深まる山々をバックに「第三江川橋りょう」を渡る三江線車両=島根県美郷町で2017年6月10日、田原幹夫氏撮影 「葬式鉄」。縁起でもないが、現実にこういう言葉がある。狭い意味では、廃止される鉄道の最後の日にカメラを手に集まるファンを言うが、広い意味では、廃線などが決まった後に乗りに来る人たちを指す。 廃線決定後、「一度は乗っておきたい」という人たちが続々と三江(さんこう)線を訪れている。特にJRが春、夏、冬の期間限定で発売する普通列車一日乗り放題の「青春18きっぷ」の期間は、乗客が急増する。今年の3、4月のシーズンは、特に三次(みよし)駅(広島県三次市)を午前10時2分に出発して江津(ごうつ)(島根県江津市)に向かう便は、最近の三江線には珍しい2両編成にもかかわらず、席に座れないほどだった。「こんなに乗る人がいるのなら廃止しなくても……」という声も聞かれるが、廃線が取り消されたら来なくな
<大学4年になり、国鉄九州総局の採用試験を受けた。しかし、採用されなかった> 父が「国鉄に入れ」と言っていたし、九州に帰って両親と暮らすのが務めだと思ったのですが…。ほかの民間企業の内定を受けていたから、そっちでもいいか、と考えていました。合気道の先輩で金沢鉄道管理局におられた田尾憲男さんに相談したら、「翌年も国鉄を受けたらどうだ」と。「田尾さんの下で働きたい」という思いを強くし、留年を決断しました。そして、「今度は東京で受けよう。九州を見返してやろう」と熱くなりました。 <1年留年して昭和56年4月、国鉄に入社。半年の研修を経て、東京南鉄道管理局に配属された> 57年11月、鶴見線の無人駅を管轄する鶴見駅旅客営業センター(横浜市)に着任しました。そこで知り合ったのが、後に妻となる女性です。彼女は当時、鶴見線武蔵白石駅(川崎市)に近い富士電機川崎工場で、出張する社員の指定券などの手配をする
JR東日本は4日、2019年度までに県内の4路線に新型車両「GV-E400系」を導入すると発表した。現行車両の老朽化に伴う置き換えで、県内在来線への新型車両導入は14年のE129系(信越線など)以来。 導入するのは羽越線(新津-酒田)▽信越線(新津-新潟)▽米坂線(米沢-坂町)▽磐越西線(会津若松…
大井川のダム湖上に位置し「湖上秘境駅」として知られる大井川鉄道井川線の奥大井湖上駅(静岡県川根本町)に7日、臨時郵便局が開設される。若者の間で、絶景スポットなどの非日常的な風景を写真共有アプリで発信する文化が広がっていることに着目した同鉄道などが、SNSではなく手紙で写真を送ってもらおうと日本郵便の協力を得て夏限定で設置するもので、若者の手紙離れを食い止めようという狙いが込められている。 奥大井湖上駅は、湖にかかる赤い鉄橋がスイスの登山鉄道を思わせる、知る人ぞ知る秘境駅。臨時郵便局は駅そばにあるコテージを改装。内外装をスイス風に改めた上で、目立つスイス風の黄色い郵便ポストを置いた。 コテージ内にはスマートフォンなどで撮影した写真を出力できるプリンターも備えられており、来場者にはプリントアウトした写真を送るための海外風のオリジナルレターセットが無料で配布される。 「写真映え」を意味するフォト
弘南鉄道の沿線5自治体などでつくる「弘南鉄道活性化支援協議会」(会長・葛西憲之弘前市長)は4日、青森県平川市の津軽みらい農協会館で総会を開いた。同社は2017年度の経常損益について2656万円の赤字との試算を示した。少子化で通学客減少が続くことなどが要因。
JR東日本は4日、次世代新幹線の試験車「E956系」を2019年春に投入すると発表した。 試験結果を反映させた新型車両は、世界最速となる時速360キロでの営業運転を目指し、東北・北海道新幹線を走る「E5系」の後継とする。 試験車の先頭車両の一つは、先頭部分を「ロングノーズ」と呼ばれるE5系の形状よりも伸ばし、トンネルに入る時の騒音をさらに抑える形状にする。また、走行時の揺れを低減する装置、地震時に脱線しにくくする部品を組み込み、快適性と安全性を検証する。 国内の新幹線の最高時速は320キロ。JR東は05年、360キロでの営業運転を視野に試験車を投入したが、騒音対策で目標値を達成できなかった。冨田哲郎社長は4日の記者会見で「360キロ運転に向け、騒音やブレーキ性能を再検証する」と話した。新型車両の完成時期については「30年度に予定される北海道新幹線の札幌延伸よりも前を目指したい」とした。
ついに運行が始まったJR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」。豪華な内装が施された車内では、一流料理人が監修した料理の数々を堪能でき、沿線の立ち寄り観光も用意されている。料金は最大125万円。サービスも値段も最高級だが、豪華寝台列車をめぐっては平成25年にJR九州が「ななつ星in九州」を、今年5月にはJR東日本が「トランスイート四季島」の運行を始めるなどブームに沸く。最近では、観光や食事に特化した列車も増え、その数も全国に数十に上る。今、〝観光列車〟が熱い。 新婚旅行の夫婦も「ホームから身を乗り出さないでください」 6月17日、JR大阪駅(大阪市北区)は、早朝から異様な空気に包まれていた。9番ホーム周辺は、カメラや旗を持った鉄道ファンらが続々と集結。何人もの駅員が目を光らせ、声を張り上げていた。 人だかりの原因は、この日、大阪から山陰経由で下関に向けて出発する「
パリで生活していたことがある。そのときに感じたのは市内の移動費用が東京に比べてはるかに安いことだった。パリのメトロは区間運賃がなく、すべて均一の共通運賃だ。メトロ、路面電車(トラム)、バス、郊外へ行きの電車RER線、国鉄(SNCF)線すべての公共交通がこの均一運賃で利用可能となっている。1回の移動ごとに購入する切符が1.9ユーロ(約240円)。この切符が10枚セットになったカルネを購入すると14.5ユーロで、1枚当たり1.45ユーロ(約180円)。日本の都市交通の初乗り運賃程度でパリ市内を移動できる。 1日フリーパスの価格はわずか900円 90分以内であれば乗り継ぎもこの切符で可能だが、メトロ/バス、メトロ/トラム、 RER/バス等は乗り換えできない。そこで便利なのがフリーパスだ。パリとその郊外はゾーンで区間が区切られている。パリの中心部をゾーン1とし郊外に向けて放射線状にゾーン1、2、3
北海道新幹線の新函館北斗─札幌間の整備を進めている鉄道・運輸機構は、札幌市内のトンネルを約7.4km延長するなど計画を変更したと発表した。同区間のトンネル総延長が全体に占める割合は76%から80%に増加する。
1924年に輸入され“上州のシーラカンス”の愛称で親しまれる群馬県の上信電鉄の電気機関車「デキ」の製造元、ドイツのシーメンス社日本法人の幹部が高崎市の上信電鉄を訪れ、「長年の愛用に感激している」とし、感謝状を贈った。 ◎上州のシーラカンス 電気機関車で国内最古級の営業運転 上信電鉄は同年の全線電化に伴い、ドイツで電気機関車などの製造を行っていたシーメンス・シュッケルト社からデキ3両を購入し、セメントや石灰石などの貨物輸送を中心に活用した。今でも2両がイベントなどで使われており、同社のデキは国内で営業運転する電気機関車で最古級とされる。 シーメンス社が日本に進出して今年で130年になることを受け、製品の歴史などを調べていたところ、上信電鉄のデキの輸入から93年たった今も、現役で運行していることを知り、その縁で面会が実現した。 訪れたシーメンス日本法人の藤田研一社長とシュテファン・シュパ
県は福井市中心部で路面電車を循環させる可能性についての調査結果を明らかにした。福井鉄道福武線「福井駅」を起点に、県道のお泉水通りとフェニックス通りを東西に結ぶ三ルートが可能と結論付け、事業費は少なくとも三十九億~四十七億円と見込んだ。県は今後、まちづくりの検討材料にしていく。 三日の県議会総務教育委員会で説明した。県交通まちづくり課によると、三ルートはいずれも反時計回りの単線運行を想定。途中に二、三駅を設けた。循環ルートにより、福井駅への乗り入れ本数を増やせる。 さくら通り経由のルートAは、県国際交流会館や養浩館庭園などの文化施設へと向かう需要が見込める。松本通りのルートBと県福井合同庁舎前通りのルートCは、文化施設へのアクセスに加え、市が商業や医療・福祉などの都市機能を計画的に誘導するよう定めた区域内のため、多くの新規需要が期待できる。
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日根野駅近くの踏切に設置されたLED製の看板。英語や中国語で立ち止まらないよう呼びかけている(泉佐野市で) ◇関空近く 外国人あわや JR西日本は、泉佐野市の阪和線日根野駅そばの踏切に、3か国語で速やかな横断を呼びかける発光ダイオード(LED)製の看板を設置した。関西空港に近く、外国人観光客の利用も多いが、ルールを知らずに遮断機の下りた踏切内で通過待ちするなど、あわやの事態が後を絶たないためだ。安全に旅行を楽しんでもらえるよう、鉄道会社も知恵を絞る。(浦野親典) 「Danger!Don’t stop!」「危険!不要停留!」……。 駅のすぐ南側にある日根野南一踏切(幅7・2メートル、長さ26・5メートル)。警報音が鳴り始めると、線路脇のフェンス上に設置された4枚の看板(縦0・2メートル、横1メートル)に、英語、中国語、韓国語で「危険!止まるな!」とのメッセージが流れた。遮断機が下りると、表示
<昭和31年、福岡県大牟田市生まれ。地元の小中学校を経て、福岡県立三池高校に進学した> 妹がいたのですが、早産で、すぐに亡くなりました。そのため、父、母、祖母と暮らしていました。 中学校生活はタフでしたね。勉強をしなかったので何でもできたのです。当時、「柔道一直線」というテレビドラマがあり、すっかり影響を受けて柔道部に入りました。白帯で終わりましたが…。ブラスバンド部の指揮もやりました。後にフォークソンググループ「クラフト」を結成するパーカッショニストの松藤一英君が、同級生でメンバーにいました。さらに、生徒会長もやりました。書記でいたのが、今では大阪大教授であり、国際政治学者として活躍する坂元一哉君です。 忙しい中学校生活とは逆に、高校は帰宅部。土曜は授業が終わると家まで一直線でした。昼間にテレビ放映されていた「吉本新喜劇」を見たくて。ただ、高校でも一緒になった坂元君が、今度は生徒会長にな
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